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InnerSource Patterns: クロスチームプロジェクト評価

InnerSource Patterns: クロスチームプロジェクト評価

概要
パターンの著者: Russ Rutledge
スピーカー/翻訳: Yuki Hattori | LinkedIn | Twitter | GitHub
YouTube: クロスチームプロジェクト評価
Doc: クロスチームプロジェクト評価

「InnerSource Patterns: クロスチームプロジェクト評価」
会社の収益に直接的な影響を提供していないクロスチームのインナーソースプロジェクトの価値を評価して社内に売り込むことは困難です。
ここでは、あなたのプロジェクトの価値を明確に表現し、それを大きくするためのデータ駆動型の方法を紹介します

リンク
InnerSource Patterns: English 🇬🇧| 日本語 🇯🇵
Website: innersourcecommons.org
Slack: Invite Link | 🇯🇵#jp-general
Twitter: @InnerSourceJP (日本) | @InnerSourceOrg (公式)

Yuki Hattori

January 13, 2023
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Transcript

  1. 数式 ワーストケースを設定すると、単純な計算式でチーム横断的なプロジェクトの成果物を評価することができ ます。 [ 節約した時間] - [ 投資した時間] ([ 新しいオンボーディングの数]

    * [ 自分のものにするためのコスト] * [ 成果物のうち使える機能の割合] + [ 利用数] * [ 利用ごとのメンテナンスコスト]) - ([ 新しいオンボーディングの数] * [ オンボーディングのコスト]) [ 新しいオンボーディングの数] * ([ 自分のものにするためのコスト] * [ 成果物のうち使える機能の割合] - [ オンボーディングのコスト]) + [ 利用数] * [ 利用ごとのメンテナンスコスト] InnerSource Patterns: クロスチームプロジェクト評価 @yuhattor 9
  2. 評価手法に関して この評価手法が正確さに欠けることを心配される方もいらっしゃるかもしれません。このプロセスでは正確 な測定値が得られなくてもかまいません。ただ、以下2 つの目的を達成するのに十分な精度があることが重 要です。 1. チーム横断的な取り組みを組織し、資金を提供している人々に、起こっていることの価値を表す手段を 提供します。 2. チーム横断的な取り組みのうち、どの分野がより高い価値を持ち、優先的に追求されるべきかを関係者

    が知ることができるようにします。 実際には、これらの評価が現実と一桁以内の誤差である限り、これらの目的を満たすのに十分な精度である と言えます。 ドキュメント冒頭の「問題」で述べたような場当たり的な評価(およびその結果生じる影響)に比べ、現場 での結果は頭一つ抜きん出たものになるでしょう。 InnerSource Patterns: クロスチームプロジェクト評価 @yuhattor 11
  3. InnerSource についてもっと知る InnerSource Commons: https://innersourcecommons.org Join our Slack community: https://innersourcecommons.org/slack

    InnerSource Patterns: https://patterns.innersourcecommons.org Twitter: @InnerSourceOrg 日本語 Slack チャンネル: #jp-general 日本語 Twitter: @InnerSourceJP InnerSource Patterns: クロスチームプロジェクト評価 @yuhattor 14