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Momento Topics使ってみた

bohnen
September 14, 2023

Momento Topics使ってみた

bohnen

September 14, 2023
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  1. そもそもTopicsと ? • いわゆる Pub-Sub 型 メッセージチャネル 一つで、疎結合・非同期なシステム間連 携を実現する •

    一つ メッセージを複数 宛先が読み取る ことが可能 • AWSだとSNSとかが該当 • 類似サービス ◦ JMS互換 キュー製品すべて ◦ Redis pub-sub ◦ Kafka ◦ SNS (AWS) ◦ EventBridge (AWS) エンタープライズアーキテクチャパターン より
  2. 金融業界で Topics 間に入っているKinesisがシ ステム間 連携を担ってい る。 ここで ポイント 、 •

    データ みに依存し た処理(関数型っぽ い) • 並列に処理が実行で きる。例え 株ならそ れぞれ 銘柄毎 • 処理がしょっちゅう増 える・変わる。いわゆ るマイクロサービス AWS金融リファレンスアーキテクチャより
  3. サンプルプログラム(Momento FX!) Rate Publisher Order Executor (本来 )LP 価格に利益を乗せて顧客に提供する 価格

    topicsを使ってリアルタイ ムに同報通信 注文 RESTエンドポイントを呼び 出し 注文が実勢価格よりも一定以上 乖離しているとnothing(失効) 実際 LPに投げる LP(Liquidity Provider) 業者向けに価格を提供して、 そ 値段で注文を受け付け る業者 金融機関や取引所など
  4. Rate Publisher 基本これだけ • TopicClient 初期化 • Publish 今回 websocketでレートを提供している

    bitflyer lightning APIを使って、レートを取 得する度にpublishしている (同時に、最新価格を cacheにも保存し、 Execution時に参照する) ※ 全然関係ないけどレート 配信頻度低す ぎない...?
  5. Token API Server Topicsにブラウザから直接アクセスするため に必要な一時トークンを発行する API Chatアプリ サンプルからコードを拝借 Next.js わからなかった

    で使う を諦め、 fastify スタンドアロンサーバとして実装して います。 ここで 接続してきた人に 誰でもトークンを 返していますが、Chatアプリサンプル ように 認証済み 人に み返す がベターでしょ う。(認証APIも課金対象な かな?)
  6. UI - トークン 取得 Chatアプリ サンプルからコードを拝借 先ほど REST APIからトークンを取得して、 CredentialProviderを初期化。

    ここからtopicClientが取得できる ※変数 命名が変だったり、 cache使ってな い で不要だったり余計なも があります。
  7. 使ってみて • Web-sdk 楽。間にいちいちwebsocket サーバを立てる必要がない で、テ ストも簡単(クライアントjavascriptだけ書いてでテストできる) • 実務で利用する場合 同時接続数を気にする必要がある。これが万単位まで

    できるとかなり便利な で ?! • 一時トークン 発行がちょっと手間。Signed URLとかでAPIなしで初期化できる ようにならないかなあ • Typescriptサポートとcopilotが強力すぎて開発体験が爆上がり • レイテンシ 往復20ms位出る で気になる場合 AWS/GCP内でクライアント を動かした方がよいかもしれない。