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チーム開発を怖がっていた私がスクラムマスターになって壁を乗り越えた話 / A story about growing up as a Scrum Master

yuri_0w0
October 02, 2021

チーム開発を怖がっていた私がスクラムマスターになって壁を乗り越えた話 / A story about growing up as a Scrum Master

スクラムマスターになって半年の間にぶち当たった壁と乗り越え方/スクラムマスターを初めて成長したことについてまとめました

yuri_0w0

October 02, 2021
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Transcript

  1. バックエンドエンジニア &スクラムマスター
 
 趣味 : 生活用品鑑賞/旅/焼鳥/時短/料理 
 経歴 : 2012年 SIer(3年)

    
 2015年 Retty株式会社(6.5年) 
 自己紹介
 ママエンジニア兼スクラムマスター 
 今年の3月にスクラムマスターになり、日々奮闘しながらチームの動きをより良くしていく動きができるようにサ ポートをしております! 
 ※産休育休含む https://user.retty.me/1358746/
  2. スクラムマスターになる事を決意した理由
 ・スクラムマスターが担う役割を聞いて、リーダーではない事が 
 わかった
 ・以前のスクラムマスターは初めてやりますという人が多かった 
 ・新卒でスクラムマスターになった子がいた 
 実際のスクラムマス ターがイメージと異

    なっていた ・スクラムマスターの役割を担うことで、技術以外にも強みを見 
 つけられるきっかけになるのではと考えた 
 技術的成長な悩み から、他にも成長で きるものを探してい た

  3. 小姑の壁:遅延のないリリースが重要という勘違い
 
 スクラムマスター≠リーダーという事の理解 
 ・指示はせずに、解決できるようにそっと導く 
 (ex.相談適任者をアサイン、見える所でやりとりをしようという声かけ等) 
 ・メンバーが自走しやすい状況を作る 


    (ex.良い動きだと思ったら具体的にチームに共有する等) 
 
 遅延を出さない事が目的なのではなく、チームメンバーの障害 を取り除き、メンバーが開発に集中できる状態をつくる事を意 識するように 遅れが出ないように 管理しようとしてしま う

  4. スクラムマスターの壁:自分自身の動き
 スクラムマスターとしての動きはどうか率直に聞く 
 ・チーム外/チーム内/EMに質問し、外から見た動きはどうですか? 
 と率直に聞く
 スクラムマスターとし ての動きができてい るか
 ・チームが開発の際に問題になることを解消できていると思え

    
 れば問題なさそう
 ・メンバーが成長すれば、取り除くべき障害のレベルも上がっ 
 てくるはず。いつまでも障害が同じような内容であれば成長を阻害し ている可能性はあるが、そうでなければ問題なさそう 
 EMに相談
 メンバーの成長を阻 害していないか

  5. スクラムマスターの壁:チームの状態
 自分でコントロールしにくいもので状態をみる 
 ・レトロスペクティブでのProblemとKeepの比率✖ベロシティー 
 問題の検知はできて いるか
 チームが上手く回っているか、自分にとっての基準を決める 
 ・自己組織化を進める事ができているか

    
 (ex.優先度順の対応/チームでの解決/自分が持っているタスク以外
 も状況を把握できているか)
 チームが上手く回っ ているかの
 判断
 ある程度上手くいっているいっていないの判断ができるように なり、悪くなっている時はできるだけ早く原因とその対処をする 動きができるように。
  6. スクラムマスターになって成長した点
 
 全体を見渡すように意識していた事で、視野が広がった 👀
 チームメンバーが困っている箇所の把握/対応がはやくなり、デリバリー速 度が上がった
 視野の広がり
 前に出ることが怖く無くなってきた 💪
 変に遠慮したり怖がらずにチャレンジしていけるようになった事で、成長の

    機会が増加🚀
 人前に出る勇気
 アウトプットが多くなってフィードバックの量も増加 
 自身の考え方の誤りや、より良くする方法に関してもフィードバックを受けら れるようになり、自分の成長機会が増加 🚀
 アウトプット量の増 加