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Cursorで速く、壊さず、迷わず開発する

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September 07, 2026

 Cursorで速く、壊さず、迷わず開発する

Cursor を使った開発で困るポイントを洗い出し、どのように対応するのかを発表しました。

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September 07, 2026

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Transcript

  1. で 速く、壊さず、迷わず 開発する A FIELD GUIDE · VOL. 05 ·

    2026 Cursor CONNPASS · 2026 短い工程を、Planと証拠でつなぐ。 実務で繰り返しているCursor運用。 SPEAKER 東川 諒央 SESSION VENUE 40 min connpass 勉強会 001 / COVER
  2. この開発方法が守る、3つのこと FAST SAFE CLEAR 速く 壊さず 迷わず 再調査と手戻りを減らし、AIへ任せる手 数を増やす。 Plan

    変更範囲と完了の証拠を決め、広げす ぎを止める。 判断と現在地を残し、別の会話でも続 きから始める。 は納得するまで叩く。固めた設計だけをComposer 2.5へ渡す。 東川 諒央 / 株式会社 coroutine 東川諒央 — COROUTINE 失敗 → Plan反復 → Composer 2.5 → 証拠 → 情報の保存 CURSOR DEVELOPMENT · 002 / 024
  3. 01 / WHY 開発が遅れ、壊れ、迷う3つの瞬間 Cursor 遅い 壊す 迷う 「直りました」を受け取る 「よしなに」で範囲を渡す

    前の話を覚えている前提 画面では直っておらず、同じ変更を やり直す。 関係のないファイルや既存差分まで 触る。 次の会話で、判断の背景と現在地が 消える。 原因は同じ。仕事の境界と証拠が、会話の中にしかない。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 003 / 024
  4. 人間が判断を持つほど、AIは速く動ける 人 間が 持つ AI へ渡す 目的 — なぜ今やるか 調査

    — 決めた範囲から事実を集める 範囲 — どこまで触るか 実装 — 決めた手順を進める 判断 — どの案を選ぶか 検証 — 結果と証拠をそろえる 承認 — 履歴へ残してよいか 反復 — 同じ型をやり切る 譲らない一線は、承認とcommit。繰り返し使うのは「範囲を切る」指示だった。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 004 / 024
  5. 02 は、自分の考えになるまで何度でも叩く / PLAN Plan PLAN v1 AI が設計案を出す 前提・範囲・選択肢・出

    口 HUMAN PLAN v2…n 違和感を全部返 す 全文を書き直させ る → る・先に決めたい 違う・足りない・広すぎ ↺ 差分修正ではなく、次に 渡せる設計へ 実装へ進む条件 前提が自分の認識と一致 採用案と捨てた案に納得 触らない範囲が明確 完了の見方を自分で説明できる の品質は長さではなく、自分の判断がどこまで反映されたかで決める。 Plan 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 005 / 024
  6. 固めたPlanだけを、Composer 2.5へ渡す DESIGN BUILD ADVICE Plan × Grok 4.6 Composer

    2.5 Advisor × Fable 5 人間のフィードバックで何度も作り直 す。実装は載せない。 人間のゲート → 承認済みPlanを実装する。方針を作 り直させない。 ↗ 詰まった時に読む・助言する。変更権 限は渡さない。 を承認してからComposer 2.5へ。Buildで設計へ戻らない。 Plan 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 006 / 024
  7. 壊さないために、要求の届く先まで確かめる コードで確認 01 · CODE 対象のtest / lint / typecheck

    画面で確認 02 · UI 起動して確認 03 · RUNTIME reload / 持 実データ / 状態保 ・ PC SP / overflow / 操作 外へ出た状態を確認 04 · REMOTE 先のSHA / 配布物 / 外部サービス deploy 要求が届く 一番遠い地点 まで 完了条件に書く。 完了条件: npm test → 375×667で操作 → 再読込 → preview URLでも同じ挙動` ` 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 007 / 024
  8. 調査 最初に、いま何が起きているかを確定する STAGE 3 / 7 · REMAINING CURRENT STATE

    ・ ・既存差分 branch status Git ・ ・現行コード 正典 AGENTS docs 事実 再現した挙動・最後の失敗箇所 残タスクを先に並べる 未決定の判断 まだ通していない検証 ・ runtime remote 側の未確認 の前提と現状が違えば、実装を続けずPlanへ戻す。 Plan 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 009 / 024
  9. 変更前 変える前に、守る挙動をテストで固定する STAGE 4 / 7 · BUG FIX REFACTOR

    / MIGRATION 失敗を先に再現する 再現テストを赤にする → 修正後に緑へ戻す 変えない契約を固定する を緑で置く → 移行後も緑を保つ TEST = CONTRACT 東川諒央 — COROUTINE parity test 「直した」ではなく、変更前後の差を機械で説明できる状態にする。 CURSOR DEVELOPMENT · 010 / 024
  10. STAGE 4 / 7 · 実装 には、最小差分だけ作らせる Composer 2.5 APPROVED

    PLAN この境界だけ渡す 対象ファイルではなく、守る契約と触らない範囲 まで渡す。 KEEP 既存差分を戻さない MINIMUM 無関係な整形・ついで修正を混ぜない STOP Plan 外が必要なら、勝手に広げず止まる 新しい抽象化は、本当に複雑性を下げる時だけ。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 011 / 024
  11. レビュー レビュー指摘は、現行コードで再検証する STAGE 5 / 7 · FINDING 指摘を受け取る まだ事実ではなく、検証する仮説。

