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re:Invent 2024 re:Cap コンピューティング&コンテナ

y-ohgi
December 08, 2024
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re:Invent 2024 re:Cap コンピューティング&コンテナ

宇宙最速のランチRecap LT会(AWS re:Invent 2024)
https://jawsug.connpass.com/event/337662/

y-ohgi

December 08, 2024
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  1. • y-ohgi ◦ 株式会社topotal ▪ SRE ◦ JAWS-UG 東京支部 ◦

    X: @_y_ohgi • Like ◦ Container, TypeScript, Next.js, nail だれ
  2. I8g インスタンス • ストレージ最適化インスタンス • AWS Nitro SSD ( NVMe

    ) • Graviton4プロセッサ • 前世代I4gインスタンスと比較して60%の性能向上 • 対応リージョン ◦ バージニア北部・オレゴン EC2 https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-ec2-i8g-instances/
  3. I7ie インスタンス • ストレージ最適化インスタンス • AWS Nitro SSD ( NVMe

    ) • 対応リージョン ◦ バージニア北部・オハイオ・オレゴン・フランクフルト・ロンドン・東京 EC2 https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-ec2-next-generation-high-density-storage-optimized-i7ie-instances/
  4. P5en インスタンス • HPC向けGPUインスタンスタイプ • NVIDIA H200 Tensor Core GPU搭載

    • メモリを大量に消費する大規模モデルのトレーニング・デプロイ用途 • P5との比較 ◦ 1.7倍のGPUメモリサイズ ◦ 1.5倍のメモリ帯域幅 ◦ ローカルストレージのパフォーマンスが最大 2倍 • 対応リージョン ◦ オハイオ・オレゴン・東京・アトランタ EC2 https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-ec2-p5en-instances-generative-ai-hpc-generally-available/
  5. • Trn2インスタンスが GA • 生成AIトレーニング向けインスタンス • AWS Trainium2を搭載 ◦ 生成AI専用に設計されたチップ

    • 対応リージョン ◦ オハイオ(要リクエスト) • Trn2 UltraServer(preview) ◦ EC2 UltraClusterを使用し4台のTrn2インスタンスを1つのノードとして扱う ◦ Trn2が16個のTrainium2を搭載に対して、UltraServerは64個搭載 Trn2 インスタンス EC2 https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-ec2-trn2-instances-available/
  6. Allow AMI • AMIのガバナンス新追加 • 使用可能なAMIの制限を設定可能に。 ◦ AWS Organizations全体に適用可能 •

    今までは出所や信頼性が不明なAMIを自由に使えていたためガードレール的な機能 EC2 https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-ec2-allowed-amis-enhance-ami-governance/
  7. Image BuilderとMarketplaceの統合 • Image BuilderのパイプラインにMarketplaceのコンポーネントが追加可能に。 • Marketplaceで提供されるためセットアップが楽に。 • 現在追加可能なコンポーネント一部 ◦

    Grafana Cloud Alloy ◦ Datadog ◦ Kong ◦ DataMasque ◦ etc... EC2 https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/aws-marketplace-ec2-image-builder-components-software-vendors/
  8. ECSサービスの一貫性設定のサポート • 前提 ◦ 7月のアップデートで同一のタグでサービスを実行するとイメージの digest値を強制的に参照する よう変更があった ◦ 例えばlatestタグで新しいイメージをpushしても、digest値のイメージが参照されてしまっていた ◦

    そのためlatestタグを参照し続ける運用ができなくなってしまった • 今回のアップデートで digest値を参照するかを任意で設定可能になった。 • 一貫性のサポートはバージョンを上げる必要がある。 ◦ ECSエージェントは1.70.0以上 ◦ Fargateは1.4.0以上 ECS https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/11/amazon-ecs-configure-software-version-consistency/
  9. ECSサービスのバージョニングとデプロイ履歴 • ECSサービスのバージョニングと詳細情報を取得可能に。 • バージョンの詳細情報 ◦ デプロイがいつ開始したか ◦ デプロイが成功したか・失敗したか ◦

    使用しているタスク定義 ◦ ロードバランサー • 過去のバージョンの詳細情報も取得可能 ◦ 90日間保持 ECS https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/11/service-versioning-deployment-history-amazon-ecs-services/
  10. EKS Auto Mode • AWSのマネージドKubernetes ◦ コンピューティング、ストレージ、ネットワークをマネージドで行ってくれる ◦ AWS Load

    Balancer Controller・アドオン等がデフォルトで導入されている! • Node ( EC2 )の管理をAWSが行ってくれる ◦ 責任分界点がEC2より上になる(EC2はAWSが面倒を見てくれる!) ▪ コンソール上にEC2が表示されるが、sshは行えない ▪ OSのパッチ適用やアップデートなども自動で行ってくれる ◦ Karpenterと同等の機能が提供される ▪ Podが起動していなければNodeは0台に! • RI/SPがサポート • Fargateとの併用は不可 EKS https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-eks-auto-mode/