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IBM i(AS/400)データを異種DBにも連携し柔軟に活用しませんか? 簡単に実現する「G...

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August 27, 2025

IBM i(AS/400)データを異種DBにも連携し柔軟に活用しませんか? 簡単に実現する「Gluesync」をご紹介

IBM i(AS/400)に蓄積されたデータを、もっと柔軟に活用できたら…と感じたことはありませんか?
クラウドを含む異なるRDBMSやNoSQLとリアルタイムに連携できれば、ビジネス展開やデータ分析の可能性は大きく広がります。

一方で、IBM i(AS/400)は独自のコマンド体系やデータ構造を持つため、外部のRDBMSやNoSQLとの連携には手間や制約が多いという印象があり、リアルタイムなデータレプリケーションや外部システムとの統合は、導入のハードルが高いと捉えられがちです。

本セミナーでは、IBM i(AS/400)のデータをリレーショナルデータベース(RDBMS)はもちろん、NoSQLデータベースにもスムーズにレプリケーションできる「GlueSync」をご紹介します。
たとえば、IBM i上のデータをMicrosoft SQL ServerやPostgreSQLといったRDBMSだけでなく、MongoDBやAmazon DynamoDBなどのNoSQLにもリアルタイムで同期することが可能です。さらに、Kafkaといったイベントストリーミング基盤との連携にも対応しており、要件に応じた柔軟なデータ活用が実現できます。

セミナーではGlueSyncの仕組みやアーキテクチャを分かりやすく解説するとともに、IBM i側での準備事項や独自コマンドを利用している環境での動作についても取り上げ、実際のデモを交えながらご紹介します。

★動画はここから★
https://www.climb.co.jp/soft/webseminar/2025/0827/

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August 27, 2025
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Transcript

  1. IBM i(AS/400)活用/連携の大変さ • 独自OS、仕組みが故の外部連携のしづらさ • データ解析をしたいが、利用したいアプリケーションでIBM i(AS/400)が未対応 • 特殊な文字コード(EBCDIC)のため、別DBへの連携に苦労する •

    IBM i対応且つ連携先DB/サービスも対応している レプリケーションソフトを選定しなくてはならない • IBM i特有のデータ操作コマンドへの対応 etc.. あいうえお ?•▼◆%
  2. Gluesync とは • システム間でのデータ同期ツール • RDBMS • NoSQL/ドキュメントストア • ビッグデータ/データレイク/クラウドストレージ

    • イベントストリーミング/メッセージキュー • リアルタイム変更追跡:CDC • クラウド(コンテナ)ネイティブ • Web UIとAPI
  3. システム要件 評価、デモ環境 • OS:Widows/macOS/Linux • コンテナ:Docker、Docker Compose、Kubernetes • ハードウェア: •

    8 GB RAM (最小) • 8 vCPU • 10 GB の空きディスク容量 (Prometheusモニタリングには追加の容量が必要)
  4. システム要件 運用環境(1秒当たり35,000トランザクションを処理するための推奨) • OS:Linux LTSバージョンを推奨 • コンテナ:Kubernetes、OpenShiftなどのオーケストレーター • クラスタ構成:高可用性 (HA)

    用の3つのKubernetesノード • ハードウェアリソースの合計: • 32 GB RAM (最小) • 16 vCPU • 100 GB の空きディスク容量 (Prometheusモニタリングには追加の容量が必要)
  5. インストール例 Docker Composeの場合 cd <評価キットのフォルダ> docker compose up -d Kubernetes環境の場合

    helm repo add gluesync https://helm.molo17.com helm install gluesync-trial gluesync/gluesync --values values.yaml ブラウザでアクセス https://localhost
  6. リアルタイム変更追跡 CDC:DBネイティブ IBM i シリーズ ジャーナル Informix 変更データキャプチャCDC API Oracle

    Database Open Log Replicator XStream API SQL Server 変更追跡機能 変更データキャプチャCDC API MySQL MariaDB バイナリログ PostgreSQL WALログ API
  7. リアルタイム変更追跡 CDC:ネイティブ Amazon DynamoDB DynamoDB ストリーム Azure Cosmos DB 変更フィード

    プロセッサ Aerospike ESPとXDR Couchbase Eventing サービス MongoDB 変更ストリーム ScyllaDB CDC Apache HBase scan機能 API
  8. IBM i特有操作の一例 • CLRPFM • CPYF (*REPLACEあり) • CPYF (*REPLACEなし)

    • RGZPFM CLRPFM FILE(IIO/EMPLOYEE) CPYF FROMFILE(IIO/WORK) TOFILE(IIO/EMPLOYEE) MBROPT(*REPLACE) CPYF FROMFILE(IIO/WORK) TOFILE(IIO/EMPLOYEE) MBROPT(*ADD) RGZPFM FILE(IIO/EMPLOYEE)
  9. IBM i特有操作の一例 • CLRPFM ⇒ ターゲットでTRUNCATE実行 • CPYF (*REPLACEあり) ⇒

    ターゲットでTRUNCATE+INSERT実行 • CPYF (*REPLACEなし) ⇒ ターゲットでINSERT実行 • RGZPFM ⇒ エンティティで接続エラー、再編成後CDC再開 CLRPFM FILE(IIO/EMPLOYEE) CPYF FROMFILE(IIO/WORK) TOFILE(IIO/EMPLOYEE) MBROPT(*REPLACE) CPYF FROMFILE(IIO/WORK) TOFILE(IIO/EMPLOYEE) MBROPT(*ADD) RGZPFM FILE(IIO/EMPLOYEE)