Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
組織の変化とSREの役割進化 | 責務拡大にどう応えるか / Organizational C...
Search
コドモン開発チーム
December 11, 2024
0
20
組織の変化とSREの役割進化 | 責務拡大にどう応えるか / Organizational Change and the Evolution of the SRE Role
コドモン開発チーム
December 11, 2024
Tweet
Share
More Decks by コドモン開発チーム
See All by コドモン開発チーム
EC2からECSへ 念願のコンテナ移行と巨大レガシーPHPアプリケーションの再構築 / From EC2 to ECS: Migrating to Containers and Rebuilding a Massive Legacy PHP Application
codmoninc
0
250
コドモンの決済基盤のテストの紹介 / Introduction to the Payment Infrastructure Testing of Codmon
codmoninc
0
270
コンテナイメージを複数のチームで扱うための、 ビルドフローの構築・運用 / Building and Managing a Container Image Workflow for Multiple Teams
codmoninc
0
40
業界に標準を提案し、業界と長くお付き合いするVertical SaaS / Vertical SaaS that Proposes Industry Standards and Builds Long-Term Relationships with the Industry.
codmoninc
0
510
「Be agile」でいるためにしていること / What we do to stay 'agile'
codmoninc
1
660
ペアプロに納得感がなかった話 / A story about not being convinced by pair programming
codmoninc
1
640
だいじなこと、に集中するチームでいるために / To be a team that focuses on what matters
codmoninc
1
550
遅延読み込みの歩みから理解するSeekableOCI / Understanding SeekableOCI from the Perspective of Lazy Loading
codmoninc
0
49
コドモンがXPを取り入れている理由 / The reason why Codmon is incorporating XP
codmoninc
1
640
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
3k
Visualization
eitanlees
146
15k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
53
13k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
96
5.3k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
229
18k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
460
33k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.3k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
34
1.6k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
170
14k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
40
2.5k
Transcript
組織の変化とSREの役割進化 責務拡大にどう応えるか 2024年12月5日 株式会社コドモン 佐々木真也 SREのリアル|組織フェーズに合わせたSREの役割とは
2 • 名前 ◦ 佐々木真也 • 所属 ◦ コドモン株式会社 ▪
2023年11月〜 ▪ SREチーム マネージャー • X ◦ @taishin • 趣味 ◦ サッカー観戦 自己紹介
3 Mission
4 すべての先生に 子どもと向き合う 時間と心のゆとりを こんなプロダクトを開発しています メインプロダクトは、保育・教育施設向けWebアプリケーション。 保護者と施設のやり取りを支えるモバイルアプリケーションや、施設職員向けモバイル版 アプリケーション、外部サービスと連携するAPIなども開発しています。
5 全国のこども施設へのICT普及実績 • 2014年のサービスリリース以降、全国的に導入が拡大し、現在は保育業務支援システムとして 国内で最も普及が進んでいます。(※) 2022年4月 14,800 2021年4月 11,400 2020年4月
8,000 2019年4月 5,200 2018年4月 3,000 1,500 全国導入数 20,000 施設 2024年11月現在 20,000 園児数 : 約176万人 職員数 : 約40万人 保護者数 : 約315万人 99 継続利用率 .8% 2023年4月 ※東京商工リサーチ「SaaS型業務支援システムの導入園調査2022」 5
コドモンのSREチーム
7 • 約 60 名 コドモン プロダクト開発チーム
8 • 開発とインフラ(運用)の時代 • 社内インフラとか情シス的なものも兼ねている • チーム間の役割は割と明確 インフラチーム時代 インフラチーム 開発チーム
コーポレート系
9 • インフラチームがなんとなくSREチームへ・・ • プロダクトの対応もコーポレート的な対応も・・・ • チーム間の役割はあいまい SREチームになった(2021年くらい) SREチーム 開発チーム
コーポレート系 開発チーム
10 • 開発チーム数の増加にSREの人数が対応できていない • チームごとにSREに対する期待値がバラバラ • 依頼に都度対応するだけで、個別最適なものが増えていく・・・ プロダクトも拡大、組織も拡大 SREチーム 開発チーム
開発チーム コーポレート系 開発チーム 開発チーム
プラットフォームチーム 〜責務と考え方の整理〜
12 チームトポロジー
13 • ストリームアラインドチームとの接点はX as a Service プラットフォームチーム Stream-aligned team Platform
team XaaS Stream-aligned team Stream-aligned team Stream-aligned team XaaS XaaS XaaS
14 • SREチームでやることを明確にする ◦ ミッションを作成 ▪ 最重要課題は開発者の認知負荷を減 らしつつ、運用まで自己完結できる 環境を提供する ◦
やらないことを明確にする ▪ プロダクトに特化する • それ以外は他チームへ • 振れない場合は、本来のべき論 を認識した上で対応する プラットフォームチームとしてやっていくために
15 • 新しいプラットフォームをつくることより、 自分たちのプラットフォームを定義 ◦ これやるときはこれっていうのがはっきりして るだけでも認知負荷は減るはず ◦ 強制はしない、開発者自身でメンテしていくな ら別のものでもOK
• なるべく聞かなくても、依頼しないでもでき る環境を目指す ◦ チームトポロジーのX-as-a-Service プラットフォームチームとしてやっていくために
16 • 計測、改善に注力 プラットフォームチームとしてやっていくために https://speakerdeck.com/taishin/platform-engineering-meetup-number-8
今後 〜落ちたものを再度拾いに〜
18 • 会社の成長に伴い、プロダクト以外の高いレベルを求められる技術的 対応が増えてきた ◦ CCoE的な役割 ▪ 複数のクラウド、SaaSの運用/管理 ◦ データ分析基盤
◦ メール、DNS等の技術的対応 ◦ 技術的なセキュリティ対応 コーポレート側のインフラ対応強化 SREチーム コーポレート系 ここにボールが落ちや すくなる 対応できなくて遅れが ちになる
19 • 会社の成長に伴い、プロダクト以外の高いレベルを求められる技術的 対応が増えてきた ◦ CCoE的な役割 ▪ 複数のクラウド、SaaSの運用/管理 ◦ データ分析基盤
◦ メール、DNS等の技術的対応 ◦ 技術的なセキュリティ対応 コーポレート側のインフラ対応強化 SREチーム コーポレート系 社内インフラ対応チーム
20 • 完全なXaaS化は難しい • 各チームでの対応の差が出てくる • 開発チームにどう関わるかの検討 イネイブリングの検討 Stream-aligned team
Platform team XaaS Stream-aligned team Stream-aligned team Stream-aligned team XaaS XaaS XaaS SRE SRE SRE SRE
21 コドモン採用ページ 開発ブログ コドモンでは一緒に働きたい仲間を募集しています!
None