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J-STAGE全文XML登載必須化について

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June 30, 2026

 J-STAGE全文XML登載必須化について

2026/6/29 XSPA JST共催ウェビナー資料

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  1. J-STAGE 2 ◆ 1999年サービス開始 ◆ 収録誌数: 4,396誌 収録記事数: 6,002,235記事 (2026/3/31現在、誌数には刊行終了誌や

    予稿集を含む) ◆ 我が国の科学技術刊行物の国内外への情報 発信及び流通を促進 ◆ オープンアクセスを推進 ◆ データの作成・公開・運用は各発行機関 (J-STAGE利用学協会等)が実施 ◆ わが国の学協会の半数以上が利用 日本の学協会等が発行する学術ジャーナルの 電子出版を担うプラットフォーム 8割以上のジャーナルが無料
  2. 2012年 J-STAGE3 Journal@rchiveサイトと統合 デザイン・ユーザーインターフェースの刷新、XML形式対応 2015年 登載対象コンテンツ拡大・Web登載機能追加。 2017年 新インターフェースを適用 2018年 ジャーナルコンサルティング

    パイロット開始 J-STAGE事業の変遷 3 1999年 J-STAGE~J-STAGE2:ジャーナルの電子化/流通促進が主目的 ジ ャ ー ナ ル 電 子 化 が 主 目 的 2019年3月 J-STAGE中長期戦略策定 オ ー プ ン サ イ エ ン ス 対 応 や ジ ャ ー ナ ル 強 化 に 重 点 を シ フ ト 2020年3月 データリポジトリJ-STAGE Dataリリース 2022年3月 プレプリントサーバJxivリリース ダッシュボード機能リリース 登 載 情 報 の 品 質 向 上 と 発 信 力 強 化 を 事 業 の 柱 に 追 加 2024年5月 J-STAGE中長期戦略改定 2024年6月 バーチャルイシュー機能リリース 2025年12月ベーシック投稿審査システムパイロット運用開始 2026年4月 全文XML登載必須化アナウンス掲示 その他 即時OA対応、メタデータ項目の拡充など
  3. J-STAGEのXML推進の経緯 2004年 J-STAGE2システム運用開始 全文HTML公開機能をリリース XML推進の年表 4 2019年3月 JATSバージョンアップ(0.4→1.1)対応 2020年9月 全文XML作成ツールリリース

    2022年3月 全文XML作成ツール機能改修リリース 2024年5月 中長期戦略改定、R6~R10の事業ロードマップ公開 施策の展開方向に全文XML推進に関する記載 https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/JstageStrategy/-char/ja 2025年3月 全文XML作成ツールに一本化するべく、書誌XML自動作成ツール提供終了 2012年5月 J-STAGE3システム運用開始(JATS-XML対応) 書誌XML自動作成ツールリリース 2026年3月 全文XML作成ツール機能改修リリース(書誌事項編集GUI化等) 2026年4月 全文XML登載必須化アナウンス https://www.jstage.jst.go.jp/static/files/ja/pub_JstageStrategy_decisions2025.pdf
  4. J-STAGEにおける全文XML登載の状況 5 2012年 度 2013年 度 2014年 度 2015年 度

    2016年 度 2017年 度 2018年 度 2019年 度 2020年 度 2021年 度 2022年 度 2023年 度 2024年 度(2025 年7月ま で) 2025年 度 カレント誌数 892 945 985 997 1321 1681 2178 2497 2662 2919 3099 3300 3656 3705 うち書誌XML形式 117 229 385 454 576 965 1087 1502 1585 1718 1838 1941 2176 2209 うち全文XML形式 20 32 34 37 45 63 75 109 119 148 158 176 252 281 892 945 985 997 1321 1681 2178 2497 2662 2919 3099 3300 3656 3705 117 229 385 454 576 965 1087 1502 1585 1718 1838 1941 2176 2209 20 32 34 37 45 63 75 109 119 148 158 176 252 281 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 XML形式利用誌数の推移 カレント誌数 うち書誌XML形式 うち全文XML形式 カレント誌に占める 全文XML登載誌数 の割合:2% 全文XML作成ツールリリース→ (2020年9月) 全文XML作成ツール改修 (2022年3月)→ 4.4% 5% 5.1% 5.3% 6.9% 7.6%
  5. 全文XML登載とは 6 • 書誌事項部分だけでなく論文本文部分も構造化テキ スト(XML)として記述することを言います。 • J-STAGEではJATS(Journal Article Tag Suite)という

    米国NISOの標準化規格となっているXMLのタグセット を採用しています(バージョン1.1)。 https://jats.nlm.nih.gov/publishing/tag-library/1.1/ https://xml-sch.com/jats/tag-library/ver2/1.1-J/
  6. 全文XML登載の意義 7 • J-STAGE運営アドバイザリー委員会での議論では、 以下の点が挙げられました。 1. メタデータ及び本文が機械可読な形式となることで精緻で迅速なインデ クシング、自動翻訳、引用分析、メタ分析(生成系AI等も含む)、論文利 用の権利や利用許諾の範囲の把握などさまざまな用途に円滑かつ自 動的に提供される

    2. 投稿受領及び査読管理の段階から、出版まで発行機関が管理できる 体制が構築でき、論文閲覧するためのHTML形式やPDF形式による出 版形式を体系的かつ整合的に提供できる 3. XMLによる出版プラットフォームは国際標準であり、この基盤と接続す ることが必須である
  7. 全文XML登載によるメリット 12 • 閲覧がスムーズに行える(ハイパーリンクによる移動、 他システム連携等) • ブラウザによる翻訳機能が利用しやすい • アクセシビリティ的(読み上げ等)に優位である •

