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同人音声のための、 最高の視聴体験を求めて【サブカル×デザインMeetUP!】
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viviON Design
February 14, 2025
Design
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910
同人音声のための、 最高の視聴体験を求めて【サブカル×デザインMeetUP!】
https://note.com/vivion_design/n/n582bf710a67c
viviON Design
February 14, 2025
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Transcript
同人音声のための、 最高の視聴体験を求めて 古賀 国朗 サブカル×デザインMeetUP!
制作会社やスタートアップで様々なデザインに関わっ た後、2021年にUIUXデザイナーとして入社。現在 はDLsite Soundのプロダクトマネージャーを務め ながら、UI/UXデザイナーとしても社内のプロジェ クトに参画。 古賀 国朗 Koga Kunio
プロダクトデザインチーム リーダー
二次元総合ダウンロードショップDLsiteで購入した音声作品を、 最高の環境で視聴するための2023年に誕生した音声プレイヤーアプリ。 累計85万DL突破!
今日のテーマ 同人音声のための、最高の視聴体験を求めて
音声コンテンツの文化を理解する 02 01 音声コンテンツを活かす表現にこだわる インプット アウトプット
音声コンテンツの文化を理解する 01
そもそも「同人音声」とは?
そもそも「同人音声」とは? 音楽? ポッドキャスト? 音声学習?
世界観に没入する音声 世界観に没入する音声 同人音声とは
DLsiteが取り扱う音声作品例
DLsiteが取り扱う音声作品例
最初は文化を理解できていなかった 音声プレイヤーなのに画像やテキスト ファイルビューアって重要なの? 音声プレイヤーなのに画像やテキスト ファイルビューアって重要なの? 音楽と違ってストーリー仕立てだし シャッフル再生使わなくない? 音楽と違ってストーリー仕立てだし シャッフル再生使わなくない?
どうやって理解を深めていくか
作品を楽しむユーザーの声をリサーチする 客観視
購入前後のユーザーフロー可視化 DLsite全体のユーザーフローをインタビューやアンケートを元に可視化。 ユーザーのコンテンツとの関わり方を明確にする。 作品を楽しむユーザーの声をリサーチする
機能のニーズ調査 ユーザーがコンテンツと触れるうえで抱える課題に対して仮説を立てて、 その解決方法である機能に受容性があるかリサーチを行う。 その他、エゴサもよくしてます 作品を楽しむユーザーの声をリサーチする
自分が熱量を持ってコンテンツを楽しむ 主観視
熱量を持ってコンテンツを楽しむ 自分が本当に好きになれる作品を探す 1ユーザーとして楽しめる作品・ジャンルを見つけて、とにかくたくさん聴く。
作品のトレンドをキャッチアップする トレンドは移り変わるのでランキングやSNSもチェック。 作品の楽しみ方が変わることもある。 いつの間にかプライベートでも音声作品を作るようになりました 熱量を持ってコンテンツを楽しむ
客観視 幅広くフラットにリサーチする 客観視 幅広くフラットにリサーチする 主観視 狭く熱量高くコンテンツを楽しむ 主観視 狭く熱量高くコンテンツを楽しむ 両方の視点があることで、 情報だけでなく自身の感情でも理解が深まる
音声プレイヤーなのに画像やテキスト ファイルビューアって重要なの? 音声プレイヤーなのに画像やテキスト ファイルビューアって重要なの? 音楽と違ってストーリー仕立てだし シャッフル再生使わなくない? 音楽と違ってストーリー仕立てだし シャッフル再生使わなくない? 大きいジャケットイラストとか、テキ ストファイルに書いてあるキャラ設定
も見ながら作品を聴きたいし、それも 含めて作品への没入だよ! 囁き声を集めたプレイリストを毎日違 う気分で楽しみたい、1時間超えの作 品が多いからパート単位で聴いても楽 しめる作りになってる場合も多いよ! 文化をインプットすることで、 最高の視聴体験のための優先度を適切に判断する
音声コンテンツを活かす表現にこだわる 02
プレイヤーアプリだしシンプルに徹するべき?
カスタマージャーニーマップで考えてみる
コンテンツを楽しむ時は、 ユーザーの気持ちが最も上がる時 気持ちを上げて、コンテンツを活かす表現にこだわる
スタート画面 アプリを象徴する専用イラストをご依 頼。起動時から非現実な世界観に没入す る体験を提供。
ストア画像やLPなど、アプリ周辺のクリエイティブも統一
エンプティステート・ 機能説明 アイコンをそれぞれのステータスに対応 するよう作り込み、機能に対してワクワ クする期待値を上げる。
コンテンツが無い画面でも気持ちを下げない
プレイヤー画面 没入には画像が重要。大きければ大きい ほど良い。コンテンツをより魅力的に見 せる表現にこだわる。
作品画像を魅力的に見せるためのカラー設計を定義 デザインシステム
デザイナーも熱量を持って文化を理解し、 それを活かす表現にこだわり続けることが、最高の体験を作るために必要。 サブカルコンテンツには熱量が詰まっている まとめ
@vivion_design プロダクトデザインチーム Xやっています!
ご清聴ありがとうございました!