Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Vibe Coding デザインシステム
Search
poteboy
October 26, 2025
Design
1.9k
3
Share
Vibe Coding デザインシステム
モバイルアプリのUIデザイン実践術 ~個人開発で役立つ構築フロー〜 で発表させていただいた登壇資料です。
poteboy
October 26, 2025
More Decks by poteboy
See All by poteboy
現代CSSフレームワークの内部実装とその仕組み
poteboy
10
5.3k
Kuma UIの設計思想と 頑張らないゼロランタイムCSS-in-JS
poteboy
4
2.4k
CSSパフォーマンスに関する計測結果
poteboy
4
2.3k
Kuma UIのこれまでとこれから
poteboy
7
5k
近代フロントエンドの歴史とKuma UIの登場意義
poteboy
4
5.2k
Other Decks in Design
See All in Design
設計と制作 意図を形に表す / Design and Making: Intent Made Form
usagimaru
3
1.6k
つくり方を変えていく | change-how-we-build
mottox2
2
1.2k
AI時代に必要な アイデアの形
uxman
0
170
30分でわかるインサイトマネジメント(2025年12月バージョン)
centou
1
520
モビリティプラットフォームの未来を築くクラウド基盤
kossykinto
0
260
Goodpatch Tour💙 / We are hiring!
goodpatch
31
1.1M
アンエシカルデザインの枠組みの提案 -HCD-Netダークパターン研究会活動報告-
securecat
1
620
2026年、デザイナーはなにに賭ける?
0b1tk
0
530
The Art of Caring
klemens
0
300
Diverse Design Team Deck
diverse
0
1.4k
デザイナーが主導権を握る、AI協業の本音と実践
satosio
7
3.2k
生成AIの不確実性を価値に変える、「ビズリーチ」の体験設計 / KNOTS2026
visional_engineering_and_design
6
1.1k
Featured
See All Featured
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
515
110k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.8k
First, design no harm
axbom
PRO
2
1.2k
Everyday Curiosity
cassininazir
0
200
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
287
14k
The agentic SEO stack - context over prompts
schlessera
0
760
Practical Orchestrator
shlominoach
191
11k
HDC tutorial
michielstock
2
630
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
55
3.3k
How to optimise 3,500 product descriptions for ecommerce in one day using ChatGPT
katarinadahlin
PRO
1
3.5k
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
5k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
247
13k
Transcript
Vibe Coding デザインシステム @ Findy モバイルアプリのUIデザイン実践術 By poteboy
自己紹介 普段は受託や技術顧問をしながら、個人開発でプロダ クトを作っています。 特にUIを軸にキャリアを積んできました - 上場企業の元FEテックリードとして、デザインシス テム構築を推進 https://zenn.dev/poteboy/articles/4739b882e22961 - OSS活動で
- 自作UIライブラリで⭐2k - ⭐13kのUIライブラリで元コアメンバー - ⭐17kのUI描画最適化ライブラリの元コアメン バー
個人開発者として 過去に色々なサービスを作ってきました - 筋トレ記録サービス - 作業通話サービス - 行きたいとこリスト管理サービス - 言語学習サービス
個人開発の楽しさも、大変さも一通り経験してきました。
個人開発の大変なところ 個人開発では、やることが多岐に渡る - 要件定義 - デザイン ★ - 開発 ★
- ユーザーサポート - マーケティング これら全ての分野でプロレベルになるのは(私のような凡人には)不可能! 能力・時間的制約がある。
60点のUIを目指す プロと同じクオリティを目指すのは難しい そこで私が取っている戦略は、60点でいいから基本を大きく外さない 意匠を目指す。 ここでいう基本とは▶デザイン4原則 - 近接 - 整列 -
反復 - 対比
デザイン4原則 1. 近接 a. 関連する要素同士を近づけてグループ化すること b. 商品名、商品画像が近い場所にあれば、ユーザーはそれらが関係性があると認識できる 2. 整列 a.
関連する要素を一定のルールに沿って配置する b. 同じ内容について書かれた文章を左揃えにする、など 3. 反復 a. 同じ要素を一定のルールで繰り返す b. 色やフォント、形などの要素を繰り返し使い、一貫性を保つ 4. 対比 a. 要素に強弱をつけて、優先度を視覚的に伝える b. 見出しと本文のサイズや太さの差を設ける
💡デザインシステムを作って AIに学習させよう 理論は分かったけど、どう実践するか?
デザインシステムとは何か デザインシステム自体に標準化された規約があるわけではないが、提唱者である Nathan Curtis氏は以下のように定義している デザインシステムとは、デザインにおけるスタイル、UIコンポーネントのライブラリ、そし てその他のルールにまつわるドキュメント つまり、再利用可能な部品と、それらの使い方のガイドラインをまとめたものと解釈でき る
デザインシステム ≠コンポーネント集 開発組織におけるデザインシステムはしばし「UIコンポーネント集」として扱われることが 多いが、ここでより重要となるのがデザインガイドライン 参考: https://design.digital.go.jp/dads/foundations/color/
作成したデザインシステムを AIに学習させる 右の画像は、実際に個人開発プロジェクト内で作成しているデ ザインシステムUIコンポーネント集を格納したディレクトリ。ここ に、CLAUDE.md などのAIエージェント向けガイドラインドキュ メントを作成する これらをAIに読ませることで、どの場面でどのコンポーネントの どのVariant &
Property を利用すれば良いかAIにガードレー ルを与える。
実践: ガイドラインを兼ねたコンポーネント作成 右のコードは、実際に個人開発で使用 しているTypographyコンポーネントの 実装例。 実装の型定義にJSDoc(ソースコードに アノテーションを追加するために使われ るマークアップ言語)を記述し、どの場 面でどのvariantを使えば良いかAIが理 解しやすいようにする
便利サイト : Mobbin UIコンポーネントとデザイントークン、そ の利用方法が固まったら、あとはどの ような画面を作るか。 Mobbinというサイトでは、右図のよう に、画面フローごとにスクショが掲載さ れているのでこれをAIに喰わせて、あと は自前のデザインシステムに準拠する
ように指示すればOK https://mobbin.com/apps/duolingo-ios-688f6e68-12be-4b63-80b7-8377c848 2911/3ab2b3f6-d58d-4f95-94a7-40218b484216/flows
Vibe Codingデザインシステムの完成 デザインシステムと実装する画面の参考画像を用いた上で、最終的にAIエージェントに 指示するプロンプトは以下のようになる。
まとめ - 個人開発のUIデザインは60点を確実に 取りに行く戦略 - そのために、デザイン4原則に従い、そこを逸脱するデザインを作らない - とはいえ素人が一朝一夕で実践するのは難しい - ので、プロジェクト内でデザインシステム
を作り、4原則を達成するガイドラインを制 定することで、そのルールがAIエージェントに学習させることで、基本に忠実 な成果 物が出来上がる - 作りたい画面のイメージはMobbinのようなサイト から拝借し、それを先ほど定義し たデザインシステムに則ってAIに実装させていくイメージ