Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

IBM Cloud PLUS #9 ROKS

Alex
September 28, 2023

IBM Cloud PLUS #9 ROKS

IBM Cloud Plus
#9 Red Hat OpenShift on IBM Cloud

Alex

September 28, 2023
Tweet

More Decks by Alex

Other Decks in Education

Transcript

  1. *#. $MPVE 1MVT  3FE )BU 0QFO4IJGU PO *#. $MPVE

    IBM Tech/Developer Dojo IBM Cloud ʴ
  2. © 2023 IBM Corporation IBM Cloud とは 企業の“Journey to Cloud”を⽀えるのがIBM

    Cloudです。VMWare vSphere や Power AIXのような現⾏システムのクラウド移⾏からクラウドネイティブによるDX実 現までサポートします。 モノリスに 実装された レガシーアプリ レガシーアプリ をIBM Cloudへ そのまま移⾏ コンテナにより リファクタ リングされた レガシーアプリ Cloud Hosted VMware VM / PowerVMを パブリッククラウドにLift & Shiftし、迅速な速度と スケール・メリットを実 現 Containerized アプリを再設計せずに、ステートレス なアプリをコンテナ化。ステートフル なアプリはそのままに。 既存アプリのクラウド・サービス連携 とCI/CDの確⽴による アジャイル・ク ラウド運⽤の実現 Cloud Native お客様のペースに合わせてアプリ を再構築するか、マイクロサービ ス、コンテナ、DevOpsツールを 活⽤して、まったく新しいアプリ をクラウドで構築 レガシーアプリ からIBM Cloud サービスを利⽤ Cloud Enabled VMをパブリッククラウド サービスに拡張すること により、VMをLift & Transform IBM Cloud Microservices Analytics IBM Watson Object Storage Machine Learning IBM Kubernetes Service IBM Cloud 190+ サービス Microservices RedHat OpenShift Kubernetes Service オンプレミス IBM Cloud Kubernetes Service RedHat OpenShift Kubernetes Service
  3. © 2023 IBM Corporation IBM Cloud Plus シリーズについて Ø *#.$MPVEͷॳֶऀͷํ޲͚ʹΫϥ΢υ׆༻ʹ͔ܽͤͳ͍αʔϏεΛϐοΫΞοϓͯ͠ɺ࣮ࡍͷૢ࡞Λަ

    ͑ͭͭجຊతͳ஌ࣝ΍ศརͳ࢖͍ํΛशख़͍ͨͩͨ͘Ίͷߨ࠲Ͱ͢ɻ Ø *#.$MPVEͷओཁͳαʔϏεʹؔ͢Δجຊతͳ஌ࣝ΍ศརͳ࢖͍ํΛशख़͍ͨͩ͘͜ͱ͕໨తͰ͢ɻ Ø ࣮ࡍͷૢ࡞ͷσϞ΋ަ͑ͨߨٛܗࣜͰӡӦ͍ͯ͠·͢ɻ γϦʔζ ςʔϚ ࣌ظ ୈճ $PEF&OHJOFೖ໳ ݄೔ ୈճ 0CKFDU4UPSBHFͷצॴ ݄೔ ୈճ *#.1PXFS74 ೖ໳ͱ࠷৽৘ใ ݄೔ ୈճ 71$ઃܭͷצॴ ݄೔ ୈճ όοΫΞοϓؔ࿈αʔϏε ݄೔ ୈճ *OGSBTUSVDUVSFBT$PEF࣮ફฤ ݄೔ ୈճ *#.$MPVEͷೝఆࢿ֨ΛͱΖ͏ ݄೔ ୈճ *#.$MPVEGPS7.XBSF ݄೔ ୈճ 3FE)BU0QFO4IJGUPO*#.$MPVE ݄೔ ୈճ ӡ༻؂ࢹαʔϏε ݄࣮ࢪ༧ఆ IBM Cloud Plus シリーズで扱うテーマ IBM Cloud のより詳しい知識を習得するには、『柔らか層本』をご活⽤ください。 今回
  4. 本⽇の講師紹介 写真 ▪⽒名︓項巍"MFY9JBOH ▪所属︓ ⽇本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部 カスタマーサクセスマネージャ  *#.$MPVE Ø

