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Sunday Math Party vol. 18 - East Astrology Math...

Sunday Math Party vol. 18 - East Astrology Mathematical Model

第18回 日曜数学会「東洋占いの数理モデル 〜五行も八卦も剰余で解決!〜」

東洋占いの五行における「相生」「相剋」が複素平面上の平行移動で解明できることがわかりました。
また、2次元の五行に対して1次元では三すくみが対応しており、五行を一般化してn次元に拡張することに成功しました。

IWABUCHI Yu(u)ki butchi

June 28, 2020
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Transcript

  1. 相生と相剋の離散グラフ 比和: ±0 ⇒ 正五角形の頂点 相生: ±1 (+1: 生気、-1: 退気)

    ⇒ 正五角形の辺 相剋: ±2 (+2: 死気、+1: 殺気) ⇒ 正五角形の対角線 5つの要素が回転対称のように見える
  2. 複素数の整数化 i = 2 → +1 ← +4 (≡ -1)

    i2 = 4 ↑ +2 i = 2 ↓ +3 (≡ -2) i3 = 8 ≡ 3 (mod 5) 第15回 日曜数学会「輪廻数 〜記数法のさらに彼方に〜 」
  3. 五行の一般化 divisor(2n+1)行 n=1 → 三行 (mod 3) n=2 → 五行

    (mod 5) n=3 → 九行 (mod 9) n=4 → 十七行 (mod 17) n=5 → 十一行 (mod 11) n=6 → 十三行 (mod 13) オリジナルの占いが作れちゃう!