Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
呪符式高速詠唱シェル芸 3
Search
xztaityozx
July 23, 2023
Programming
0
670
呪符式高速詠唱シェル芸 3
第65回シェル芸勉強会のLTで使った資料です
xztaityozx
July 23, 2023
Tweet
Share
More Decks by xztaityozx
See All by xztaityozx
音声合成してみよう
xztaityozx
2
1.6k
Other Decks in Programming
See All in Programming
シールドクラスをはじめよう / Getting Started with Sealed Classes
mackey0225
3
430
Boost Performance and Developer Productivity with Jakarta EE 11
ivargrimstad
0
1.6k
Pinia Colada が実現するスマートな非同期処理
naokihaba
4
210
シェーダーで魅せるMapLibreの動的ラスタータイル
satoshi7190
1
470
Snowflake x dbtで作るセキュアでアジャイルなデータ基盤
tsoshiro
2
500
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
200
Why Jakarta EE Matters to Spring - and Vice Versa
ivargrimstad
0
730
Enabling DevOps and Team Topologies Through Architecture: Architecting for Fast Flow
cer
PRO
0
190
ペアーズにおけるAmazon Bedrockを⽤いた障害対応⽀援 ⽣成AIツールの導⼊事例 @ 20241115配信AWSウェビナー登壇
fukubaka0825
5
1k
現場で役立つモデリング 超入門
masuda220
PRO
15
3.1k
Content Security Policy入門 セキュリティ設定と 違反レポートのはじめ方 / Introduction to Content Security Policy Getting Started with Security Configuration and Violation Reporting
uskey512
1
490
PHP でアセンブリ言語のように書く技術
memory1994
PRO
1
160
Featured
See All Featured
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
19
3k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
102
6.1k
What's new in Ruby 2.0
geeforr
343
31k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
341
39k
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
133
8.9k
The Language of Interfaces
destraynor
154
24k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
88
5.7k
KATA
mclloyd
29
14k
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.5k
Transcript
呪符式高速詠唱シェル芸 3 たいちょー
みなさん#!/bin/bash(こんにちはの意) たいちょーです twitter: @xztaityozx_001 GitHub: xztaityozx 好きな言語: C#, Go
今回話すこと 多数決で読み取り精度をあげようとした話
前回までのあらすじ
1. yukichantという文字列⇔呪文変換ツールがあった $ echo シェル芸 | chant 羅の烙印を底より守る。沈み世界を呼び声の砕ける。引きを肉より災いを成り。守り。
2. 詠唱が難しいので前もって書いておくことにした echo unko の呪文
3. OCRの気持ちになり切れず修行不足という結論になった
4. ある度修正できるようにした 誤認識されやすい文字のマッピングを書いて修正させる
5. でも本番では失敗した もっと精度を上げたい…!
いままでの仕組みのつらみ 今の仕組み i. OCRで読み取り ii. 誤認識を修正 iii. yukichant でデコード iv.
コマンド実行 単一のOCRエンジンの出力をそのまま使っていました なのでそのOCRエンジンが間違えたらおしまいなわけです
複数個に増やせばいい のでは?
複数個OCRの多数決を 取ってみる 1. N個のOCRがそれぞれ読み取り 2. 読み取り結果を審議 a. 信頼度を計算し文字に投票 b. 得票数が一番多い文字を採用
3. 2を繰り返して元の文章を復元
多数決を取るやつ Magi OCRの結果をまとめて多数決を取るやつを作ります 信頼度は以下の項目をもとに計算 OCRの読み取り精度(体感) yukichantに登場する文字かどうか 文字数は長い方にあわせる 正しい長さの計算方法がわからん Magi 東方の三賢者ってやつらしい
正直エヴァ参考にした
三賢者の紹介 Tesseract OCR オープンソースなOCRエン ジン 読み取り精度はそこそこ 追加学習できるけど今回は 間に合わなかった
三賢者の紹介 Windows OCR Windows組み込みのやつ .NET系なら簡単に扱える 読み取り精度は謎
三賢者の紹介 Google Cloud Vision API Google Cloudで提供されて るOCRサービス Google Driveのやつより簡
単に使える なんか読み取り精度すごい 従量課金
実装しましょう
できました 以前のライブコーディングで書いたデータで試してみます
読み取れました
多数決の過程 緑が採用、赤が不採用な文字 なんかTesseractが完璧に読み取れているんですが…なんで…。
ライブコーディングをやります 今度こそ魔術師になるんだ 誘惑の邪気を魂すら借り。業火に羅の星と失え。血を果たせ。
まとめ OCRをN個使ってどれかが間違っても他で補えるようにしました 読み取り結果を多数決とりました 前回失敗したやつは補正できました
$ owari kan -ga xztaityozx | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 終 | |
制作・著作 | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | xztaityozx | |_________| ∧∧ || ( ゚д゚)|| / づΦ