    *#.$MPVE$4.ͷ͝঺հ • *#.$MPVEͷ$4.͸ɺ͓٬༷ͷϏδωεʹ*#.$MPVE͕ ΑΓߩݙͰ͖ΔΑ͏ٕज़໘Ͱ͝ࢧԉ͍ͤͯͨͩ͘͜͞ͱͰ ɺϏδωεͷ੒ޭʹ޲͚ͨऔΓ૊ΈΛ͓ख఻͍͍ͤͯͨ͞ ͩ͘͜ͱ͕໾ׂͰ͢ɻ • ೔ʑ *#. $MPVE Λ͓࢖͍͍ͨͩ͘தͰͷޮ཰Խ΍৽͍͠ν ϟϨϯδʹର͢Δ͝ࢧԉΛ௨ͯ͡ɺ͓٬༷ʹ*#.$MPVEͷັ ྗΛ࣮ײ͍͚ͨͩΔΑ͏׆ಈͯ͠·͍Γ·͢ɻ ຊ೔͸օ͞·ͷ͓࣌ؒΛ͍͖ͨͩ͋Γ͕ͱ͏͍͟͝·͢ʂ ੿͍ͳ͕Βઆ໌͍͖ͤͯͨͩ͞·͢ɻΑΖ͓͘͠ئ͍͠·͢ʂ
  5. © 2023 IBM Corporation 本⽇のアジェンダ Ø今回は、IBM Cloud の Red Hat

    OpenShift on IBM Cloudをテーマとして取り上げます。 λΠϜςʔϒϧ ಺༰  ίϯςφ֓ཁ   ,VCFSOFUFT֓ཁ  0QFO4IJGU֓ཁ  3FE)BU0QFO4IJGUPO*#.$MPVE  ؔ࿈ιϦϡʔγϣϯ  ࠷ޙʹ 本⽇のアジェンダ ※進捗状況により予定より早く終了する場合があります
  6. コンテナ型仮想化技術について n Docker –2013年にDocker社からリリースされたコンテナ仮想化ソフトのスタンダード • コンテナ環境を可搬性のあるDockerイメージとして定義 • イメージファイルを共有するためのレジストリ(Docker Hub) が提供されている。

    n コンテナ仮想化技術の特徴 –各コンテナはホストOSのプロセスとして稼働する • ホストOSのカーネルを各コンテナが利⽤する • ホストOSのファイルシステムをマウントすることも可能 –基本的にコンテナの使⽤するメモリやディスクは揮発性。 コンテナ破棄時に破棄される n Open Container Initiative (OCI) –2015年に設⽴された標準化イニシアティブ • コンテナランタイムとコンテナイメージの標準仕様を策定 ⇒標準に準拠した軽量コンテナランタイムも登場 システム基盤 ホストOS コ ン テ ナ エ ン ジ ン Linux Kernel App1 Bin/Libs Bin/Libs App3 Bin/Libs App2 App1 Bin/Libs
  7. コンテナ型仮想化技術のメリット n 従来のVM型仮想化と⽐較して –ゲストOSがない分.. • 各コンテナのメモリフットプリントが⼩さく、リソースを⼤幅に節約 • 起動/停⽌が⾼速 n コンテナイメージのポータビリティ(可搬性)

    –アプリケーションの依存するソフトウェアやファイルも含めて コンテナイメージとしてパッケージング • 同じアーキテクチャの別基盤でも動作可能 • テスト環境でテストしたイメージを本番リリース –フォールバックが容易 • リリース後障害が発⽣した場合もすぐに前のバージョンに 戻せる システム基盤 (クラウド) ホストOS システム基盤 (オンプレミス) ホストOS コ ン テ ナ エ ン ジ ン App1 Bin/Libs App2 Bin/Libs コ ン テ ナ エ ン ジ ン App2 Bin/Libs
  8. Kubernetesのオーケストレーション機能 構成管理 ⽔平スケーリング 負荷分散 (サービス・ ディスカバリー) ⾃⼰修復 (セルフ・ ヒーリング) リソース管理

