Kubernetes Meetup Tokyo #52 で使用したスライドです。
Kubernetes において、Zone や Region の単位で Node をグループ分けしたものを Topology と呼びます。Topology は故障ドメインとしての側面を持つため、可用性の観点から見ると Pod は分散していることが望まれます。一方、Topology 的に遠い通信はパフォーマンス的にも課金的にもコストがかかるため、Service によるロードバランシングの際は「近い」Pod を選択できた方が有利です。
この問題を解決するため、Zone に存在する CPU 容量に応じて Service に対するトラフィックを「近い」Pod に振り分ける機能、Topology Aware Hints について解説しました。