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OSGeo財団のご紹介 と CS立体図にみるオープン戦略

wata909
January 21, 2017

OSGeo財団のご紹介 と CS立体図にみるオープン戦略

wata909

January 21, 2017
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  1. 自己紹介 • 略歴 – 東京都立大地理科(学部) • 地理学出身 – 東京工業大学(修士・博士) –

    農研機構 • 農業環境変動研究センター • 研究テーマ – 農村地域における歴史的土地利 用変化の解明 – FOSS4Gを利用した地理空間 情報の利活用手法の検討 • 活動 – OSGeo財団日本支部・副代表 3 はじめに
  2. FOSS4Gってなに? • FOSS4Gとは「Free and Open Source Software for Geospatial」の略 –

    誰もが、自由に、入手・修正でき、どの様な 目的でも使える地理空間ソフトウェアのこと – 同時に、そうしたソフトウェアの開発者や ユーザーが集まる会議の名前でもある • OSGeo財団が主催する国際カンファレンス • 世界各国の支部が主催するイベント – さらに、そうしたソフトウェアに関わる人々 のコミュニティを指すこともある • FOSS4Gコミュニティとか 12 OSGeoとFOSS4Gについて
  3. OSGeo財団ってなんですか? • こうしたオープンソースGISコミュニティ を支えるために設立されたのが "OSGeo財団"です • 「The Open Source Geospatial

    Foundation」の略 – OSGeoはコミュニティ主導のGISやマッピン グプロジェクトの"傘"になります OSGeoとFOSS4Gについて 13 http://www.osgeo.org/content/news/news_archive/ open_source_geospatial_foundation_initial_press_release.html.html
  4. まだタイミングがいいのが続きます • インディゴの松澤さんが、Leafletで実装 – 12月9日! • FOSS4G Advent Calendar 2016のネタ

    29 CS立体図活用にみるオープン戦略の有効性 http://qiita.com/frogcat/items/b9aaa3df866a89d46ef5
  5. 地図タイルとDeep Learning • 既に膨大な量のデータが存在する – 教師、学習、検証データの入手に事欠かない – Terrapatternが初めてか? • 地物の意味情報はOSMからとっている

    – 当方の取組は、ノーザンシステムサービス様に(汗 41 CS立体図にみるオープンイノベーションの可能性 http://qiita.com/Yuki_Nakahora/items/ef093700f42e37c54330 http://jp.techcrunch.com/2016/05/26/20160525terrapattern-is-a-neural-net-powered- reverse-image-search-for-maps/
  6. 地図タイルベースのWebGIS • CS立体図の活用はその第一歩 – 利点 • GISのワークフローの劇的な改善 – 前処理が効率化できる •

    開発した手法の汎用的に使える – データがタイルになっていればいい • 既に様々なリソースがある – 地理院タイル、OSM、川だけ地図、迅速測図、etc… – 欠点 • 特に、高緯度での定量的評価 42 CS立体図にみるオープンイノベーションの可能性