    (ス ケジューリング) ロールアウトと ロールバック リソース要求と可⽤性を保ち、また、制約に基づき、⾃動的にコンテナの配置を決定。 リソースの有効利⽤を実現。 障害コンテナの再起動、ノード障害時には、コンテナの再配置の実施。 また、ユーザー定義のヘルス・チェックに応答しないコンテナの削除も実施可能。 コマンドやUIから簡単にアプリケーションのスケール・アップ / ダウンが可能。 また、CPU使⽤率などに基づく、⾃動スケーリングも可能。 複雑なサービス・ディスカバリー・メカニズムのアプリケーションへの組み込みは不要。 Kubernetesは、コンテナの集合に単⼀のDNSネームを付与し、負荷分散を実現。 アプリケーションの変更を順番に適⽤。(ローリングアップデート) 何か不具合が発⽣した場合には、ロールバックも可能。 イメージの再ビルドなしに、また、機密(認証)情報を構成情報と分離して、 アプリケーションのデプロイや更新が可能。
  9. Kubernetes/コンテナ の 基本⽤語 クラスター = コンテナ Kubernetes環境 キーワード 解説 [コンテナ⽤語]

    コンテナ コンテナエンジン上で稼働するアプリケーション。 コンテナイメージのインスタンスとも⾔える。 UNIXのpsコマンドで表⽰されるプロセスに相当。 イメージ コンテナとして実⾏するもの。レジストリに配置される。 Windowsで⾔えば .exe ファイルに相当。 レジストリ イメージ置き場。 [Kubernetes⽤語] クラスター 1台以上のマスターと、それに管理される1台以上のノードの集合。 マスター Kubernetesクラスターを管理する。 ノード アプリケーションが稼働する物理/仮想サーバー。 OpenShiftでは ”ワーカーノード” と呼ぶ Pod 同じ計算リソース、ネットワーク、ストレージを共有する 緊密な関係をもった1つ以上のコンテナーのグループ。 Service アプリケーションへのアクセス⼝。 ノード ノード Pod Pod Pod Pod マスター イメージ コンテナ レジストリ 実⾏ コンピューター コンテナエンジン Service コンテナ
  10. なぜ Kubernetes によりシステム運⽤の効率化が可能なのか n Kubernetes環境 – Kubernetes / Istioより提供されるQoS機能 –

    あるべき姿を宣⾔するポリシーによる⾃動運⽤ n 従来型システム – 各種ミドルウェアにより提供されるQoS機能 – ⼿続き型 の⼈的運⽤ Kubernetes ミドル ウェア ミドル ウェア ミドル ウェア 仮想化基盤 物理インフラストラクチャ リソース/可⽤性を考慮した配置 スケールアウト アプリケーション更新 ⽣死監視・復旧処理 負荷分散 ルーティング セッション管理 障害時リトライ ミドル ウェア アプリ アプリ アプリ アプリ 仮想化基盤 ミドルウェア ミドルウェア リソース/可⽤性を考慮した配置 スケールアウト 負荷分散 ルーティング セッション管理 アプリケーション更新 ⽣死監視・復旧作業 障害時リトライ ルーティング セッション管理 障害時リトライ 物理インフラストラクチャ ⼈的作業が 求められる領域 OS OS アプリケーション アプリケーション 全システム共通の 基盤として Kubernetesの使⽤ ⼈的作業が不要 製品個別の運⽤が不要 (コンテナ環境共通の運⽤) 製品個別の QoS機能に合わせ 運⽤を 検討する 必要が有る
  11. コンテナ+Kubernetes のなにがうれしいのか nシステム基盤観点 –軽量、⾼速起動 –⾼いシステム利⽤効率 –システムのポータビリティ –Kubernetes による運⽤コスト低減 n開発者観点 –新しいテクノロジ採⽤が容易

    –変更を反映しやすい アプリケーション開発環境 •サービスごとのライフサイクルの分離 –再現性のあるシステム基盤 •Infrastructure as Code の徹底 •環境準備の容易性 –安全確実なリリース •Immutable Infrastructure
  12. KubernetesとKubernetesディストリビューション nKubernetes はCNCF(Cloud Native Computing Foundation) の 主要プロジェクトとして開発されている ⇒アップストリームのKubernetes。無償配布 nクラウドベンダー、ソフトウェアベンダー、および

