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Monaca Educationを活用したプログラミング授業実践

Monaca Educationを活用したプログラミング授業実践

2024春 ~Monaca Education授業実践事例~

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Transcript

  1. 2023年度情報カリキュラム(1単位:実績) ❏ 情報社会の    問題解決 ❏ 情報デザイン       (3+2) ❏ プログラミングと   アルゴリズム   

    (2+夏季補習2) ❏ プログラミングと   アルゴリズム       (2+3+4) ❏ データの活用         (2) 冬期補習 なし ❏ データの活用        (1+3) ❏ モデル化と  シミュレーション ❏ 模試対策  (2) 春季補習予定  過年度に1単位(座学範囲すべて)履修済み ⇒ 実習中心の1単位で実施
  2. 実践例② プログラミング(Python) ❏ 自由課題では、提示した条件でどのような結果が返ってくるかはわからない    それぞれの文字の配置や色もセンスが表れている    評価基準をあらかじめ伝えておくと、提出しやすくなった? (データ分析演習にて確認 ) ❏ 習うより慣れろ     真面目に勉学に取り組む生徒であればあるほど、こういった自由課題のときに手が止まる

       「いつまでたっても完成しない病」にならないよう、まずは手を動かしてみる ❏ ロイロノートの提出は手軽だが、プログラミングとの相性は?    HTMLのQRコード提出は、他端末での確認も容易であったが、アルゴリズムの課題では    手軽さに全振りするのは避けた方がいい。工程の確認ができる提出方法を検討したい
  3. 次年度に向けて ❏ 情報の授業でしか行えないことに注力   実習、デジタル表現、セキュリティ、 NW 「アイデアは実施されないと評価されない」 ❏ 実施状況・情報共有で臆さず他教科を頼る   権利や法律、データ予測、データ分析 「いつから 2単位だけで賄えると思っていた?」 ❏

    3つのシナリオを用意しておきたい   あるべき、こうなる、ありうる 「補習前提の運用は、計画が破綻する (した)」 ❏ 手を抜くために手を抜かない   仕組みは最大限活用する 「対照実験と思考実験で実施・評価する」