Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
mv {C,Golang}- Perl1.0
Search
AnaTofuZ
January 26, 2019
Technology
0
730
mv {C,Golang}- Perl1.0
YAPC::Tokyo 2019のLTです
AnaTofuZ
January 26, 2019
Tweet
Share
More Decks by AnaTofuZ
See All by AnaTofuZ
令和最新版 Perlコーディングガイド
anatofuz
5
5.7k
rakulangで実装する! RubyVM
anatofuz
6
2.7k
沖縄の大学で育った学生がエンジニアになるまで
anatofuz
2
5.4k
OpenAPI Generator Perl Clientでも型チューニングしたい!!
anatofuz
0
320
perlimportsから探るPPIの世界
anatofuz
0
3.8k
GraphQLスキーマの設計で考えたこと
anatofuz
1
1.5k
インターネットアイドル目指して
anatofuz
1
200
How to build traditional Perl interpreters.
anatofuz
0
850
レガシーPython散策
anatofuz
2
1.9k
Other Decks in Technology
See All in Technology
システム・ML活用を広げるdbtのデータモデリング / Expanding System & ML Use with dbt Modeling
i125
1
320
Windows の新しい管理者保護モード
murachiakira
0
200
コンピュータビジョンの社会実装について考えていたらゲームを作っていた話
takmin
1
590
AIエージェント時代のエンジニアになろう #jawsug #jawsdays2025 / 20250301 Agentic AI Engineering
yoshidashingo
8
3.5k
遷移の高速化 ヤフートップの試行錯誤
narirou
6
1.1k
AWS Well-Architected Frameworkで学ぶAmazon ECSのセキュリティ対策
umekou
2
140
脳波を用いた嗜好マッチングシステム
hokkey621
0
280
ESXi で仮想化した ARM 環境で LLM を動作させてみるぞ
unnowataru
0
170
NFV基盤のOpenStack更新 ~9世代バージョンアップへの挑戦~
vtj
0
340
IAMポリシーのAllow/Denyについて、改めて理解する
smt7174
2
200
大規模アジャイルフレームワークから学ぶエンジニアマネジメントの本質
staka121
PRO
3
1.1k
クラウド食堂とは?
hiyanger
0
110
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
34
3.1k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
7k
KATA
mclloyd
29
14k
Faster Mobile Websites
deanohume
306
31k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
461
33k
Building an army of robots
kneath
303
45k
Embracing the Ebb and Flow
colly
84
4.6k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.7k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
120k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
367
19k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
67
11k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
270
27k
Transcript
͏ݟͨ!!! id:AnaTofuZ
• 最近Perl1.0とPerl6の処理系を書きます • 「Perl1.0を触っている」と人々に言うと…
Perl1.0 • 「古い」 • 「化石」 • 「それ使ってて何の意味あるのw」 • 「そんなことよりLisp」 •
「いいから卒論」
Ұपճͬͯ৽͍͠ ݹ͍
Perl1.0 • Perl1.0はemacsより新しいのに….(発表年的な意味で)
Perl1.0 • Perl1.0はemacsより新しいのに….(発表年的な意味で)
Perl1.0 • Perl1.0はemacsより新しいのに….(発表年的な意味で) •古めのCで書かれている から古いと思われるや!!!!
ΑΖ͍͠ ͳΒ
None
mv {C,Golang}- Perl1.0 八雲アナグラ @AnaTofuZ YAPC::Tokyo 2019
Cで書かれたPerl1.0を golangで 書き直していくぞ!!!!
Perl1.0 C Yacc Configure Makefile 字句解析/ おおよその処理 構文解析 ビルド周り オリジナル
Perl1.0 C Yacc Configure Makefile 字句解析/ おおよその処理 構文解析 ビルド周り オリジナル
Go goyacc golang Go
Ͱ͖ͦ͏ͳงғؾ
rewriting Perl1.0 • Perl1.0そこそこ書かれている(まぁプログラミング言語だし…) • 全部書き直すのは可能であると思うが,いきなりは厳しい • 戦略として適当なサンプルプログラムを用意し, gdb/lldbで元のPerl1.0をトレースしつつ そのPerlプログラムの実行で
使う関数と構造体をその都度実装していく
• c2goとかいうCをgoに変換してくれるツールも ありますが… • 使ってみたらエラー吐いて変換できなかった
Perl1.0 • golangでポインタ演算は厳しい(unsafeを使えば出来る?)が Perl1.0はポインタ演算や, アドレス参照をしまくっている • 単一の構造体のポインタを返しているだけかと思いきや, 同じ関数で構造体のリストをポインタ演算して作っている • yaccのデバッグトレースに対する知見があまりない
Perl1.0 • 無駄な処理がある (初期値をいれて構造体を作った次の行で書き換えるなど) • 構造体の名前が良くわからない (なんでこんな名前にしたんだ……) • char型の下位ビットなどをフラグにしている
(goへの移植時にいろいろと考える必要がある) • 実装の解説資料が無い • ラベルgoto多用
Perl1.0 • 言うほどマクロ使ってない • 一人の人間が理解できそうな気がするコード量 • 気合いれれば結構読める処理が多い • ラリー・ウォールが書いたコードが読める!! •
golangへの変換でCとgolangの勉強になる
• 一週間でスカラ変数の代入と出力をしたかったが厳しかった • スカラ変数の代入と出力で利用するYACCの要素 レキサーの中で使用する関数は実装した • 愚直に使うコードを移植していてPerl1の雰囲気がわかってきた • 年内には作れそう!!
goPerl1.0 • これからのgoPerl1.0にご期待下さい! (進捗報告はOkinawa.pmで!!!) • https://github.com/AnaTofuZ/Go-Perl1