    OSSコミュニティは上記をコアとして機能を拡張 ⇒ダウンストリームのKubernetes。有償/無償提供 –クラウドベンダーのマネージドK8sサービス –ソフトウェアベンダーのK8sスイート製品 –K8sインストーラー製品
  13. OpenShift4概要 Cluster services monitoring, showback, registry, logging Application services middleware,

    functions, ISV Service mesh Developer services dev tools, automated builds, CI/CD, IDE Automated operations Enterprise Linux CoreOS Physical Virtual Private Public CaaS↔PaaS | Faas Best IT ops experience Best developer experience certified 必要なものは直ぐに使える 1. 完全に統合され⾃動化された統合アーキテクチャ 2. Kubernetesベースでオンプレとクラウドのワークロードを シームレスに結びつける 3. クラウドインフラからOS,アプリケーションサービスまで ⾃動インストール 4. OpenShiftプラットフォームとアプリケーションの更新が容易 5. 必要なリソースをオートスケーリング 6. エンタープライズ向けクラウドネイティブの実装 アプリケーショ ンワークロード に応じた柔軟 な開発体験 の実現 どの環境でも ⾃動化された 運⽤プロセス を実現 どの環境でも 同様の⼿順で アプリケーショ ンを稼働 どの環境でも 迅速かつ信頼 の⾼いOS Red Hat OpenShift Container Platform Kubernetesをエンタープライズ向けに提供するコンテナ・アプリケーション・プラットフォーム Any Infrastructure
  14. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で

    開発・運⽤できる 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション を選択するだけで構成がで きる 22 © 2023 IBM Corporation
  15. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で

    開発・運⽤できる 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション を選択するだけで構成がで きる 24 © 2023 IBM Corporation
  16. Kubernetesでアプリを公開するためには Container Containerイメージの開発・登録 Kubernetes アプリをKubernetesに デプロイ・サービス公開・運⽤・監視 Application アプリケーションの開発 アプリを公開 アプリを公開

    OpenShift ソースコードを元にアプリを Kubernetesにデプロイ・サービス公開 Kubernetesを そのまま利⽤する場合 Application アプリケーションの開発 OpenShiftを 利⽤する場合 複雑な定義ファイル不要 メリットのみ享受 27 © 2023 IBM Corporation
  17. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で

    開発・運⽤できる 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション を選択するだけで構成がで きる 28 © 2-23 IBM Corporation
  18. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に

    Kubernetes上で 開発・運⽤できる 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション を選択するだけで構成がで きる 29 © 2023 IBM Corporation
  19. KUBERNETES CLUSTER Kubernetesを使うために必要なツール NODE NODE APPLICATION NODE MASTER NODE ・モジュール構成検討

    ・モジュール導⼊ ・RSA鍵の発⾏と設定 ・ネットワーク構築 ・NODE通信⽤WF設定 ・・・ LOG・MONITORING CI/CD PIPELINE ACCESS CONTROL CODE BUILD DEPLOY + 30 © 2023 IBM Corporation
  20. 31 © 2023 IBM Corporation KUBERNETES CLUSTER Kubernetesを使うために必要なツール NODE NODE

    APPLICATION NODE MASTER NODE ・モジュール構成検討 ・モジュール導⼊ ・RSA鍵の発⾏と設定 ・ネットワーク構築 ・NODE通信⽤WF設定 ・・・ LOG・MONITORING CI/CD PIPELINE ACCESS CONTROL CODE BUILD DEPLOY + Red Hat OpenShift on IBM Cloud
  21. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に

    Kubernetes上で 開発・運⽤できる 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション を選択するだけで構成がで きる 33 © 2023 IBM Corporation
  22. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション

    を選択するだけで構成がで きる 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 34 © 2023 IBM Corporation
  23. OpenShift 管理下のコンテナ環境 W1 Zone 1 Zone 2 Zone 3 W2

    W3 W1 W2 W3 W1 W2 W3 35 © 2023 IBM Corporation
  24. OpenShift 管理下のコンテナ環境 W1 Zone 1 Zone 2 Zone 3 W2

    W3 W1 W2 W3 W1 W2 W3 36 © 2023 IBM Corporation
  25. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション

    を選択するだけで構成がで きる 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 38 © 2023 IBM Corporation
  26. Red Hat OpenShift on IBM Cloud 3つの特徴 簡単に使える コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で