    アーカイブ(学術情報の記録)としても重要である • 文献データベースサービス等に迅速に収載される • HTML公開したジャーナルのアクセス数は増加傾向
  8. HTML公開によるアクセス状況変化 • 分析対象 – 各分野のセットには、HTML化誌1誌と分野、アクセ ス数、年間資料登載数の近い非HTML化誌3誌を含 めた • セット1:人文社会科学分野 –

    年間アクセス数30,000前後・資料登載数10件前後 • セット2:医学分野 – 年間アクセス数100,000前後・資料登載数30件前後 • セット3:化学分野 – 年間アクセス数50,000前後・資料登載数20件前後 調査方法(続き) 16
  9. 満足度調査による閲覧者からの要望 令和7年度調査結果より 22 タイトル 要望内容 PDF内文字検索・ OCR対応 ・全文テキスト表示とAIによる自動他言語翻訳機能の追加 ・JSTAGEによる公表内容のライセンシング強化 ・商用出版社では無く,自国による研究リソースの管理と公表の強化

    全文テキスト表示(PDFではない)を用いたAIによる全文他言語翻訳機 能の実装 検索出来た論文のフルテキスト表示の向上を期待します。 PDF表示・ダウンロード 機能の改善 数式のTex形式やマークダウン形式への変換 PDFとテキスト両方で。 古い文献を、映画でいうところのリマスターしてほしい。 pdfで出力できない文献がある時には他のサイトで入手しています。 英文のデータの場合のAIでの翻訳機能をつけていただくと幸いです。 論文のPDFを開いてからトップページに戻るのに、戻るボタンを2回押さ なくてはならないようです。1回で戻りたい 全情報が、英文⇔和文に変換できるようにしてほしい。
  10. 満足度調査による閲覧者からの要望 令和7年度調査結果より 23 タイトル 要望内容 文字の拡大機能 高齢になってきたので活字を大きく 表題もう少し大きく 私はディスレクシアがあるため、文字の詰まった論文を読むのは大変で す。音声や、レイアウト変更等があると便利だと思います。

    機械翻訳・多言語対応 自動翻訳で、日本語 → 英語 への翻訳文を作成できると便利ですが、 国際競争の激しい分野や企業にとっては、やぶへびになりかねない面 はあると感じます。諸刃の剣だと思います。 AI自動翻訳・日本語まとめ機能 外国語文献の翻訳機能を付けて欲しい。 機械翻訳機能はブラウザのものを用いればよくそのためにはHTML版 の公開があればよい。 閲覧機能について DL前に全文を読めるとありがたい(DLして読んで違ったな・・・)というプ ロセスを減らしたい。
  11. J-STAGEにおける全文XML登載必須化-1 25 • 資料種別「ジャーナル」で、令和 11 年度中にカレント 公開記事を全文 XML 形式で登載すること (「短信」「編集後記」等の論文以外の記事種別につい

    ては必須とはしない) • 最低限のタグ付け基準(後述)を設定 • PDF登載を任意化 • XML登載とPDF登載の時間差(6ヶ月まで)を許容
  12. J-STAGEにおける全文XML登載必須化-2 26 • 最低限のタグ付け基準: ➢ front 要素(記事及び掲載誌のメタデータの記述)、body 要素 (本文)、 back

    要素(付録、謝辞、引用文献、用語一覧等)、floats-group(図、 表、数式、写真(動画含む)等)から構成されていること ➢ body 要素(本文)が、セクションの階層構造から構成されていること ➢ floats-group のタイトルがタグ付けされていること ➢ floats-group の各要素タグがそれらを参照する本文の近くに配置さ れ、もしくは本文と各要素の間に記事内部リンクが張られていること ➢ 表のデータ形式について、値をテキスト形式で構造化して表現されて いることが望ましいが、画像ファイルによる公開も可 ➢ 数式のデータ形式は、MathML または TeX で記述することが望まし いが、画像ファイルによる公開も可 ※floats-groupは図、表、数式、写真(動画含む)の総称。
  13. 27 <body> <sec id="S1"> <title>Introduction</title> <p> ……1) </p> </sec> <sec

    id="S2"> <title>Methods</title> <p>…is shown in the Fig1 … </p> <fig> <label>Figure1</label> <graphic (画像メタ)/> </fig> <p>…</p> </sec><sec id="S3"> <title>Results</title> <p> …… Table1 shows the experimental results … … … </p> <fig> <label>Table1</label> <graphic (表の画像メタ)/> </fig> <p> …(See Photo1.) … …</p> <fig> <label>Photo1</label> <graphic (写真画像メタ)/> </fig> <p>……
  14. J-STAGEの全文XML登載推進への取り組み-3 • J-STAGEセミナーでの講演 – 2024年8月「新たなJ-STAGE中長期戦略により目指す未来とジャーナルの取り組み」 • XSPAとの共催セミナー – 2012年6月と11月「XMLがひらく学術出版の未来」 –

    2013年7月「PMC搭載とXML作成 -OAプラットホームとしてのPMCとその掲載の実際-」 – 2014年3月 – 2014年11月「XMLとXSL 入門セミナー」 – 2024年12月「JATS XML初心者セミナー」 – 2026年1月「JATS XML初心者実践セミナー」 • その他イベント – 2015年9月 JATS-Con Asia 33