Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ESP-WROOM-02でプチIoT
Search
akira345
June 29, 2018
Technology
0
96
ESP-WROOM-02でプチIoT
IoT LT 広島Vol9のLTで発表したスライドです。
ESP-WROOM-02+IFTTTでお手軽IoTです。
akira345
June 29, 2018
Tweet
Share
More Decks by akira345
See All by akira345
脱・同期処理!マイクロサービスにおける負荷分散の勘所
akira345
0
70
AWSデプロイツール紹介
akira345
0
42
40歳でやったこと
akira345
0
14
回路を読むために必要なこと
akira345
0
6
おれのAWSがこんなに辛い訳がない!!
akira345
0
14
Dockerを触ってみよう
akira345
0
75
アラフォー世代が基板を作ってみた(公開用)
akira345
0
130
トランジスタの働き(超入門編)
akira345
0
8
基板から回路図を起こしてみよう
akira345
0
1.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
実運用で考える PGO
kworkdev
PRO
0
130
Kubernetes における cgroup v2 でのOut-Of-Memory 問題の解決
pfn
PRO
0
450
Webアクセシビリティ入門
recruitengineers
PRO
3
1.5k
なぜSaaSがMCPサーバーをサービス提供するのか?
sansantech
PRO
6
1.7k
『FailNet~やらかし共有SNS~』エレベーターピッチ
yokomachi
1
200
iPhone Eye Tracking機能から学ぶやさしいアクセシビリティ
fujiyamaorange
0
250
AWSで推進するデータマネジメント
kawanago
0
860
【 LLMエンジニアがヒューマノイド開発に挑んでみた 】 - 第104回 Machine Learning 15minutes! Hybrid
soneo1127
0
250
クラウドセキュリティを支える技術と運用の最前線 / Cutting-edge Technologies and Operations Supporting Cloud Security
yuj1osm
2
250
Grafana MCPサーバーによるAIエージェント経由でのGrafanaダッシュボード動的生成
hamadakoji
1
1.1k
ZOZOマッチのアーキテクチャと技術構成
zozotech
PRO
3
1.2k
2025年になってもまだMySQLが好き
yoku0825
7
3.2k
Featured
See All Featured
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
34
3.1k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
96
6.2k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
59
9.5k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
332
24k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
KATA
mclloyd
32
14k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.8k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
140
7.1k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.4k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
279
23k
Transcript
ESP-WROOM-02でプチIoT IoTLT広島 Vol.9
あなた誰? • 名前:金田 晃(HN) • 本業:しがないインフラ担当(だったはず・・・) • 趣味: • 自宅サーバ、自宅インフラ
• 電子工作 • ジャンク漁り • 機械の分解、故障診断と修理 • 所属: • 広島電子工作娯楽部 • えれくら!
!告知! • オープンハードカンファレンス2018 Okayama
きっかけ • @wo_tani さんより、買ったESP-WROOM-02にバグがあって、バッテリ 駆動ができない。新しいバージョンでは改善されているが、一向に修正方法 が掲載されない。 • 回路図は掲載されているので、比較すれば改善点が分かるはず。どうだ? チャレンジしてみないか?今なら3つまで失敗できるぞ。と(煽られ) •
回路図を見比べながら、基板をしげしげと眺めていると、なんとなーく修正方 法が分かる。(気がした) • 結局手元にはバグありESP-WROOM-02が3台w • どうせなら、動作検証で何かやってみよう • 手元にある温湿度センサーを使ってつぶやいてみるか。
昔はこんなのを使ってやっていました・・・
今回の構成図
事前準備 • バグありESP-WROOM-02 (Rev2) • USBでは動くが、外部電源で動かない。 • 現在はバグ修正版のRev3になっている。 • まずは本当にUSBで動いて、外部電源で動か
ないか、この目で確認! • 症状が分かったので、回路図を比較し、手 持ちの道具、スキルなどを考慮し、修正方 針を決定 • 実施計画に基づいて、実際に修正を行う。 • 動作確認は安定のLチカ https://akira-junkbox.blogspot.com/2018/06/esp-wroom-02rev2.html
比較画像
サクサク修理
使用したセンサー • DHT11 • 従来のアナログ式温度センサ(LM35DZと か)と違い、デジタル信号にて温度、湿度 を出力する。 • Amazonなどで一つ200円以下で入手できる。 非常に安価。
• しかもArduinoなどで使えるライブラリが 充実しており、使用例も多い。 • デジタル出力なので、周辺回路が不要。直 結できる。 • ただし、精度は所詮おもちゃ • とはいえ、TDKの本格的なやつとか3000円 以上する
What’s IFTTT? • IFTTT(イフトと読むらしい。ByWiKi) IF This Then Thatの造語らしい • SDKを使ってOAuthロジックを組んだりな
ど、難しいことやらなくても、いろいろ なサービスの中継をやってくれるグルー ロジック的なサービス • もし(IF)***(This)なら、XXX(That) する。という事ができる。 • 今回は、もし、URLにGetで値を投げつけ たら、Twitterにつぶやく。という仕掛け を作る。
IFTTT準備 • アカウント作成
IFTTT準備 • NewAppletをクリック
IFTTT準備 • thisをクリック
IFTTT準備 • 今回はURLのGetでパラメタを渡すことをトリガにするので、Webhooksを 使います。
IFTTT準備 • 適当な名前を付けて・・・
IFTTT準備 • 次は何をするかを設定します。
IFTTT準備 • Twitterでつぶやきたいので、Twitterを選択します。
IFTTT準備 • アプリ連携を許可します。
IFTTT準備 • 色々できるのですが、ここではPost a Tweetを選択します。
IFTTT準備 • つぶやく内容を設定します。先ほど連携させたWebHookで渡す値は、 Add ingredientボタンを押すと、Getパラメタの値を変数として埋め込め ます。
IFTTT準備 • これで連携設定完了です。
IFTTT準備 • 出来たら、左上のWebhooksをクリックします。
IFTTT準備 • Settingsをクリックします。
IFTTT準備 • URLにシークレットキーがあるので、メモっておきます。
動作確認 • ブラウザに以下のアドレスをうって、TwitterにつぶやかれればOK https://maker.ifttt.com/trigger/温湿度 取得/with/key/<シークレットキー> /?value1=30&value2=50
ESP-WROOM-02 • 以下のサイトのプログラムを使用します。 • ESP8266(ESP-WROOM-02)とDHT11でIFTTT経由で温度と 湿度をツイートする (https://bit.ly/2K56Cgj) • 注意点としてIO16とRESETをつながないと、起き 上がってこない。
• USB電源だとWiFiが繋がらないことがある。
まとめ • 一昔前はマイコンで通信しようとすることはかなり難しかった。 • 今は非常に安価でそこそこの性能のセンサーやマイコンが入手できるように なった。 • 色々な外部サービスやコード共有などの登場で、いろいろな敷居は下がっ てきている。 •
お手軽度は増しているが、逆に言えばブラックボックスの組み合わせとも いえる。 • 時間は有限なので、どこに注力するか?という選択の自由度が上 がっている。