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オレ達はAWS管理をやりたいんじゃない!開発の生産性を爆アゲしたいんだ!!

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March 07, 2026

 オレ達はAWS管理をやりたいんじゃない!開発の生産性を爆アゲしたいんだ!!

JAWS DAYS 2026登壇資料

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March 07, 2026
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Transcript

  1. JAWS DAYS 2026 
 Mashup for the Future 
 オレ達はAWS管理をやりたいんじゃない!

    開発の生産性を爆アゲしたいんだ!! KDDIアジャイル開発センター株式会社 若松 剛志
  2. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 2 KDDI Agile Development Center Corporation 若松

    剛志
 プラットフォームエンジニアリング部
 プラットフォームチーム
 エンジニア/札幌オフィス長
 得意分野:AWS/インフラ
 @t_wkm2 Who am I ? 

  3. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 所在地 東京都港区高輪二丁目 21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH

    11階 本社 代表取締役社長 事業内容 設立年月日 2022年5月12日 社員数 252名 re-INNOVATE YOUR BUSINESS “Be Agile, Update Culture” What’s KAG? 約10年間“アジャイル開発 “に徹底的にこだわり続けてきた DX専業のエンジニア集団 拠点 KDDI Agile Development Center Corporation 4 72% 舞鶴/三島/那覇/秋田/群馬/札幌/福岡/大阪/名古屋/ 仙台/広島/金沢 職種比率 エンジニア…72% デザイナ… 10% その他…18% 木暮 圭一 アジャイル開発事業および保守事業
  4. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d アジャイルに力を与え 共に成長し続ける社会を創る DX が求められる時代において 私たちは、変化を恐れず、新たな価値観、新技術を取り入れ 絶えずアップデートし続けることで新しい価値を創り出してきました。 「変化と共に生きる」

    一人一人が、本当に実現したい豊かな未来へ 自由に挑戦できる社会を実現するために。 アジャイルの活用にとどまらず、パートナーを繋ぎ、 企業 の枠を越えたワンチームで共にビジネスを考え、 これまで成し得なかった価値をカタチに変えます。 Be a Change Leader. Corporate Promiss
  5. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 8 KDDI Agile Development Center Corporation 組織体制


    経営 開発 1部 開発 2部 開発 9部 … PFE部 コーポ レート 部 人事部 ※とっても簡略化しているので、他にも部署があります
  6. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 9 KDDI Agile Development Center Corporation 組織体制


    経営 開発 1部 開発 2部 開発 9部 … PFE部 コーポ レート 部 人事部 ※とっても簡略化しているので、他にも部署があります プラットフォーム エンジニアリング部 スクラムチーム スクラムチーム スクラムチーム
  7. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 10 KDDI Agile Development Center Corporation プラットフォームエンジニアリング

    
 ガートナー曰く、
 プラットフォーム・エンジニアリングは、セルフサービス機能と インフラストラクチャ・オペレーションの自動化により、 開発者のエクスペリエンスと生産性を向上させます。 ※ 出典:https://www.gartner.co.jp/ja/articles/what-is-platform-engineering
  8. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 11 KDDI Agile Development Center Corporation プラットフォームエンジニアリング

    
 ガートナー曰く、
 プラットフォーム・エンジニアリングは、セルフサービス機能と インフラストラクチャ・オペレーションの自動化により、 開発者のエクスペリエンスと生産性を向上させます。 ※ 出典:https://www.gartner.co.jp/ja/articles/what-is-platform-engineering
  9. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 13 KDDI Agile Development Center Corporation プラットフォームエンジニアリング部(PFE部)の誕生

    
 2023年以前:サイロ化と属人化 • チーム横断で見る組織がなく、各 チームの裁量で開発
 • アカウント発行やGHE Serverの運 用はボランティア
 (主管部署無し)
 • 社員数が100名を越え、限界が見 えていた
 2023年:PFE部発足 • チーム横断組織としてPFE部が 発足
 • まだチームの形もなく、何をなす べきか定義するところから

  10. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 14 KDDI Agile Development Center Corporation 2年間の活動の中で整備したこと

    
 インフラ・基盤の整備:GHE Serverの巻き取りや、セキュリティ施策 
 • 社内でボランティア的に運用されていたGHE Serverを巻き取って
 運用し、開発チームが開発に集中できる環境を構築
 • AWSをベースとしたクラウド利用方法作成
 • AWSのSecurity HubやGuard Dutyなどセキュリティサービスを標準化
 して全アカウントに適用

  11. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 15 KDDI Agile Development Center Corporation 2年間の活動の中で整備したこと

    
 標準化の推進:ガイドラインの策定やドキュメントの整備 
 • AIサービスの使用ガイドライン作成
 • AWSサービスの解説ドキュメントとIaCテンプレートの作成
 
 セルフサービス化:サービスメニューの立ち上げや便利ツールの開発 
 • 必要な情報にたどり着きやすくなるよう作成物をメニュー化
 • GitHub上にツールを展開し、社内の誰でも使えるよう整備

  12. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 16 KDDI Agile Development Center Corporation 2年間の活動の中で整備したこと

