Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Amazon SQSを勉強しなおしてみた
Search
amarelo_n24
May 29, 2021
Technology
0
1.4k
Amazon SQSを勉強しなおしてみた
2021/5/27 JAWS-UG朝会 #21 登壇資料
amarelo_n24
May 29, 2021
Tweet
Share
More Decks by amarelo_n24
See All by amarelo_n24
re:Invent初参加者が感じたre:Invent を楽しむために必要なこと
amarelo_n24
0
26
おひとり様Organizations管理者もルートアクセス管理を有効にしよう!
amarelo_n24
1
91
アウトプット再始動2025・つなげるアウトプット2026
amarelo_n24
0
44
AWS re_Invent に全力で参加したくて筋トレを頑張っている話
amarelo_n24
1
110
バケットポリシーの記述を誤りマネコンからS3バケットを操作できなくなりそうになった話
amarelo_n24
1
160
質のよいアウトプットをできるようになるために~「読む・聞く、まとめる、言葉にする」を読んで~
amarelo_n24
0
350
AWSと共に英語を学ぼう
amarelo_n24
0
210
ANS-C01_2回不合格から合格までの道程
amarelo_n24
1
410
今年のふりかえりと来年目指すこと
amarelo_n24
0
790
Other Decks in Technology
See All in Technology
わが10年の叡智をぶつけたカオスなクラウドインフラが、なくなるということ。
sogaoh
PRO
1
300
小さく、早く、可能性を多産する。生成AIプロジェクト / prAIrie-dog
visional_engineering_and_design
0
350
形式手法特論:コンパイラの「正しさ」は証明できるか? #burikaigi / BuriKaigi 2026
ytaka23
16
4.4k
ソフトウェアエンジニアとAIエンジニアの役割分担についてのある事例
kworkdev
PRO
1
380
ECS_EKS以外の選択肢_ROSA入門_.pdf
masakiokuda
1
120
Oracle Database@Google Cloud:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
1
840
歴史から学ぶ、Goのメモリ管理基礎
logica0419
10
2.3k
モノタロウ x クリエーションラインで実現する チームトポロジーにおける プラットフォームチーム・ ストリームアラインドチームの 効果的なコラボレーション
creationline
0
510
プロンプトエンジニアリングを超えて:自由と統制のあいだでつくる Platform × Context Engineering
yuriemori
0
170
Sansan Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
1
3.6k
「駆動」って言葉、なんかカッコイイ_Mitz
comucal
PRO
0
140
2025年の医用画像AI/AI×medical_imaging_in_2025_generated_by_AI
tdys13
0
310
Featured
See All Featured
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.9k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
269
13k
Noah Learner - AI + Me: how we built a GSC Bulk Export data pipeline
techseoconnect
PRO
0
78
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
More Than Pixels: Becoming A User Experience Designer
marktimemedia
2
280
Exploring the relationship between traditional SERPs and Gen AI search
raygrieselhuber
PRO
2
3.5k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
234
17k
How to build an LLM SEO readiness audit: a practical framework
nmsamuel
1
590
Bash Introduction
62gerente
615
210k
世界の人気アプリ100個を分析して見えたペイウォール設計の心得
akihiro_kokubo
PRO
65
35k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
180
10k
Transcript
Amazon SQSを勉強しなおしてみた 2021/5/27 JAWS-UG朝会 #21
1.はじめに 2.Amazon SQSの概要と各種設定 3.SQSの実践チュートリアルをやってみた 4.まとめ 話すこと
1.はじめに
自己紹介 氏名 :藤田 直幸 twitter:@amarelo_n24 ※ コーヒー焙煎人兼エンジニアと名乗ってます。 職場:都内にある企業の情報セキュリティ統制担当 資格:AWS認定クラウドプラクティショナー ソリューションアーキテクトアソシエイト
※現在、デベロッパーアソシエイトの勉強中 好きなAWSサービス:AWS CLI、AWS CloudShell、Cloud9 好きなコーヒー :ブラジル ブルボンアマレロ
AWSの実務経験はおろか、開発経験もロクにないくせに、 来月デベロッパーアソシエイトを受験しようとしていま す!!(申し込みはこれから) メッセージングサービスへの理解がまだまだ乏しかったた め、ちゃんと理解したい!と思い、SQSの勉強をして登壇 もしようと思いました! ※他のサービスも「完全に理解」していません・・・
様々な参考文献を読んで資料を作りましたが、 間違いなどあったらご指摘お願いします🙇
2.Amazon SQSの概要と各種設定
・フルマネージド型のメッセージキューイングサービス ・AWSサービスの中で最古のサービス(2004年サービスイン) ・マイクロサービス、分散システム、およびサーバーレスアプリ ケーションの切り離しとスケーリングが可能 ・AWS KMS(Key Management Service)と連携して、サーバ側 の暗号化することが可能 ・メッセージの最大容量は256KB
(1)Amazon SQSとは?
