Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための育成@エンジニア育成勉強会LT
Search
aki.m
May 07, 2021
Education
0
210
エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための育成@エンジニア育成勉強会LT
aki.m
May 07, 2021
Tweet
Share
More Decks by aki.m
See All by aki.m
自分にあった読書方法を探索するワークショップ / Reading Catalog Workshop
aki_moon
0
260
eXtreme recording
aki_moon
4
610
社会人に絶望していた自分が憧れのチームにjoinして見えた景色と希望 / Two years of history since joining the 47Org
aki_moon
4
1k
活用して育むコミュニティ〜5,000回コミュニティに参加して得られたもの〜 / How to Foster Community
aki_moon
1
62
学習指導要領から職場の学びを考えてみる / Thinking about workplace learning from learning guidelines
aki_moon
1
780
4年間で591冊の本を読む過程で生み出した読書方法カタログ / reading catalog
aki_moon
18
25k
知識と実践を紡ぐGenAI / Connecting Knowledge and experience with GenAI
aki_moon
2
390
Connect with Psychotherapy〜サイコセラピーから学ぶ行動変容のための準備〜 / Connect with Psychotherapy
aki_moon
1
78
セキュリティプラクティスの継続的な実践〜セキュアなシステム構築を目指して〜 / Continuous Security Practice
aki_moon
1
200
Other Decks in Education
See All in Education
付箋を使ったカラオケでワイワイしましょう / Scrum Fest Okinawa 2024
bonbon0605
0
100
Evaluation Methods - Lecture 6 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
750
AI 時代軟體工程師的持續升級
mosky
0
990
ISMS審査準備ブック_サンプル【LRM 情報セキュリティお役立ち資料】
lrm
0
570
Web Architectures - Lecture 2 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
2.7k
ビジネススキル研修紹介(株式会社27th)
27th
PRO
1
200
Ch2_-_Partie_3.pdf
bernhardsvt
0
110
コンセプトシェアハウス講演資料
uchinomasahiro
0
550
1106
cbtlibrary
0
430
Introduction - Lecture 1 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
5k
Ch2_-_Partie_1.pdf
bernhardsvt
0
120
Introduction - Lecture 1 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
1.8k
Featured
See All Featured
A designer walks into a library…
pauljervisheath
205
24k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
171
50k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.3k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
78
6.1k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
6
470
Designing on Purpose - Digital PM Summit 2013
jponch
116
7k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5.1k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
191
16k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
232
17k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
366
19k
Transcript
エンジニアのエンジニアによるエンジニアのための育成 aki.m 2021/5/7 @エンジニア育成勉強会LT+OST
自己紹介 • 名前 aki.m • SNS @Aki_Moon_ https://aki-m.hatenadiary.com/ • 仕事
金融系システムの受託開発 • 趣味 コミュニティ参加/勝負事/野球観戦
今日話してみること エンジニア育成をエンジニアらしく、エンジニアのために やってみるとどうなるかという思考実験
エンジニア育成を任されたエンジニアの想い(想像) ✓ 育成にかける時間はなるべく少なくしたい ✓ 非効率な育成方法は取りたくない ✓ 育成を任されたからには被育成者を一人前のエンジニアにしたい
エンジニア育成を任されたエンジニアの想い(想像) ✓ 育成にかける時間はなるべく少なくしたい ✓ 非効率な育成方法は取りたくない ✓ 育成を任されたからには被育成者を一人前のエンジニアにしたい 育成を意識する時間はできる限り少なくしつつ、自然とエンジニアが 育成されるような仕組みを作りたい!
自然と育成が進みそうな仕組み例① モブプロ&モブワーク ✓ 被育成者&育成者の学びが深まる ✓ 建設的相互作用の実践
自然と育成が進みそうな仕組み例② バックログ学習会 ✓ 近々着手するバックログをチームで学ぶ時間を毎sprint入れる(リズムを作る) ✓ 学習手法の例は以下 - 知識構成ジグソー法 - ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)
自然と育成が進みそうな仕組み例③ Slackのカスタム絵文字 ✓ ログラス社のカスタム絵文字 ✓ 自然とテストを学びたくなる ✓ 絵文字という形でユーモアも込めて 評価すると学びへの連動に役立つ 安藤輝次(2015年)掲示板を活用した学生による評価と学びの連動
https://twitter.com/little_hand_s/status/1318092285926502401
自然と育成が進みそうな仕組み例④ ふりかえりbot ✓ ふりかえりで出たKeepやTryをSlackでbot化 ✓ 定期的にチームにメンション ✓ 身に着けたい知識は言語化して 反復すると定着率が上がる 金西計英ら(2013)自学自習における学習意欲の維持へのTwitterボットの活用
自然と育成が進みそうな仕組み例~おまけ~ Scrapbox ✓ 気軽に情報をシェア ✓ 重要度の高い情報が自然と育つ GitHub ✓ コーディング履歴が可視化 https://scrapbox.io/help-
jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB
まとめ ✓ エンジニアらしく「どうやったら育成が進む仕組みが作れるか?」 を考えてみると何か発見があるかも ✓ 仕組みを考える一つの材料として教育心理学が役に立つかも
おまけ~発表の基になった原体験~ 学生時代にやっていた個別指導塾の講師 ✓ 生徒の成績は上がっても学習者として自律できない… ✓ 成績が上がるほど講師への依存度が強くなるジレンマ ✓ ジレンマを断ち切るのに役立った“仕組み化”
END ご清聴ありがとうございました!