Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
LIFFで認証しようとしたら意外と奥が深かった話
Search
捧隆二
December 16, 2021
Programming
0
1.9k
LIFFで認証しようとしたら意外と奥が深かった話
捧隆二
December 16, 2021
Tweet
Share
More Decks by 捧隆二
See All by 捧隆二
LIFF API のセキュリティ的な話
arahabica
0
610
LINEミニアプリ/LIFFアプリを サクッと作りたいならFirebase
arahabica
3
2.2k
Firebase x LINE / Ruby on Rails x LINEでログイン画面を無くそう
arahabica
0
2.3k
公式管理画面 vs 非公式管理画面
arahabica
0
550
Share Target Pickerを使ってLIFFアプリを拡散しよう
arahabica
0
1k
Share Target Pickerを使って消えるメッセージを作ってみた
arahabica
0
7.8k
非公式LINE管理画面を作ってみた
arahabica
0
440
Clovaで他とは違うスマートスピーカー体験
arahabica
0
140
LINEグループであそぼ
arahabica
1
400
Other Decks in Programming
See All in Programming
Designing Repeatable Edits: The Architecture of . in Vim
satorunooshie
0
190
CSC509 Lecture 07
javiergs
PRO
0
250
CSC305 Lecture 12
javiergs
PRO
0
240
Claude Agent SDK を使ってみよう
hyshu
0
1.4k
AIのバカさ加減に怒る前にやっておくこと
blueeventhorizon
0
120
One Enishi After Another
snoozer05
PRO
0
170
Temporal Knowledge Graphで作る! 時間変化するナレッジを扱うAI Agentの世界
po3rin
5
1.1k
The Past, Present, and Future of Enterprise Java
ivargrimstad
0
420
Migration to Signals, Resource API, and NgRx Signal Store
manfredsteyer
PRO
0
130
CSC305 Lecture 11
javiergs
PRO
0
320
ビルドプロセスをデバッグしよう!
yt8492
0
160
コードとあなたと私の距離 / The Distance Between Code, You, and I
hiro_y
0
210
Featured
See All Featured
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
34
8.9k
The Language of Interfaces
destraynor
162
25k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
162
15k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
412
23k
Statistics for Hackers
jakevdp
799
220k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.3k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
940
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
190
55k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
116
20k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
23
1.5k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
38
2.9k
Transcript
LIFFで認証しようとしたら 意外と奥が深かった話 2021/12/26 ボイスアップラボ 捧隆⼆ 1
Ø ⾃⼰紹介 Ø LIFFアプリっていいよね Ø サーバでの認証⽅法(基本) Ø サーバでの認証⽅法(発展) ⽬次 2
Ø ⾃⼰紹介 Ø LIFFアプリっていいよね Ø サーバでの認証⽅法(基本) Ø サーバでの認証⽅法(発展) ⽬次 3
