10年前の2009年、私は「人の役に立つプロダクトを作りたい」という思いでプログラマになりました。しかし私が開発に携わってきたプロダクトは、胸を張って最高だと言えるものではありませんでした。
「頑張ってコードを書いているのになぜ最高にならないんだろう?」そんな疑問をきっかけに、より良い開発プロセスの探求が始まりました。気づいたらスクラムマスターになり、アジャイルコーチチームを設立していました。
最高のプロダクトを作るためにはチームワークが欠かせません。これまでに私が探求する過程で気づいたこと、学んだことを共有してみたいと思います。
また、私が所属するサイボウズは複業(副業)を推奨していることもあり、現在は週3日正社員で働きつつ、残り2日は個人事業主として複業をしています。意図せず実現した働き方ではありますが、これを実現する過程で、市場価値について考え、給与交渉をし、持続可能な働き方・学び方について考える機会がありました。これは人生100年時代を生きる上でちょっと面白い参考になるかも知れませんので、ぜひ働き方についてもお話できればと思います。