SNS(Amazon Simple Notification Service)との違い ・SNSはプッシュ型通信 SNS側がメッセージを発行してくる。 (1)Amazon SQSとは? コンシューマー Amazon
Simple Notification Service (Amazon SNS)
SNS(Amazon Simple Notification Service)との違い ・SQSはプル型通信 コンシューマーがキューにポーリングして、メッセージが キューの中にあれば取得できる。 (1)Amazon SQSとは? コンシューマー
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS)
①標準キュー ・1秒あたりのトランザクション数はほぼ無制限。 ・少なくとも1回のメッセージ配信を保証。 ・同一メッセージが2回配信される可能性がある。 ・メッセージの配信順序を保証していない。 ※ほぼ無制限のスループットを可能にする高度に分散 されたアーキテクトのため。 (2)キュータイプ
重複実行しない設計 ・一度メッセージを受信して処理を実行したことを DynamoDBに記録する。 冪等性を確保するアプリケーション設計 ・同じメッセージを受信して処理を実行したとしても、 結果がまったく変わらないようにする。 ※標準キューが2回以上配信された場合の設計
②FIFO(First-in-first-out)キュー ・メッセージの配信順序を保証する。 ⇒操作とイベントの順序が重要な場合、メッセージの重複が 許容されない場合に使用する。 ・メッセージ重複排除IDを使って重複を防ぐ設計がされている。 ・1秒あたりのトランザクション数 バッチ処理なし:300件 バッチ処理あり:3000件 (2)キュータイプ
AWS CLIでFIFOキューを作成する場合 sqs create-queue コマンドのオプション --attributes FifoQueue=true を指定することで設定可能。 (2)キュータイプ
マネコンからも、FIFOキューで作成されたこと確認。 (2)キュータイプ
①ショートポーリング ・デフォルトのポーリング設定 ・メッセージの有無に関わらず即レスする。 ・分散されたメッセージからサンプリングされたサーバの メッセージを応答するため、メッセージ取得できないことも。 ・APIの呼び出し回数が多くコストが高くなる。 (3)ポーリング
②ロングポーリング ・メッセージがない場合は設定されたタイムアウト値が 過ぎるまで、レスポンスしない。 ・すべてのサーバをクエリし、メッセージを応答する。 ・複数のキューをポーリングする必要がない場合に選択する。 ※通常はこちらを使うことが多い。 (3)ポーリング
2021/5/26現在の設定画面 ロングポーリング設定 (3)ポーリング
AWS CLIの場合 sqs set-queue-attributes コマンドのオプション --attributes ReceiveMessageWaitTimeSeconds=(秒数)で設定 (3)ポーリング
コンシューマーがメッセージを受け取った直後、他のコンシューマ ーがメッセージを再度処理するのを防ぐために設定するタイムアウ ト値。 デフォルト:30秒 最大値 :12時間 最小値 :0秒 (4)可視性タイムアウト(Visibility Timeout)
コンシューマーがメッセージを受信しても、キューから自動的に削 除されない。可視性タイムアウトを設定していないと、他のコンシ ューマーがメッセージを受信できてしまい、重複処理が起こる恐れ がある。 (4)可視性タイムアウト(Visibility Timeout) 可視性タイムアウトを 1分と設定した場合は、 その間メッセージの受 信をできない。
2021/5/26現在の設定画面 (4)可視性タイムアウト(Visibility Timeout)
AWS CLIの場合 sqs set-queue-attributes コマンドのオプション --attributes VisibilityTimeout=(秒数)で設定 (4)可視性タイムアウト(Visibility Timeout)
メッセージをキューに送信してから、一定時間後にメッセージを受 信できるようにする機能。キュー全体に設定をする。 メッセージの処理を一定時間を遅延させて実行させたい場合に利用。 (5)遅延キュー プロデューサー 10秒前のコンシューマー 10秒後のコンシューマー 遅延キュー10秒と設定。
2021/5/26現在の設定画面 (5)遅延キュー
AWS CLIの場合 sqs set-queue-attributes コマンドのオプション --attributes DelaySeconds=(秒数) で設定 (5)遅延キュー
メッセージ送信後、一定時間経過してからメッセージ受信可能とす る機能。メッセージ単体に設定する。遅延キューとこれを一緒に設 定していても、メッセージタイマーが優先される。 (6)メッセージタイマー プロデューサー コンシューマー メッセージタイマー 10秒と設定。 このメッセージのみ 10秒間はおあずけ状態
2021/5/26現在の設定画面 (6)メッセージタイマー
AWS CLIの場合 sqs send-message コマンドのオプション --delay-seconds (秒数) で設定 (6)メッセージタイマー
正しく処理できないメッセージをキュー内に残し続けないよう、 他のキューに移動させる機能。 (7)デッドレターキュー プロデューサー コンシューマー 最大受信数を超えたら、デ ッドレターキューに移動
キュー設定画面にて、最大受信数(maxRecieveCount)を設定。 (7)デッドレターキュー
3.SQSの実践的ハンズオンをやってみた
SQSの実践的チュートリアルより ファンアウトイベントの送信をやってみました。 ※実践的チュートリアル:ファンアウトイベント通知を送信する https://aws.amazon.com/jp/getting-started/hands-on/send-fanout-event-notifications/
メッセージの並行受信を可能にするキュー設計 ある処理をトリガにして、並行してLambda関数を実行させる といった要件の場合に設計する。 ファンアウト構成 Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)
AWS Lambda
※属性はすべてデフォルトで設定。 標準キューを2つ作成
キューを2つ作成後、SNSトピックにサブスクライブ設定。 SNSトピックにサブスクライブ
サブスクライブ先のSNSトピックを選択
サブスクライブ完了
サブスクライブ完了
SNSからメッセージ送信
作成した2つのキーにメッセージが送信された。
4.最後に
・Amazon SQSはフルマネージド型のメッセージキューイング サービスであり、システム連携を疎結合にすることが可能で あること。 ・可視性タイムアウトやメッセージタイマーなど、メッセージ 取得制限をすることが可能であり、マネコンとAWS CLIで 設定方法。 ・SNSと組み合わせたファンアウト設計で並列処理可能で あること。
話したこと
ポケットスタディ AWS認定デベロッパーアソシエイト https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798063409.html AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(初版の方) https://www.sbcr.jp/product/4815607388/ AWS開発者ガイド https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSSimpleQueueService/latest/SQSDeveloperGuid e/welcome.html AWS
CLI Command Reference https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/reference/sqs/ 参考文献
None