⾃⼰紹介 u 名前: 捧隆⼆ u 2021年よりLINE API Expert u 所属:
ボイスアップラボ所属 u LINEアプリ制作 u 趣味: 温泉めぐり 4
Ø ⾃⼰紹介 Ø LIFFアプリっていいよね Ø サーバでの認証⽅法(基本) Ø サーバでの認証⽅法(発展) ⽬次 5
LIFFアプリっていいよね 6
こちらに参加されてる皆さんなら、 そもそも「LIFFアプリとは」の説明は ⼤丈夫ですよね︖ 7
LINE上で動くLIFFアプリなら、 インストール要らずだし通知もできるよ 8
LINE上で動くLIFFアプリなら、 インストール要らずだし通知もできるよ ええやん 9
ユーザのアクションなしで クライアントJSで認証情報が取得できるよ︕ 10
ユーザのアクションなしで クライアントJSで認証情報が取得できるよ︕ 楽やん 11
サーバ側でも認証したければ、 セキュリティのためにクライアントから アクセストークンだけ送ってね︕ 12
サーバ側でも認証したければ、 セキュリティのためにクライアントから アクセストークンだけ送ってね︕ はーい 13
Ø ⾃⼰紹介 Ø LIFFアプリっていいよね Ø サーバでの認証⽅法(基本) Ø サーバでの認証⽅法(発展) ⽬次 14
サーバでの認証⽅法(基本) 15
16 サーバでの認証⽅法(基本) Ø 公式のドキュメントに詳細載ってます
17
18 認証成功︕︕ 😀
19 サーバ認証の実装(基本) Ø liff.getAccessToken()をサーバに送信 Ø サーバで確認
なんとなく分かったから 早速アプリ作っていくかー 20
...あれ、認証した後ってどうするんだっけ︖ 💦 21
リクエストのたびにLINE API叩いてアクセス トークン検証するわけにもいかないし、、、 💦 ...あれ、認証した後ってどうするんだっけ︖ 💦 22
リクエストのたびにLINE API叩いてアクセス トークン検証するわけにもいかないし、、、 💦 ...あれ、認証した後ってどうするんだっけ︖ 💦 できれば、いつも使ってる認証ライブラリ に繋ぎ込みたい... 💦 23
24 リクエストのたびにアクセストークン検証 するわけにもいかないし、、、 💦 ...あれ、認証した後ってどうするんだっけ︖ 💦 できれば、いつも使ってる認証ライブラリ に繋ぎ込みたい... 💦 実はちゃんと認証するには
もうひと⼿間必要だった︕︕
Ø ⾃⼰紹介 Ø LIFFアプリっていいよね Ø サーバでの認証⽅法(基本) Ø サーバでの認証⽅法(発展) ⽬次 25
サーバでの認証⽅法(発展) 26
27 サーバ認証の⽅法(発展系)
28 独⾃のアクセストークンを返す 独⾃のアクセストークン を⽣成し保存
29 認証 2回⽬以降のリクエスト OK 独⾃のアクセストークン
実際どうやるの︖ 30
31 実際どうやるの︖ Ø Firebaseの場合 Ø Ruby on Railsの場合
32 Firebaseの場合 Ø 使⽤技術 Ø Firebase Authentication Ø Firebaseの認証機能を⼀⼿に担う Ø
通常はEmail認証やGoogle認証などに対応 Ø カスタムトークン作成機能 Ø Firebase Authenticationの1機能 Ø カスタム認証システムとの統合のための機能
33 Firebaseの場合 Ø 処理の流れ Ø LIFFでアクセストークンを取得 Ø アクセストークンをCloud Functions for
Firebaseに送信 Ø Cloud Functions for FirebaseでLINEの認証処理 Ø userIdに対応するカスタムトークン作成 Ø クライアントでカスタムトークンを使⽤し、Firebaseにログイン
34 Ruby on Railsの場合 Ø 使⽤技術 Ø Devise Ø Railsのデファクトの認証ライブラリ(gem)
Ø 認証関連は⾃作する部分はできるだけ減らして、 デファクトを活⽤ Ø devise_token_auth Ø Deviseを利⽤しつつ、APIによる認証を可能にする ライブラリ(gem)
35 Ø 処理の流れ Ø LIFFでアクセストークンを取得 Ø アクセストークンをサーバに送信 Ø サーバでLINEの認証処理 Ø
userIdに対応するトークン作成(devise_token_auth) Ø クライアントからサーバにアクセスする時にトークンを ヘッダにつける Ruby on Railsの場合
36 Ø 処理の流れ Ø LIFFでアクセストークンを取得 Ø アクセストークンをサーバに送信 Ø サーバでLINEの認証処理 Ø
userIdに対応するトークン作成(devise_token_auth) Ø クライアントからサーバにアクセスする時にトークンを ヘッダにつける Ruby on Railsの場合 1⽉19⽇にハンズオンで Ruby on Railsでの実装⽅法を 解説予定です︕ 宣伝
ご静聴ありがとうございました 37