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日本人エンジニアが東南アジアで働く意味 / Meaning of Japanese Software Engineers' Working in Southeast Asia

日本人エンジニアが東南アジアで働く意味 / Meaning of Japanese Software Engineers' Working in Southeast Asia

2019年3月6日のMeetup by GAOGAOでのLT資料です。

Takeshi Tsunoda

March 06, 2019
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Transcript

  1. なぜインドネシアで働くことになったか • もともと海外関連のプロジェクトを担当することが多かった ◦ 海外ネット企業とのシステム連携 ◦ オフショア開発拠点との協働 • もともと海外に住んで働きたかった ◦

    外国語を使って生活したい ◦ 冬が嫌い ◦ 父親の影響かも • Twitterで「南国に移住したい」と何度も言ってたら、当時インドネシア法人を設立し ようとしていたエキサイトの先輩から声をかけてもらえた やりたいことは常にアピールしておいたほうが良い(あ る程度の実績は前提)
  2. 東南アジア就職をオススメできない人 • 直近で収入を上げたい人 ◦ 現時点ではまだ日本のほうが給与水準は高いので、日本で転職・独立したほうが良い。 • 東南アジアらしくのんびり仕事したい人 ◦ もちろん会社によるが、日本人に求められている期待からは逃れられない可能性が高い。 •

    技術力で差別化したい人 ◦ スペシャリストよりジェネラリストのほうが求められることが多い。 ◦ エンジニアコミュニティの規模、最新技術の学習環境、優秀なエンジニアとの交流機会などの点で、 日本にいたほうが良いかも。
  3. 東南アジア就職をオススメできる人 • 成長しているマーケットで働きたい人 ◦ 例えば、インドネシアの昇給率は年8%程度。 ◦ GrabやGo-Jekなど、東南アジアならではのサービスを提供するユニコーン企業も誕生。 • 東南アジアの将来性に賭けてみたい人 ◦

    日本の経済力が低下することを前提に、将来的に東南アジアで活動するための準備として。 • 東南アジア旅行が好きな人 ◦ LCCで気軽に周辺諸国に行けます(特にマレーシア、シンガポール、タイの場合)。 とは言え、そもそも求人が少ない!
  4. エンジニアが東南アジア就職するには • 現地にオフィスのある人材紹介会社に登録しまくって気長に待つ ◦ 思い入れがそこまでないなら一国に絞らないほうがいいかも。 • コネがある人は、常に周りの人にアピールしておく ◦ 現地法人の日本人は重要ポジションではあるので、知らない人より知っている信用の置ける人を採 用したいという場合は多い。

    以下は極めて個人的な意見 • 駐在員ポジションを狙うのは? ◦ 求人が少ないので、待っていると何年も経ってしまう恐れあり。自分は運が良かったが、割り切りも 必要かと。 • 現地のユニコーン企業に直接応募するのは? ◦ 需要や待遇の面で成立するか疑問。外国人としてはインド人や中国人との競争になる。