Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
EKS勉強会
Search
世良泰明
February 27, 2024
Technology
1
140
EKS勉強会
2024/2/27 JAWS-UG名古屋の勉強会資料
セッション発表資料
- EKS入門
- ハンズオン解説
世良泰明
February 27, 2024
Tweet
Share
More Decks by 世良泰明
See All by 世良泰明
Kubernetesの公式ドキュメントを翻訳してみた
y_sera15
0
34
ラズパイ奮闘記 その1
y_sera15
0
59
metrics-serverをセキュアなTLSでデプロイしてみた
y_sera15
0
570
自宅k8s構築日記 冬休み編
y_sera15
0
240
自宅k8sクラスター構築日記
y_sera15
0
220
EKSを動かしてみた話
y_sera15
0
110
ちょっと大きめのOSSにコントリビュートしかけた話
y_sera15
0
260
小江戸らぐ kubernetesクラスターを再構築した話
y_sera15
0
220
小江戸らぐ 自宅にkubernetesクラスターを構築した話
y_sera15
0
44
Other Decks in Technology
See All in Technology
モダンデータスタック (MDS) の話とデータ分析が起こすビジネス変革
sutotakeshi
0
500
ガバメントクラウド利用システムのライフサイクルについて
techniczna
0
190
業務のトイルをバスターせよ 〜AI時代の生存戦略〜
staka121
PRO
2
200
乗りこなせAI駆動開発の波
eltociear
1
1.1k
Edge AI Performance on Zephyr Pico vs. Pico 2
iotengineer22
0
160
AWS Security Agentの紹介/introducing-aws-security-agent
tomoki10
0
270
Power of Kiro : あなたの㌔はパワステ搭載ですか?
r3_yamauchi
PRO
0
160
多様なデジタルアイデンティティを攻撃からどうやって守るのか / 20251212
ayokura
0
460
Jakarta Agentic AI Specification - Status and Future
reza_rahman
0
110
OCI Oracle Database Services新機能アップデート(2025/09-2025/11)
oracle4engineer
PRO
1
200
Databricks向けJupyter Kernelでデータサイエンティストの開発環境をAI-Readyにする / Data+AI World Tour Tokyo After Party
genda
1
120
プロンプトやエージェントを自動的に作る方法
shibuiwilliam
11
9.2k
Featured
See All Featured
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.8k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
186
22k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
The Language of Interfaces
destraynor
162
25k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
14k
BBQ
matthewcrist
89
9.9k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
34
9k
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
527
40k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
2.7k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
80
6.1k
How GitHub (no longer) Works
holman
316
140k
The Hidden Cost of Media on the Web [PixelPalooza 2025]
tammyeverts
1
100
Transcript
EKS勉強会 2023/2/27 JAWS-UG 名古屋 世良泰明
タイムテーブル 時刻 内容 発表者 19:00 開始挨拶 19:05~19:35 ハンズオン環境構築1 ~EKS構築まで 19:15~19:35
EKS入門 世良泰明 19:35~19:50 ハンズオン環境構築2 ~ GitOps環境構築 19:40 ~ 19:50 ハンズオン概要説明 世良泰明 19:50~20:15 GitOpsハンズオン実施 20:15~20:35 後片付け1 GitOps環境削除 20:20:~20:35 (仮)AWSにおけるコンテナ AWS 川路さん 20:35~20:45 後片付け2 EKSクラスター削除 20:45~20:50 告知 20:50~20:55 撤収
まずは環境構築 クラスター構築に時間がかかるので、まずはこちらの手順0~3までを実施 https://github.com/y-sera/jaws-ug-nagoya-202402-handson
EKS入門 2023/2/27 JAWS-UG 名古屋 世良泰明
自己紹介 名前: 世良 泰明 (せら やすあき) 職業: ひよっこインフラエンジニア (3年目) 名古屋の某SIer所属
AWS上でインフラ構築・運用 趣味: 囲碁, 散歩, etc… twitter: @y_sera15 自宅K8sクラスター
目次 自己紹介 今日の話 Kubernetesとは(概要) Kubernetesの世界観 AWSとの世界のつなぎ目 EKSの嬉しいところ、つらいところ 乗り越えなければならない壁 まとめ 今日のゴール:
- Kubernetesの世界観を知ってもらう - AWSとのつなぎ目を理解してもらう - 乗り越えるべき壁を雰囲気だけ知ってもらう
EKS/Kubernetesとは Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) EKSとは? Amazon Elastic
Kubernetes Service (Amazon EKS) は、 Amazon Web Services (AWS) 上で、独自の Kubernetes コントロールプレーンをインストール、運用、保守 する必要がないマネージド型サービスです。 Kubernetesとは? コンテナ化されたアプリケーションの管理、スケーリング、 デプロイを自動化するオープンソースシステムです。 -> ECSと何が違うの?
