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Veeam v13 最新速報!Linux?Windows?どっちで提案?判断基準を徹底解説

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January 22, 2026

Veeam v13 最新速報!Linux?Windows?どっちで提案?判断基準を徹底解説

下記Webセミナーのスライドです。
1/21(水) Veeam v13 最新速報!Linux?Windows?どっちで提案?判断基準を徹底解説
https://www.climb.co.jp/soft/webseminar/2026/0121/

最新バージョン「v13」が、前バージョン「v12」のリリースから約2年9ヶ月ぶりとなる2025年11月についに登場しました。この長期の開発期間は、ユーザーから要望の多かったLinux版の準備に費やされました。さらに、Veeamに最適化された専用OSも提供され、より簡単により安全に構成し、利用できます。

ただし、大幅な変更であるため、Windows版のv13も並行提供されています。どちらを使用するかはお客様次第であり、できることも少々異なります。
加えて、設定を簡素化し統一するために、一部機能や設定の廃止も含まれています。

今回のセミナーでは新機能だけでなく、Windows、LinuxどちらのVeeamを使用すべきか、できること、できないこと含めて解説予定です。

共通新機能
・Web UI
・RBAC強化
・シングルサインオン
Linux版新機能
・OSレベルでの管理とセキュリティ強化と自動パッチ:
 Veeam Software Appliance/Veeam Infrastructure Appliance
・組み込みの堅牢下(Hardened)リポジトリ
・高可用性HA構成
Windows/Linuxでの差
・対応プラットフォームの差
・一部ストレージシステムとの連携
・NTLMの使用
廃止予定の機能、設定
・リストアポイントでの保持期間
・逆増分バックアップ方式
などなど

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Transcript

  1. v13 新機能 Linuxアプライアンス • ソフトウェアアプライアンス • インフラストラクチャアプライアンス • 高可用性HA構成 その他

    • Veeamインテリジェンス • その他の新機能 UIと管理 • Web UI • RBACの強化 • SSO対応
  2. Veeam Infrastructure Appliance(JeOS) • JeOS「“just enough”:必要十分な」 • デプロイ方法: ◦ 物理・仮想の互換性のあるサーバへISOでインストール

    ◦ 物理:Veeam ReadyまたはRedHat互換 https://www.veeam.com/solutions/alliance-partner/integrations-qualifications.html https://catalog.redhat.com/en/search?searchType=Hardware&certified_RedHat_Platforms=Red+Hat+Enterprise+Lin ux&certified_architectures=x86_64 ◦ 仮想:Veeamがサポートするハイパーバイザ上の仮想マシン • 専用のホスト管理Web UI • パスワードレスでVBRへの登録 • セキュリティオフィサーによる承認 Rocky Linuxベース
  3. 事前堅牢化(Hardened) • 攻撃対象領域を最小化、 既知攻撃をブロック ◦ DISA STIGガイドライン構成 ◦ SSH経由リモートアクセス制限 ◦

    MFA必須 ◦ コアサービスを 低権限アカウントで実行 など • 自動化されたセキュリティ パッチと強化アップデート
  4. OSレベルでの管理、自動セキュリティ強化とパッチ • 攻撃対象領域を最小化、 既知攻撃をブロック ◦ DISA STIGガイドライン構成 ◦ SSH経由リモートアクセス制限 ◦

    MFA必須 ◦ コアサービスを低権限アカウ ントで実行 など • 自動化されたセキュリティ パッチと強化アップデート
  5. オールインワンアプライアンス • Veeam Infrastructure Appliance(JeOS)ベースで Veeam Backup & Replication構成済みの Veeam

    Software Applianceとして提供 • ISOまたはVMware向けのOVAでデプロイ • 基本的な役割(バックアッププロキシやリポジトリ)も 自動構成 ソースとなるハイパーバイザ等を 登録すればすぐに利用可能
  6. HA構成 • Veeam Data Platform Premiumライセンス • ローカルリポジトリ不可 (デフォルトリポジトリを手動削除) •

    Web UIでHAクラスタの管理不可 • Kerberos環境の場合、 .keytabファイルの作成とインポートが必要 • ローカルPostgreSQLのみを構成DBとしてサポート • 再構成時:構成バックアップ >スタンドアロンVBRへリストア >HA構成を再実施
  7. RBACの強化 • カスタムロールを作成可能 ◦ バックアップ/リストア ◦ ソース範囲 vSphere/Hyper-V/物理マシン ファイル共有(NFS/SMB)/オブジェクトストレージ バックアップコピージョブ

    ◦ バックアップリポジトリ範囲 ◦ リストア権限 ▪ バックアップ範囲 ▪ リストア操作: vSphere/Hyper-Vへの各種リストア ファイル共有の各種リストア、ゲストOSファイルリストア アプリケーションアイテムリストア、等々
  8. Windows版でのみできること(2026年1月21日 現在) • Oracle Linux Virtualization ManagerとRed Hat Virtualization •

    Google Cloud Plug-In for Veeam Backup & Replication ◦ Google Cloud VM / Google Cloud SQLインスタンス/ Google Cloud Spannerインスタンス • 一部ストレージシステムとのVMware/Agent統合 ◦ ONTAP系(Fujitsu ETERNUS HX/AX、Lenovo ThinkSystem DM/DG Series、NetApp FAS/AFF/ASA、FlexArray (V-Series)、ONTAP Edge/Select/Cloud VSA) ◦ DataCore SANsymphony ◦ Dell PowerMax、PowerStore、SC Series ◦ Fujitsu ETERNUS AF and DX Series ◦ INFINIDAT Infinibox F-Series ◦ NEC Storage M Series ◦ NetApp SolidFire/HCI ◦ Pure Storage FlashArray ◦ Tintri IntelliFlash
  9. その他の注意点:アプライアンス版 • NTLMの廃止、Kerberosの強制 • MFA、パスワードローテーションの強制 • FCやiSCSIストレージとの接続 • Veeam Backup

    & Replicationは Veeam Software Applianceとしてのみ提供 ◦ 任意Linuxディストリビューションへのインストールは不可 ◦ バックアップインフラストラクチャコンポーネント (プロキシやリポジトリサーバ)はサポートしている 任意Linuxサーバでの構成も可能 ◦ ただし、現在すべてのコンポーネントで サポートしているLinuxはRHEL 9.6とRocky Linux 9.6のみ
  10. その他、新機能 • Veeam Intelligence • Windows用Veeam Deployment Kit • プロアクティブなバックアップスキャン

    • Linuxマウントサーバ • Microsoft Azureへのインスタントリカバリ • エージェントベースでのレプリケーション:ユニバーサルCDP • アプリケーション対応処理のLinuxサポート追加 • BLAKE3ハッシュアルゴリズムによるCPU使用率削減 • インスタントリカバリエンジンの改善(I/Oパフォーマンス向上) • Veeam Agentパフォーマンスの向上
  11. まとめ • アプライアンス版の利用想定 ◦ バックアップインフラストラクチャをLinuxのみしたい ◦ バックアップサーバのHA構成が必須 ◦ オールインワンで保存先に不変性構成が必要 •

    新規インストールでアプライアンス版を使うなら下記を確認 ◦ oVirt KVMやGoogle Cloudのバックアップが必要か ◦ ストレージ統合不要または対応しているストレージを利用しているか ◦ NTLM認証は廃止済みか ◦ 既存Veeam環境の構成リストアは不要か • 上記以外>Windows版でアップグレードまたは新規インストール