    開発・運⽤できる 数クリックで 始められる コンテナアプリを簡単に Kubernetes上で 開発・運⽤できる 本番利⽤も 安⼼ MZRクラスタもオプション を選択するだけで構成がで きる 39 © 2023 IBM Corporation
  27. Red Hat OpenShift on IBM Cloud • フルマネージドサービス IBM管理のマスターノードをHA構成で運⽤ •

    OpenShift 構築時に複数のバージョンから選択可能 • ノードOSにRed Hat Enterprise Linuxを利⽤ • 統合された CI/CD • 統合された OpenShift カタログ ΤϯλʔϓϥΠζରԠͷ,VCFSOFUFTίϯςφ ϥοτϑΥʔϜͰ͋Δ0QFO4IJGUΫϥελʔΛఏڙ Red Hat OpenShift on IBM Cloud
  28. Red Hat OpenShift on IBM Cloud ネイティブなOpenShiftクラ スター上で、クラスターの ライフサイクル管理を簡略 化した直感的なユーザー・

    エクスペリエンスを提供す るクラウド・サービスで す。 200以上のIBMクラウド・ サービスを活⽤しながら、 アプリの迅速な提供を可能 にする組み込みのセキュリ ティと分離機能を備えてい ます。 35以上のデータセンターを 含む、世界の6つのIBMリー ジョンで利⽤可能。 As-a-Service (マネージド) • プロビジョニング の自動化 • インストール、設定、 アップグレード • パッチ管理、 スケーリング • パフォーマンス調整 • 24時間/365日のグロー バルSREサポート • SLA 99.99% レジリエント かつセキュア • 自動化されたマルチ ゾーン・デプロイメン トと障害回復 • 可用性の高いマスター ノード • セキュリティー強化と コンプライアンス • エンタープライズ向け の隔離 オプション: • 専有コンピュート • ベアメタル • プライベート・クラ スター 完全な プラットフォーム あらかじめ組み込まれた • モニタリング • ロギング • Key Protect(BYOK), Hyper Protect Crypto Services(KYOK) • IAM, Activity Tracker • ストレージ、オブジェ クトストレージ・ボ リューム • サービスカタログ • コンテナ・レジストリ と脆弱性アドバイザー
  29. Red Hat OpenShift on IBM Cloud を使⽤する際の責任 タイプ別の責任 責任 内容

    クラウド・ インフラストラクチャー IBM • ワーカーノードのプロビジョニング、追加と削除 • クラスター管理コンポーネントをセットアップおよびプロビジョニング お客様 • コンピュートおよびストレージ容量の調整 • ワークロードのニーズを満たすようにネットワーク構成 管理対象クラスター IBM • クラスタの構築、運⽤、監視及びクラスタ管理⽤のAPI、CLI、コンソールの提供 (MZR提供地域でのマルチマスター構成、etcd のバックアップおよびリカバリー) • クラシックインフラストラクチャーと統合するためのプラグイン提供など • マスター及びワーカーノードに対してOS、バージョン、およびセキュリティーのバージョン更新 を適⽤できるように提供 お客様 • マスターノード、ワーカーノードのバージョン更新の適⽤ (パッチバージョンの場合、マスターノードには⾃動適⽤されます) セキュリティーが 充実した環境 IBM • HIPAA, PCI, SOC2, ISOなど、さまざまな業界のコンプライアンス規格に対応した制御を維持 • マスターとワーカー・ノードの間の通信を TLS で暗号化 • ワーカーノードのストレージ暗号化、SSHの無効化 • Kubernetes 役割ベース・アクセス制御 お客様 • ワークロードのニーズを満たすように追加のセキュリティー設定 https://cloud.ibm.com/docs/containers?topic=containers-security#security アプリのオーケストレー ション IBM • Istio や Knative など、多くの管理対象アドオンを提供 • IBM Cloud上の様々なサービスとの統合(Container Registry、LogDNA、Sysdigなど) • サービス公開するためのロード・バランサーおよび Ingress ルートをサポート お客様 • 提供されたツールおよび機能を使⽤して、構成とデプロイ、許可のセットアップ、他のサービス との統合、 外部からの処理、正常性のモニター、データの保存、バックアップ、およびリストア を⾏い、それ以外の場合は可⽤性が⾼く、回復⼒の⾼いワークロードを管理
  30. © 2021 IBM Corporation 44 IBM Cloudのさまざまな機能との統合 01&/4)*'5 $-645&3 01&/4)*'5