    
 インフラ・ CI/CD・開発環境提供( Engineering system) ランタイム・セキュリティ &コンプライアンス・監視( Aplication platform) 標準テンプレート・ツール( Aplication template) 開発者セルフサービス( Developer self-service capabilities) GitHub Actions Dependabot Amazon Inspector Amazon GuardDuty AWS Security Hub AWS Organizaitons AWS Config Amazon CloudWatch IAM Access Analyzer Terraform for TenableIO AWS IAM Identity Center AWS CloudTrail kagtools/ kag-ism AWS Backup AWSアカウント 初期構築パッケージ for KDS(KDDI)
  13. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 17 KDDI Agile Development Center Corporation 2年後の現実

    
 ツール/サービスをリリースするものの使われている感がないので、
 実態把握のためにアンケートを実施
 サービスメニューがあ ることを初めて知った PFE部が何をやってる 部署かわからない そのツール、
 どこにあるの? 
 クラウドとかGHEの管 理はありがたい
 予想以上に使われていない現実に絶望
 クラウドやGitHubのお守りをするだけの部署に
  14. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 19 KDDI Agile Development Center Corporation 認知されていない活動

    
 届かない広報 存在を知らない 使いどころが不明 Slackではサービスやツールのリリースを広報してい たものの、情報が届いていなかった そもそもサービスメニューの存在が知られて いない ツールはあるが、どういう場面で使うべきか イメージが湧かない アンケートの回答を精査する中で以下の課題が見えてきた

  15. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 20 KDDI Agile Development Center Corporation 作るだけからの卒業

    
 プラットフォームエンジニアリングは「サービス業」 
 
 プロダクトを作るだけでは価値にならない。
 届けて、使ってもらって、開発の生産性が向上して初めて価値になる。
 
 作ったあとの第一ステップである「届ける」 部分が圧倒的に不足している
 ではどうすればいいか

  16. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 21 KDDI Agile Development Center Corporation 社内マーケティングの必要性

    
 サービス業ならば、まずは顧客にプロダクトを知ってもらうことが必要
 それならば社内に向けてマーケティングしなければ!
 
 調査 広報 流通 開発チームの「今の痛 み」を徹底ヒアリング 全社ミーティングでのデ モ、Slackでの 「見せ方」の工夫 最強のチャネルは 「対話」と「伴走」 ユーザーを知り 知ってもらう工夫をして 一緒に作る
  17. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 22 KDDI Agile Development Center Corporation 例えば:ライトな場合

    
 問い合わせから何かしらのレビュー
 
 • アーキテクチャ 
 • セキュリティ 
 • 非機能要件 
 • etc... 
 Slackだけの問い合わせ窓口をフォームにしたら、
 それだけで何故か問い合わせが増えた 基本的にはオンライン打ち合わせやSlackで
 時にはオフィスで顔を合わせて

  18. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 23 KDDI Agile Development Center Corporation 例えば:がっつり入った場合

    
 スクラムチームにインフラ担当としてジョイン
 
 • チームとしての顔 
 ◦ アーキテクチャ設計/構築
 ◦ KAG標準セキュリティの実装
 
 • PFEとしての顔 
 ◦ KAG標準セキュリティの適用においてペインになる部分の改修
 ◦ 案件内で構築したCI/CDをテンプレート化
 行ったり来たりが大事 行ったり来たりが大事
  19. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 24 KDDI Agile Development Center Corporation •

    タッチポイントが多くなり、対話の回数が増えた
 • 話す中で見えてくる本当の課題 の抽出
 • 直接支援を行うことでスクラムチームとの距離が近くなる
 • 徐々に支援依頼が増えてきて、ツールも使われるようになってきた
 • アンケート結果もポジティブな意見が増えてきた
 
 話して初めてわかることがある 

  20. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 26 KDDI Agile Development Center Corporation ビフォーアフター:

    「クラウド管理」から「頼りになる相談役」へ。 
 受け身からの脱却:作って周知するだけじゃなく現場で一緒やってみる 
 • 本当のペインの発見
 • サービスメニューを自ら適用し、使いにくい点を修正
 • スクラムチームからの信頼獲得
 • 支援事例の横展開
 • 次の引き合いへ

  21. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 27 KDDI Agile Development Center Corporation ビフォーアフター:

    「クラウド管理」から「頼りになる相談役」へ。 
 現在地: まだまだ泥臭い支援が多い 
 • 一緒に手を動かしながら適用できそうなサービスやツールを当てていく
 • いくつか支援するなかで共通化できそうなものはサービス化
 • スクラムチームが自走で使える「真のセルフサービス」の実現へ

  22. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 28 KDDI Agile Development Center Corporation ビフォーアフター:

    「クラウド管理」から「頼りになる相談役」へ。 
 これから:まだまだやりたいことは多い 
 • アーキテクチャテンプレート群「スタートダッシュパッケージ」の提供
 • CI/CDテンプレートへのSASTなど組み込み
 • Observabilityテンプレートの拡充
 • GHEのクラウド移行

  23. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_d 29 KDDI Agile Development Center Corporation まとめ


    • 物を作る前に、開発者の懐に飛び込もう!
 • 「サービスを作る」だけではなく「対話」による認知負荷の解消が大事。
 • 「真のセルフサービス」を実現するには届けて、使ってもらって、フィードバックして もらうループを回していくこと