Kubernetesの世界観 Kubernetesは、リソースを抽象化して扱う - AWSにあるような諸々リソースはKubernets上にも存在する - 標準で存在しないリソースも, カスタムリソースとして定義できる 要するに、Kubernetesは小さなクラウドみたいなもの 種類 Kubernetes
AWS コンテナ Pod ECSタスク コンテナ(上位概念) deployment ECSサービス ストレージ PersistentVolume EBS アカウント ServiceAccount IAMロール パラメータ Configmap パラメータストア
AWSとKubernetesの世界のつなぎ目 KubernetesがAWSリソースを活用する場合 -> AWSの認証認可を挟む必要がある 例: - パラメータストアから値を引っ張りたい - RDSのデータを参照したい ⇒
IAMロールが必要 一方, Kubernetesにもサービスアカウント(無人格ユーザー)が存在する. これらを紐づけてやる必要がある. AWS Cloud OIDCプロバイダーを作成し, CLI等でロールとサービスアカウントで関連付けることにより, EKS内のリソースでもAWSサービスが利用できる
EKSの嬉しいところ, つらいところ 嬉しいところ - 各種リソースが同じ形式のyamlファイル(マニフェスト)で扱える - IaCが簡単 - どんなアプリでも同じような形に落とし込める -
他クラウドへの移行が楽 - 抽象化されているので、ほぼそのままお引越し可能 - スケールメリットが大きい - ECSだとアプリ単位. EKSは基盤色が強い つらいところ - 学習コストが高い - AWS, EKSの両方の世界観を理解する必要がある - OSSのエコシステム(流行り廃りが激しい) - バージョンアップ対応 - 数か月に1度は上げる必要あり - 手動運用だと逆にしんどい
乗り越えなければならない壁 この2つができないと, 余計に苦しくなる - マニフェスト管理 Kubernetesの各種リソースが記載されたyamlをgit等で管理する - 自動化(GitOps) Git管理されたリソースのマニフェストが更新されたら, 自動でクラスターが追従する
逆に, - マニフェストを適用しておしまい - コマンド操作でリソース変更/編集 だと, 運用オペレーションが余計に煩雑になってしまう. (それならECSのマネコンぽちぽちの方がまだ楽でよい) 今日はこの後これ(自動化)を体感してもらいます!!!
まとめ 以下の概要を説明した - Kubernetesの世界観 - AWSとの世界のつなぎ目 - EKSの嬉しいところ、つらいところ - 乗り越えなければならない壁
EKSを選ぶなら, なるべく自動化しましょう!!
タイムテーブル 時刻 内容 発表者 19:00 開始挨拶 19:05~19:35 ハンズオン環境構築1 ~EKS構築まで 19:15~19:35
EKS入門 世良泰明 19:35~19:50 ハンズオン環境構築2 ~ GitOps環境構築 19:40 ~ 19:50 ハンズオン概要説明 世良泰明 19:50~20:15 GitOpsハンズオン実施 20:15~20:35 後片付け1 GitOps環境削除 20:20:~20:35 (仮)AWSにおけるコンテナ AWS 川路さん 20:35~20:45 後片付け2 EKSクラスター削除 20:45~20:50 告知 20:50~20:55 撤収
GitOps環境構築 install.shスクリプトを実行し, GitOps環境に必要なコンポーネントを諸々構築していく https://github.com/y-sera/jaws-ug-nagoya-202402-handson
ハンズオン解説 2023/2/27 JAWS-UG 名古屋 世良泰明
GitOpsとは Gitリポジトリを起点とし、DeployエージェントによってKubernetesへアプリケーションをデプロイする 手法 嬉しさ - 構成情報 = 実機情報 - デプロイにおける権限を絞れる
アプリソース用リポジトリ マニフェスト用リポジトリ Deploy Agent
使用する主なコンポーネント AWS CodeCommit - Gitリポジトリとして使用. - アプリソース用とマニフェスト用の2つ存在. - アプリソース用はlambdaでCIパイプラインへトリガー通知 Amazon
ECR - ビルドしたアプリ用コンテナを格納. アプリソース用 マニフェスト用 Tekton - Kubernetes上で動くCIツール. - lambdaのwebhookをトリガーに, CIパイプラインを実行する - アプリソースをビルドし, ECRへpushおよびマニフェストリポジトリの更新を行う. ArgoCD - Kubernetesで動くデプロイツール - マニフェスト用のリポジトリを監視し, 変更があればそれに従ってデプロイを行う
今回の構成
処理の流れ 1. コード変更 /push
処理の流れ 2.CIパイプラインへ webhook
処理の流れ 3. CIパイプライン起動
処理の流れ 3. CIパイプライン起動 アプリソースの クローン アプリのビルド コンテナのビルド ECRへpush マニフェストの更新 (Kubernetesが立てるコンテ
ナの情報を変更する)
処理の流れ 4.変更を検知し, アプリをデプロイする
タイムテーブル 時刻 内容 発表者 19:00 開始挨拶 19:05~19:35 ハンズオン環境構築1 ~EKS構築まで 19:15~19:35
EKS入門 世良泰明 19:35~19:50 ハンズオン環境構築2 ~ GitOps環境構築 19:40 ~ 19:50 ハンズオン概要説明 世良泰明 19:50~20:15 GitOpsハンズオン実施 20:15~20:35 後片付け1 GitOps環境削除 20:20:~20:35 (仮)AWSにおけるコンテナ AWS 川路さん 20:35~20:45 後片付け2 EKSクラスター削除 20:45~20:50 告知 20:50~20:55 撤収