Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
チーム開発での犯人探し
Search
yanskun
August 27, 2020
Technology
1
330
チーム開発での犯人探し
https://easy2.connpass.com/event/184665/
で発表した内容
yanskun
August 27, 2020
Tweet
Share
More Decks by yanskun
See All by yanskun
最近AIがすごすぎて創作意欲がなくなった
yanskun
0
17
組織内で使われている言語を取得する gh extension を作った
yanskun
0
210
My Terminal
yanskun
0
42
Create Chrome Extension!
yanskun
0
150
Lets' OSS Contribute
yanskun
0
170
Gardening by GitHub Projects
yanskun
0
36
Codespaces を使って古のプロジェクトを復活させる
yanskun
0
78
git alias で カスタムコマンドを作成
yanskun
0
34
Release を簡単にやる方法
yanskun
0
120
Other Decks in Technology
See All in Technology
データモデリング通り #2オンライン勉強会 ~方法論の話をしよう~
datayokocho
0
180
LLMで構造化出力の成功率をグンと上げる方法
keisuketakiguchi
0
990
AIと描く、未来のBacklog 〜プロジェクト管理の次の10年を想像し、創造するセッション〜
hrm_o25
0
110
全員が手を動かす組織へ - 生成AIが変えるTVerの開発現場 / everyone-codes-genai-transforms-tver-development
tohae
0
230
ファッションコーディネートアプリ「WEAR」における、Vertex AI Vector Searchを利用したレコメンド機能の開発・運用で得られたノウハウの紹介
zozotech
PRO
0
570
ZOZOTOWNの大規模マーケティングメール配信を支えるアーキテクチャ
zozotech
PRO
0
580
Agent Development Kitで始める生成 AI エージェント実践開発
danishi
0
160
生成AIによるデータサイエンスの変革
taka_aki
0
3k
【OptimizationNight】数理最適化のラストワンマイルとしてのUIUX
brainpadpr
2
520
オブザーバビリティ文化を組織に浸透させるには / install observability culture
mackerelio
0
150
GISエンジニアよ 現場に行け!
sudataka
1
140
生成AIによるソフトウェア開発の収束地点 - Hack Fes 2025
vaaaaanquish
34
15k
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
Facilitating Awesome Meetings
lara
55
6.5k
A better future with KSS
kneath
239
17k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
278
23k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
26k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
770
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
268
13k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.4k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
139
34k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
8
460
Visualization
eitanlees
146
16k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
34
6k
Transcript
git コマンドを 完全に理解した僕の チーム開発での犯人探し yasudanaoya
<名前> yasuda naoya <技術> ❏ javascript ( vue, nuxt )
* ❏ Ruby ( rails ) 自称フロントエンジニア <アカウント> ❏ GitHub, Qiita, speakerdeck : yasudanaoya ❏ Twitter :@708yasuda 自己紹介
チーム開発をしていると こんな問題、遭遇しませんか?
なぜ?いつ?誰が? こんな変更加えたの? あっれれ〜おっかしいぞ この機能僕追加したはず なのになあ 消えてる...。 僕の意図とは全く別のメ ソッドに書き換えられて る....。 誰がやったんだ・・
よし、犯人を見つけよう
最近遭遇したケース yasuda が作った箇所が バグってます!!! 報告 ごめんなさい。 すぐ調査します。 プロパー社員 パートナー社員 yasuda
調査結果 どなたかが僕のコミットをリバートしていて、 そのまま放置されていました。 本当にありがとうございました。
調査方法 $ git checkout develop $ git pull $ git
log {対象のファイル名} とりあえずやるが何もわからない。
そこで使ったのが $ git log -S{思いつく書いていたコード} するとリバートしたコミットが出てきた...。 commit 12345678901234567890123456789012345678 Author: hoge
<
[email protected]
> Date: XXX XXX X 00:00:00 2020 +0900 リバートしたで
リバートした時のPRを探す 困ったときは google 先生に聞くんです。 [github.com/{organization名}/{repository名}/commit/{さっきのハッシュ値}] で検索します。 例 github.com/yasuda_famiry/travel/commit/12345…..
コミットのページに飛ぶ するとこんな感じのが表示されます。 この画像でいうところの「#26」が PR のリンクになります。 PR を見れば、大体の理由は記載されているので、 これを持って担当者に問い合わせます。
大詰め 担当者も PR なんていう物的証拠を持ち出されたら、回答できちゃうから、回答するし か無くなります 回答がわからない、思い出せない相手に対して、質問をしても相手は「ごめんなさい」 しか言えず、何の解消はしないし、再犯の恐れもあります。 大切なことは、相手が回答するヒントをこっち側で用意してあげるってのが大事です。 (時と場合によりますけどね?)
最後に、よく使うコマンドの紹介 $ git blame {file名} -L {見たい行の値},+{そこから何行見るか} クソ長いファイルだと、ただ git blame
するだけだと見にくくて仕方がないです。なの で、見たい行を絞ってあげるってのが必要です。 シーンとしては、不思議な変更を見つけた時に、その差分のコミットハッシュが知りたい 場合です。 コミットハッシュがわかれば、あとは、 git show {コミットハッシュ} で検索をすれば、全 量が見えて繋がりが見えるので、色々幸せになります。
おわりに 僕は git command が好きで、熱心に勉強をしている方だと思います。 その理由としては、ブルーオーシャンだからです。チームの中に有識者がいないので、 ちゃんと深めれば僕の価値が高くなるから。 結構打算的に取り組んでいたのです。
紹介 実は、 git command について、以下の媒体で記事を書いています。 • dev.to • Qiita よかったら見てやってください