Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
チーム開発での犯人探し
Search
yanskun
August 27, 2020
Technology
1
300
チーム開発での犯人探し
https://easy2.connpass.com/event/184665/
で発表した内容
yanskun
August 27, 2020
Tweet
Share
More Decks by yanskun
See All by yanskun
組織内で使われている言語を取得する gh extension を作った
yanskun
0
6
My Terminal
yanskun
0
21
Create Chrome Extension!
yanskun
0
110
Lets' OSS Contribute
yanskun
0
120
Gardening by GitHub Projects
yanskun
0
22
Codespaces を使って古のプロジェクトを復活させる
yanskun
0
33
git alias で カスタムコマンドを作成
yanskun
0
13
Release を簡単にやる方法
yanskun
0
97
爆速で作る 技術ブログ
yanskun
0
84
Other Decks in Technology
See All in Technology
クラウドネイティブな省エネサービスの内製開発で、BizDevOpsを実現する / Achieving BizDevOps in in-house development of cloud-native energy-saving services
genkiogasawara
1
270
NAB Show 2024 動画技術関連レポート/ NAB Show 2024 Report
cyberagentdevelopers
PRO
3
260
FFMでJITコンパイラを作ってみた
yasuenag
0
140
Cleanup handling in Go / Go Conference 2024
k1low
6
2.2k
Gemini in AppSheet_吉積情報株式会社 石見
comucal
PRO
0
2.2k
Autify Company Deck
autifyhq
1
33k
Adopting ZGC in HBase for LINE Messaging
lycorptech_jp
PRO
2
260
ゆるSRE勉強会 #6 LT
okaru
0
210
One screen, many BottomSheets
keithyokoma
0
150
障害対応の人間的側面
katsuhisa91
PRO
2
710
Liberty Dojo 2024 第1回「いまからでも遅くない!LibertyでエンタープライズJavaのモダナイズ」
takakiyo
0
170
Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024/3 - 2024/5
oracle4engineer
PRO
1
110
Featured
See All Featured
The Language of Interfaces
destraynor
151
23k
Side Projects
sachag
451
41k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
77
5k
It's Worth the Effort
3n
180
27k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
36
2.2k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
22
3.1k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
141
43k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
28
6k
Happy Clients
brianwarren
92
6.5k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
21
1.8k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
302
110k
Facilitating Awesome Meetings
lara
44
5.7k
Transcript
git コマンドを 完全に理解した僕の チーム開発での犯人探し yasudanaoya
<名前> yasuda naoya <技術> ❏ javascript ( vue, nuxt )
* ❏ Ruby ( rails ) 自称フロントエンジニア <アカウント> ❏ GitHub, Qiita, speakerdeck : yasudanaoya ❏ Twitter :@708yasuda 自己紹介
チーム開発をしていると こんな問題、遭遇しませんか?
なぜ?いつ?誰が? こんな変更加えたの? あっれれ〜おっかしいぞ この機能僕追加したはず なのになあ 消えてる...。 僕の意図とは全く別のメ ソッドに書き換えられて る....。 誰がやったんだ・・
よし、犯人を見つけよう
最近遭遇したケース yasuda が作った箇所が バグってます!!! 報告 ごめんなさい。 すぐ調査します。 プロパー社員 パートナー社員 yasuda
調査結果 どなたかが僕のコミットをリバートしていて、 そのまま放置されていました。 本当にありがとうございました。
調査方法 $ git checkout develop $ git pull $ git
log {対象のファイル名} とりあえずやるが何もわからない。
そこで使ったのが $ git log -S{思いつく書いていたコード} するとリバートしたコミットが出てきた...。 commit 12345678901234567890123456789012345678 Author: hoge
<
[email protected]
> Date: XXX XXX X 00:00:00 2020 +0900 リバートしたで
リバートした時のPRを探す 困ったときは google 先生に聞くんです。 [github.com/{organization名}/{repository名}/commit/{さっきのハッシュ値}] で検索します。 例 github.com/yasuda_famiry/travel/commit/12345…..
コミットのページに飛ぶ するとこんな感じのが表示されます。 この画像でいうところの「#26」が PR のリンクになります。 PR を見れば、大体の理由は記載されているので、 これを持って担当者に問い合わせます。
大詰め 担当者も PR なんていう物的証拠を持ち出されたら、回答できちゃうから、回答するし か無くなります 回答がわからない、思い出せない相手に対して、質問をしても相手は「ごめんなさい」 しか言えず、何の解消はしないし、再犯の恐れもあります。 大切なことは、相手が回答するヒントをこっち側で用意してあげるってのが大事です。 (時と場合によりますけどね?)
最後に、よく使うコマンドの紹介 $ git blame {file名} -L {見たい行の値},+{そこから何行見るか} クソ長いファイルだと、ただ git blame
するだけだと見にくくて仕方がないです。なの で、見たい行を絞ってあげるってのが必要です。 シーンとしては、不思議な変更を見つけた時に、その差分のコミットハッシュが知りたい 場合です。 コミットハッシュがわかれば、あとは、 git show {コミットハッシュ} で検索をすれば、全 量が見えて繋がりが見えるので、色々幸せになります。
おわりに 僕は git command が好きで、熱心に勉強をしている方だと思います。 その理由としては、ブルーオーシャンだからです。チームの中に有識者がいないので、 ちゃんと深めれば僕の価値が高くなるから。 結構打算的に取り組んでいたのです。
紹介 実は、 git command について、以下の媒体で記事を書いています。 • dev.to • Qiita よかったら見てやってください