Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
もう「クレデンシャルください」なんて言わせない
Search
zaru
July 21, 2018
Technology
5
1.5k
もう「クレデンシャルください」なんて言わせない
Rails で秘匿情報や環境変数を管理するベストな方法
2018.07.21 Osaka RubyKaigi 01 LT
@zaru
zaru
July 21, 2018
Tweet
Share
More Decks by zaru
See All by zaru
Next.js App Router セキュリティ
zaru_sakuraba
13
4.7k
Hotwire を 本番環境で使ってみた感想
zaru_sakuraba
7
6.6k
失敗から学ぶ個人開発
zaru_sakuraba
18
5.4k
伝わらない Issue の書き方
zaru_sakuraba
0
800
とあるプロジェクトでコードを書き始めた僕がつまづいた石たち
zaru_sakuraba
0
160
Ruby との対話 : pry を使い pry をデバッグし pry のバグを直す話
zaru_sakuraba
4
570
個人プロジェクト現状報告会
zaru_sakuraba
0
120
僕と契約して、メソッドになってよ!
zaru_sakuraba
0
180
Other Decks in Technology
See All in Technology
SwiftUIのGeometryReaderとScrollViewを基礎から応用まで学び直す:設計と活用事例
fumiyasac0921
0
140
stupid jj tricks
indirect
0
7.9k
多様な事業ドメインのクリエイターへ 価値を届けるための営みについて
massyuu
0
100
GopherCon Tour 概略
logica0419
2
180
AI駆動開発を推進するためにサービス開発チームで 取り組んでいること
noayaoshiro
0
140
非エンジニアのあなたもできる&もうやってる!コンテキストエンジニアリング
findy_eventslides
3
900
リーダーになったら未来を語れるようになろう/Speak the Future
sanogemaru
0
270
バイブコーディングと継続的デプロイメント
nwiizo
2
410
[2025-09-30] Databricks Genie を利用した分析基盤とデータモデリングの IVRy の現在地
wxyzzz
0
460
AIAgentの限界を超え、 現場を動かすWorkflowAgentの設計と実践
miyatakoji
0
130
Access-what? why and how, A11Y for All - Nordic.js 2025
gdomiciano
1
110
DataOpsNight#8_Terragruntを用いたスケーラブルなSnowflakeインフラ管理
roki18d
1
330
Featured
See All Featured
Context Engineering - Making Every Token Count
addyosmani
5
180
Producing Creativity
orderedlist
PRO
347
40k
Writing Fast Ruby
sferik
629
62k
Visualization
eitanlees
148
16k
A better future with KSS
kneath
239
17k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.5k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
514
110k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
54
3k
Building an army of robots
kneath
306
46k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.7k
Fireside Chat
paigeccino
40
3.7k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
960
Transcript
もう「 クレデンシャルください」 なんて 言わせない 2018.07.21 Osaka RubyKaigi 01 LT @zaru
@zaru 株式会社ベー シック CTO
http://zaru.theshop.jp/
None
リモー ト OK https://basicinc.jp/enjoy-hacking
好きな Ruby メソッド Enumerable#cycle switch = %w(on off).cycle switch.next #=>
on switch.next #=> off switch.next #=> on
フォー ムオブジェクトと ActiveModel
フォー ムオブジェクトと ActiveModel
もう「 クレデンシャルください」 なんて 言わせない
みなさん、Rails で秘匿情報の管理どう してますか?
こんなことありませんか?
プロジェクトに新しく プログラマがジョインした
「.env ください」 「 アクセスキー ください」
None
つらみ その都度、 手で渡すのが面倒 もらう方も面倒くさい 秘匿情報の渡し方に神経を使う
こんなことありませんか?
開発をしていて 環境変数を追加した
「 デプロイ前に環境変数をサー バへ追加します」 「 デプロイ前に .env.production 修正します」 「Ansible でサー バへ環境変数を追加します」
None
つらみ デプロイフロー が煩雑 マー ジ以外に気を遣う部分がある デプロイ失敗チャレンジ感 手順をミスるとデプロイ失敗する
僕たちは秘匿情報や環境変数を どのように管理すれば良いのか
救世主?! Rails5.2 から Credentials 導入
Credentials とは 秘匿情報を1 つのファイルで管理するよ マスター キー で秘匿情報を暗号化・ 復号 config/master.key or
RAILS_MASTER_KEY Git で管理できるのでチー ムで共有しやすい
最高か?!
None
つらみ 暗号化すると構造を維持してないので中身がわからない コー ドレビュー がやりにくい マスター キー が必要 結局マスター キー
の管理をどうしようという悩みがある
解決
(AWS | GCP) KMS + yaml_vault
thanks @joker1007
何が嬉しいのか YAML の構造を保ったまま value だけ暗号化する コー ドレビュー がやりやすい デプロイ時にファイル展開ではなくメモリ展開できる サー
バに物理ファイルで秘匿情報を展開しなくて済む
マスター キー ではなく IAM で開発者毎のクレデンシャルを渡せば OK 開発者自身に管理してもらえる AWS EC2 にロー
ルを付与すればマスター キー なしに復号できる 煩わしいマスター キー を管理せずに済む
最高か?!
None
Heroku は? AWS API Key があればどこでも使えるので問題はない 問題はないが、Heroku アサインユー ザであれば Con
g vars 見れる のでキー が見えちゃう Enterprise なら細かいアクセス制限できる…? いい方法があれば教えてください
exit!