    VERIFY → 現行コードと再現条件を読む すでに直っていないか、前提が今も成立するか。 STILL VALID STALE / RESOLVED 最小修正して検証 理由を一言添えてskip 影響する期待値だけを変える。 レビューに合わせるための変更はしない。 レビューの目的は、指摘を全部消すことではなく、現在のコードを正しくすること。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 012 / 024
  12. 中断・再開 未完了なら、現在地と残タスクを先に残す STAGE 6 / 7 · DONE CURRENT STATE

    REMAINING 確定したこと 止まっている地点 次にやること 変更した範囲・通った検証・確認済みの SHA。 NOT DONE 東川諒央 — COROUTINE build 失敗しているgate・blocker・未反映の外部 状態。 残タスクを順番と完了条件つきで置く。 成功 ≠ runtime反映 ≠ deploy成功。届いていない地点は未完了。 CURSOR DEVELOPMENT · 013 / 024
  13. STAGE 7 / 7 · 引き渡し 用 を、直前に下書きする commit ADR

    INPUT DRAFT 差分・理由・検証結果 ADR commit る。 へ残す内容だけを確認す → 草案をつくる COMMIT で組み `docs/git/<branch>.md` 立てる。 → 人間がADRを承認 だけをcommit messageへ `ready` 写す。 はstageしない。commit成功後に整理し、`draft`は残す。 `docs/git/` 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 014 / 024
  14. 置き場所を分けると、探し直さなくていい 置き場 所 入 れるもの `docs/git/` commit message `commit message`

    承認済みADR・Changes `draft` `docs/` レビュー済み仕様・設計 `.ai/memory/` `.agents/skills/` 3 `tests/scripts` 向けADR草案 入 れないもの 更 新する時 仕様・恒久事実 commit 準備時 ・無関係な差分 人間が承認した時 TODO ・途中の推測 仕様を採用した時 検証済みの恒久事実 会話要約・一時ログ 非自明タスクの完了時 回説明した手順 設計判断・案の選択 手順が再発した時 再実行できる完了条件 「動きました」の説明 証拠が必要な時 重要 docs/gitは`gitignore`対象のcommit用下書き。ADRの永続先はcommit message。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 016 / 024
  15. は、AIが迷わない地図にする AGENTS.md 情報源の優先順位 現在のコードとテスト のレビュー済み仕様 の検証済み事実 ## 全作業に効くルール - 対象ファイルだけ変更する

    - 既存差分を戻さない - 修正前に問題を再現する - 未検証を完了と呼ばない - commitは人間が承認する ## 地図 - 実行手順: README.md - 仕様: docs/specs/ - 現状: .ai/memory/INDEX.md - 手順: .agents/skills/ - commit規約: docs/agent-rules/ ## 1. 2. docs/ 3. .ai/memory/ 東川諒央 — COROUTINE 残す 信頼順・禁止事項・参照 先 移す コマンド・技術詳細・局 所ルール 毎回参照させる指示は、必要性に関係な く文脈を占める。 CURSOR DEVELOPMENT · 017 / 024
  16. は、会話の記録ではない .ai/memory 製品の自動memory 個人・端末側の補助キャッシュ 形式も更新時期も製品ごとに違う。チームの正本にはしない。 `.ai/memory/` Git 管理の検証済み事実キャッシュ 差分レビューでき、コードや正本docsへ根拠を戻せる。 信頼順

    コード・テスト › 正本docs › commit ADR / project memory › 製品の自動memory を信じるのではなく、現物で再検証できる索引として使う。 memory 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 018 / 024
  17. 実例:レビュー指摘を、そのまま直さない 05 / CASE STUDY STALE / RESOLVED 現行コードで解消済み 比較

    cookie cleanupのretry 認証状態ごとのclient選択 same-origin STILL VALID VERIFY ごとに 現行コードを確認 finding は修正命令では なく、検証する仮説。 review comment 残った問題だけ直す 認証済みSSRのcache境界 個人データfetchの実行場所 すでに直っている項目は、理由を添えてskip。reviewへ合わせるための差分を作らない。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 020 / 024
  18. 実例:3ファイルの最小差分で閉じる POLICY CONTRACT PAGE auth-route-policy.ts auth-route-policy.spec.ts @[handleId]/index.vue を allowより前で確定 変えた境界だけ

    期待値を更新 個人データfetchを client-onlyへ private, no-store KEEP SMALL 東川諒央 — COROUTINE 関係のない期待値は戻す。既存の公開プロフィールSSRは残す。 CURSOR DEVELOPMENT · 021 / 024
  19. 実例:remoteの最終状態で閉じる 01 · CODE 対象テスト で触れた境界を再確 review 認 DONE →

    02 · REPO 03 · HISTORY typecheck / lint / format 3 local HEAD = remote branch 東川諒央 — COROUTINE まで通す diff check ファイルだけcommit → 採用理由と検証を残す 04 · REMOTE push → 後のSHAを確認 ・未push 0まで見る clean コード変更ではなく、要求された最終状態へ届いて閉じる。 CURSOR DEVELOPMENT · 022 / 024
  20. 次の1件で、5つだけ確認する と残タスクは確定したか? 01 current state 02 Plan 03 変更前に、守る挙動をテストへ置いたか? 04

    Composer 2.5 05 要求が届く一番遠い地点まで確認したか? を、自分の考えとして説明できるか? の差分は、承認した範囲だけか? この5問を、人間側のacceptance gateとして持つ。 東川諒央 — COROUTINE CURSOR DEVELOPMENT · 023 / 024
  21. 速く、壊さず、迷わないための3つ 1 Plan は納得するまで叩く Plan 2 実装はComposer 2.5に絞る 3 事実はmemory、判断はcommit

    反復 → Composer 2.5 → diff → commit。 株式会社 coroutine 東川 諒央 / Ryo Higasigawa x.com/ryo_vibecoding github.com/biwakonbu/study-event/tree/main/templates/cursor-development-playbook