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技術広報経験0のEMがエンジニアブランディングをはじめてみた 〜技術広報に向き合うことでの個人と組織の成長〜

技術広報経験0のEMがエンジニアブランディングをはじめてみた 〜技術広報に向き合うことでの個人と組織の成長〜

Developers Summit 2024プロポーザル用資料。

タイトルは「技術広報経験0のEMがエンジニアブランディングをはじめてみた 〜技術広報に向き合うことでの個人と組織の成長〜」

Yuta Kawasaki

November 07, 2023
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Transcript

  1. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 3 Agenda ココナラの紹介 2022年までのエンジニアブランディング

    エンジニアブランディングに対する意識改革 今後の方向性 まとめ 1 2 3 4 5
  2. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 発表者紹介 4 川崎 雄太 Yuta

    Kawasaki 株式会社ココナラ システムプラットフォーム部 部長 / Head of Information 2020年 株式会社ココナラ入社 「システム基盤」を管轄 2023年から見様見真似でDevRelに着手 今年の自慢はPR TIMESに3回載ったこと✨
  3. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. ココナラのエンジニア数の変遷 8 事業拡大に合わせて3年で約3倍の組織規模に成長 2020年

    2023年 フェーズ 上場前 上場後 エンジニア数 20人強 70人強 リポジトリ数 45 170以上
  4. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. エンジニアブランディングにおける課題 - 技術広報ってなに? 14

    技術広報ってなに…?おいしいの…? 「エンジニアブランディング」をそもそ も考えていなかった。 例えば、採用活動における「エンジニ アの社外発信によるアトラクト」という メリットが取れず。 プロダクトの磨き込みを優先して いたが、磨き込みに必要なエンジ ニアが足りず…というケースも。
  5. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. エンジニアブランディングにおける課題 - 社外発信ってなに? 15

    社外発信ってなに…?おいしいの…? 圧倒的にイベント登壇などの「社外発 信」の量が少なかった。 2022年前半まではエンジニアの社外発信 (イベント登壇、事例掲載、etc)は皆無… そのため、ココナラにそのような機会を持 ちかけてくださることも無く、負のループは 続く… 「社外発信」に関するKPIが無い。
  6. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 16 テックブログの推 進 ITイベント

    登壇 外部メディアに 事例掲載 社外勉強会 採用ページ の拡充 カンファレンス の協賛 例えば、考えられる施策の中で、「採用ページの 拡充」以外は計画 / 進捗ともになし…
  7. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 誰もやっていないから自分が社外発信を始めてみた 18 まずは自分が率先して進めることで、周りを巻き込む 「ファーストペンギン」がいないとは

    じまらないので、自ら社外発信の 手段の整理と機会の模索を続 けた。 各社のDevRelの方と繋がり、ココ ナラのプレゼンスと自身の認知 度向上ができた。(認知向上 → 集合知増加 → 技術力向上の流 れを作り出す)
  8. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 情報収集をして、社外発信の効果・付加価値を考えてみた 19 なぜ社外発信に重い腰があがらないか?を考え抜いた 「時間が取れない」「メリットがわからな

    い」という社内の声を集め、やらない理 由ではなく、できる理由を作るように した。 社外発信は会社のためだけではなく、 「自身の市場価値向上のため」とも意 識付け、アウトプットを続けることで、自 身の技術力が高くなり、業務へのフィード バックループが回せた
  9. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 他社をベンチマークして、TTP(徹底的にパクる!) 20 自分たちのできてなさ加減を自己認識する ココナラができていないことを徹底的に洗

    い出して真似しようとした。 ・テックブログの発信ネタ ・イベント登壇 ・スポンサードの頻度、etc ココナラの知人のつてを使って、TECH PLAYから見たココナラの評価(社外発信 しているイメージがまるでない)をもらい、 それをバネに頑張った。
  10. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. まずはやってみる! 21 効果のありそうなことを1つ1つ着手する 「できていないことはできていない」としっ

    かり認識して、できることから1つ1つ 着手していった。 ・テックブログを持ち回りで運用 ・イベント登壇などの社外発信実施 ・技術広報用SNSアカウントの立ち上げ / 運用開始 ・会社全体での盛り上げ(HR / PRとの 連携)
  11. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. その結果・・・自分自身や周りの考え方が変わってきた 24 社外発信は自分自身にもめちゃめちゃプラスがある 前述の通り、社外発信は「自身の市場価

    値向上のため」と周りに意識付けることで、 自分以外のメンバーもモチベーションが高く なった。 その結果、登壇経験のないメンバーが登壇 経験を積み、他の人も触発され、結果として 「登壇=自己研磨」という意識が根付い た。
  12. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 25 テックブログの推 進 ITイベント

    登壇 外部メディアに 事例掲載 社外勉強会 採用ページ の拡充 カンファレンス の協賛 今では、どれも少しずつですが、進捗が見える状 態になりました!!
  13. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 「ココナラのエンジニアってイケてるぜ!」と思わせる仕掛けづくり 28 社外発信を愚直に繰り返していく 「採用ページの作り込みはできている」と評価

    をもらっているので、そこにより多くランディン グしてもらうためにはイベント登壇・事例掲 載・テックブログ寄稿などの発信が必要。 特にイベント登壇・事例掲載は限られた人だ けしかできていないため、役割・職責問わ ず、発信できるようにする。
  14. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. 色んな会社さんと積極的にコラボレーションして、成長曲線を描き続ける 29 社外発信=エンジニアの成長機会と言い続ける 勉強会やLT会を通じて、社外発信の機会

    を用意することでエンジニアの成長の機 会として活用する。 「人に伝えること」は成長につながる(自分 で調べる、検証する、etc)ため、積極的に 活用していく その結果、会社のプレゼンス向上・採用力 強化に繋がり、双方が成長し、Win - Winの関係になる。
  15. Copyright coconala Inc. All Rights Reserved. エンジニアブランディングに取り組んで良かった! 31 ココナラの知名度は少しずつあがっているかも…!! 試行錯誤して半年経過。試行

    錯誤でも何とかなる! 関わりのあるベンダーや知 人、採用面接の応募者に 「テックブログ見ました!」 「技術発信頑張ってるね!」 と声をかけられるようになっ た。
  16. Fin