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印刷会社はXMLで飛躍する / 20121102-xml-nakanishi
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XSPA
May 03, 2015
Technology
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印刷会社はXMLで飛躍する / 20121102-xml-nakanishi
学術情報XML推進協議会(XSPA) 第2回 記念講演会
日付: 2012年11月2日 (金曜日)
場所: 独立行政法人 科学技術振興機構 東京本部 B1 大会議室 (サイエンスプラザ)
XSPA
May 03, 2015
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Transcript
印刷会社は XML で 飛躍する 2012.11.2 「XMLが開く学術出版の未来」 中西印刷株式会社 中西秀彦
学術印刷会社の役割 | 印刷の工程の2つ | 組み版 • 情報の整理・可読性を高める工夫 | 印刷・製本 • 大量複製 |
もはや印刷に期待できない。あるにこしたことはないが | 組版工程への付加価値増 1. より高付加価値の組み版志向 • 数学・古文書など→市場先細り 2. オンライン用組み版
冊子体作成とオンライン作成の差 | 冊子体 | 紙の上で読みやすいこと | レイアウト志向 | 写真などの精度が高い | オンライン | 画面で読みやすいこと •
段組みがない。ページがない | ハイパーリンクの付加 | 写真精度は求められない(今のところ) | PDFはオンライン特性を犠牲にした形 式
コンテンツ作成の二度手間 | オンラインジャーナルと冊子体、内容は同一 | 製作法が違うが、別々に作ると二度手間 | この場合PDFは冊子体と同視しうる | 構造化組み版による自動製作 原稿 構造化ファイル
PDF オンライン 冊 子 体
鍵はXML | 構造化組版はXMLに集約 | オンラインのXHTML | 電子書籍のEPUB | 見栄えより文書の構造を優先 | 人間にも機械にも読みやすくする | 必要な情報を整理 | 情報過多社会に必須
なぜ日本ではXML化されなかったか? | 確立した日本語DTDがない | 学会側の紙ベースの発想 | 微細な組み版へのこだわり | 印刷会社の対応遅れ | 学術印刷のスイッチングコストの高さ | しかし一気に進めないと、日本語情報発信は 壊滅する
印刷会社側の問題 -SGMLの反省 | 印刷屋と学会の関係 | 印刷技術の職人依存 • ITより慣れた職人と編集員 | 印刷会社のITレベル • OLJ対応の困難 •
SGMLやSISTへの無理解 | 学会側の認識 | 「印刷屋が対応できないものを導入するな」 | SGML対応の印刷会社の技術囲い込み | 国外への流出を招いただけ
インドの印刷会社の躍進 | ヨーロッパの出版社のインドシフト | ハイテクインド | ローテクジャパン | コアな組版技術はインドへ移転
日本からの発信の重要性 | アメリカ・ヨーロッパ・アジアという3誌体制 | American Journal, European Journal | そして Asian Journal | このままではアジア代表誌がChinese Journalに なりかねない | 海外でRejectされてアイデアだけが漏洩しな いか
| 日本で日本の税金を使った研究成果を海外 出版社に金を払って読むのはおかしい
日本からの発信強化 | =(イコール)日本の印刷会社の実力向上 | 印刷会社の編集力維持=日本の発信力強化 | インドに勝る技術力を日本の印刷会社がつける | 日本語XMLという莫大な市場へ切り込む | 理系誌から文系誌のOLJ化進行 • 日本史・日本文学・社会学・科学史・科学哲学 | 研究の世界水準の維持には徹底した日本語OLJ
• 紀要・地方学術誌・研究会誌の維持 | 英語雑誌をインドから取り戻すためにも
印刷会社のジレンマ | オンラインを進めれば印刷がなくなる | 紙の利点を訴える方向が正しいのでは? | 既存の設備が無駄になる | 長期的に紙は消滅の方向 | 縮小する一方の印刷ビジネス | 残存者利益は甘い考え | オンラインを進めれば紙がついてきます | 今時、紙だけという選択は学会にない いまのところは
学術情報XML推進協議会 | 印刷会社のXML対応を強化することで、世 界への発信強化 | 技術囲い込み戦略からの脱皮 | 競争相手は国内ではなく、インドから世界へ | 日本語のXML規格を世界水準へ | 加盟をお願いします | 年会費がたったの50,000円