    64&3 0/13&.*4 *#.$-06% 64&3 "11-*$"5*0/ 05)&34&37*$&4 /&5803, 4503"(& %"5"#"4&4 *%ɾ4&$63*5: %&7&-01&3 $*$%1*1&-*/& -0(ɾ.0/*503*/(
  31. © 2021 IBM Corporation 45 IBM Cloudのさまざまな機能との統合 64&3 0/13&.*4 *#.$-06%

    64&3 "11-*$"5*0/ 05)&34&37*$&4 /&5803, 4503"(& %"5"#"4&4 *%ɾ4&$63*5: %&7&-01&3 $*$%1*1&-*/& -0(ɾ.0/*503*/( 1045(3& 42- .0/(0%# 3&%*4 %# $-06%"/5 #-0$, 4503"(& 0#+&$5 4503"(& 10358039 4%4 01&/4)*'5 01&/4)*'5 $-645&3
  32. 47 分散型クラウドのためのマネージドサービス IBM Cloud Satellite 世界最⼤級の実績を誇る IBM Cloudのコンテナ管理基盤を 通して、あらゆる環境を⼀元連 携・展開できるマネージド・サー

    ビスです。 IBM Cloudでも、オンプレでも、 あらゆるクラウドでも、エッジで も、Cloud Paksも、OpenShiftが あるところならどこでも連携でき ます。 運⽤フェーズに必要不可⽋な 便利機能だけではなく、 IBM Cloudのさまざまなサービス も利⽤できます。 IBM Cloud Satellite IBM Cloudのさまざまなサービスや、ユーザーの持つデータやワークロードを任意の環境に 展開できるようになる、オープンさと⼀貫性を備えたIBM Cloudから利⽤できるサービスです。 「分散型クラウド」 パブリック・クラウド・サービスをさまざまな場所に分散させ、サービスの提供者であるパブリック・クラウド・ プロバイダーがそのオペレーション、ガバナンス、アップデート、進化に関する責任を負うというものです。これ は、⼤半のパブリック・クラウド・サービスで採⽤されている⼀元化モデルからの⼤幅な転換を意味し、クラウド ・コンピューティングの新時代をもたらします。」(ガートナー)
  33. © 2021 IBM Corporation 48 エッジ オンプレミス IBM Cloud Satelliteで実現する世界配布

    IBM Cloud Satellite Satellite Linkにより、OpenShift環境をService Control Planeに接続し、どこからでも 連携状態にあるあらゆるOpenShift環境へアプリケーションをディストリビューション。 48 IBM Cloud Service Control Plane Red Hat OpenShift IaaS AWS Azure Red Hat OpenShift アプリケー ション IBM Cloud カタログ・ サービス 実現できること • IBM Cloudで利⽤できる様々なカタログ・サービス(Cloud Database、DevOps、AI など)の配布 • お客様のアプリケーション構成の配布 Satellite Config Satellite Link IBM Cloud Satellite IaaS Red Hat OpenShift アプリケー ション IBM Cloud カタログ・ サービス 物理サーバー Red Hat OpenShift アプリケー ション IBM Cloud カタログ・ サービス エッジ・サーバー Red Hat OpenShift アプリケー ション IBM Cloud カタログ・ サービス 様々なロケーションに 配布指⽰ Red Hat OpenShift アプリケー ション IBM Cloud カタログ・ サービス
  34. まとめ︓OpenShift on IBM Cloud 幅広い選択肢 マルチAZによる⾼可⽤性 安⼼のセキュリティ • Worker Nodeに仮想サーバーに加え物理サーバーも選択

    できる(計30種+) • ManagedのOpenShift だけでなくマネージドの Kubernetes も選択できる • IBM Cloudの他サービスと柔軟に連携できる • 業界最⾼⽔準の鍵暗号化技術を 使ったBYOKができる • Worker Nodeがマルチテナント環境であってもCPUとメモリ を他社と分離できる • 東京リージョンにDC 3拠点 • クラスター内、AZ間、リージョン間の通信が無料 • HA Masterとして⾼可⽤性を備えたマネージド環境が利⽤で きる