Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

GCPの権限管理に関する自動化について

Sponsored · Ship Features Fearlessly Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
Avatar for 10xinc 10xinc
July 26, 2023

 GCPの権限管理に関する自動化について

Avatar for 10xinc

10xinc

July 26, 2023
Tweet

More Decks by 10xinc

Other Decks in Technology

Transcript

  1. ©10X, Inc. All Rights Reserved. 自己紹介
 ◦ swdyh (さわだようへい)
 ◦

    株式会社10X 
 ◦ ソフトウェアエンジニア (2018から)
 ◦ 社員規模: 入社時4名、現在120名くらい
 ◦ リライアビリティ&セキュリティ部
 ◦ Stailerのプロダクトセキュリティを担当(2022から)
 ◦ サーバサイドの開発も一部兼任
 

  2. ©10X, Inc. All Rights Reserved. プロダクトで扱うデータの整理
 ◦ どこに何があるか
 → データの棚卸しと整理


    ◦ それに誰がどうアクセスできるか
 → 権限の整理
 ◦ それにアクセスしたかどうか分かる
 → AuditLogの整備
 

  3. ©10X, Inc. All Rights Reserved. 権限の整理の背景
 
 
 ◦ ちゃんと整備せずに数年たってしまった


    ◦ やや荒れ気味
 ◦ ざっくりと広めにつけられている
 ◦ すでに役割を終えてそうなもの
 ◦ 意図したものが分からないもの
 ◦ データの棚卸しと整理をしたので、どこにどういう情報があるかは分かってき た
 ◦ 大事な情報へのアクセス権を限定したい
 ◦ 組織の構造が変わったり、業務も日々かわっていく、必要な権限も変わって いく
 ◦ 整理された状態にしたいし、それをコストかけずに維持したい

  4. ©10X, Inc. All Rights Reserved. 権限の整理のアプローチ
 
 
 ◦ ともかくまずは把握から


    ◦ 把握しやすい状態をつくる
 ◦ 把握できたら問題点を洗い出す
 ◦ 大事な情報へのアクセス権はどれが該当するか
 ◦ 権限昇格になりそうなものはないか
 ◦ 不要なものはないものはないか
 ◦ 継続的に問題点を把握していければよさそう

  5. ©10X, Inc. All Rights Reserved. 把握のためのデータ集め
 
 
 CloudAsset Cloud

    Identity Cloud IAM BigQuery ◦ CloudAssetやAPIで権限に関連するデータを BigQueryへエクスポート
 ◦ Cloud Asset
 ▪ IAM Policy, Project, Folder, CustomRole...
 ◦ Cloud Identity API
 ▪ Google Group Member
 ◦ Cloud IAM API
 ▪ PredefinedRole
 ◦ 毎日定期実行、snapshotも日毎に残す

  6. ©10X, Inc. All Rights Reserved. 集めた情報を見やすくする
 
 ◦ BIツールを利用 (LookerStudio)

    
 ◦ GCPの画面と比べて
 ◦ プロジェクト横断
 ◦ リソース単位(bucket, datasetな ど)も一括で見れる
 ◦ 集計したり、特定の条件を出し たりが楽
 ◦ SQLで込み入ったことも書きや すい

  7. ©10X, Inc. All Rights Reserved. どういうものを見ているか
 
 
 ◦ 現状のIAM

    Policy 一覧
 ◦ 変更の履歴
 ◦ 良くない権限設定
 ◦ 権限昇格系、個人情報/機密情報アクセス権、広い権限。 
 ▪ このへんはわりと業務やデータに応じて変動しそう。都度SQL見直すつもり 
 ◦ 各種集計
 ◦ 使われてるロールの集計、プロジェクトごとの集計など
 ◦ 便利なツール的なもの
 ◦ 冗長な設定検出(あるロールとそのサブセットのロールがともに付与されているときに、サブセットの ほうは要らないというのを出す、追加で権限足すと起こりがち) 
 ◦ RoleとRoleのpermission diff

  8. ©10X, Inc. All Rights Reserved. まとめ
 
 
 ◦ いろいろエクスポートしてBIツールで見るようにしたら、だいぶ見通しよくなった

    
 ◦ SQLでいろいろ検出できる 
 ◦ 今は良くない設定なおしているところ 
 ◦ 良くないところが減るのを観測できるし、新たになにか出てきてもすぐ分かる 
 ◦ すごく自動化できたわけではないけど、荒れ地をよい状態に持っていけそう 
 ◦ とはいえ難しさはある
 ◦ 業務を把握しないと適切な権限が分からないし、日々業務が変わる。組織の形も変わった りする。
 ◦ 「データの棚卸しと整理」「権限の整理」「AuditLogの整備」3つの施策の1つ、それぞれ関連して いて、データを集めて繋げればよりいい感じのものができそう 

  9. ©10X, Inc. All Rights Reserved. こんな環境に興味のある方ぜひ
 
 
 ◦ 10Xでは、事業が成長とともにセキュリティの重要度が高まってきています。活躍できる

    余白もたくさんあります。
 ◦ ジョブディスクリプション
 ◦ セキュリティエンジニア(Product Security)
 ◦ ソフトウェアエンジニア(Product Security Ops)
 ▪ ソフトウェアエンジニアでセキュリティに取り組むひと
 • ソフトウェアエンジニア(Product Security Ops)を募集します
 ◦ カジュアルな情報交換とかもしましょう
 ◦ カジュアル面談フォーム
 (注: Speaker Deckで見ていてリンクを開けない場合、スライドの下のDescriptionにリンクがあります)