Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AWS pre:Invent 2024 Observability Update
Search
須田 一也
November 26, 2024
Technology
1
110
AWS pre:Invent 2024 Observability Update
【DAY2】今年のAWSアプデ総ざらい! #しむそくRadio SpecialのLT資料です。
須田 一也
November 26, 2024
Tweet
Share
More Decks by 須田 一也
See All by 須田 一也
フラットなスクラムチーム中心型の組織づくり
curanosuke
1
160
組織課題をアジャイルに解決する働き⽅ 〜チームに閉じず組織横断で取り組む仕組み〜
curanosuke
0
380
遠くへ行きたければ、チームで行け!アジャイルとスクラムに学ぶチームの成長のためのエッセンス
curanosuke
0
320
[NIKKEI Tech Talk] KDDI/KAGにおけるスクラムとコミュニティを活用したクラウド人材育成
curanosuke
2
490
AWSDevDay Japan 2022 Amazon Neptune and Serverless
curanosuke
0
510
How to Start Scrum and Keep Working Remote.
curanosuke
1
620
Other Decks in Technology
See All in Technology
Building Scalable Backend Services with Firebase
wisdommatt
0
110
Amazon Route 53, 待ちに待った TLSAレコードのサポート開始
kenichinakamura
0
190
デジタルアイデンティティ技術 認可・ID連携・認証 応用 / 20250114-OIDF-J-EduWG-TechSWG
oidfj
2
720
サーバレスの未来〜The Key to Simplifying Everything〜
kawaji_scratch
0
130
メンバーがオーナーシップを発揮しやすいチームづくり
ham0215
2
280
Cloudflareで実現する AIエージェント ワークフロー基盤
kmd09
0
300
ゼロからわかる!!AWSの構成図を書いてみようワークショップ 問題&解答解説 #デッカイギ #羽田デッカイギおつ
_mossann_t
0
1.6k
なぜfreeeはハブ・アンド・スポーク型の データメッシュアーキテクチャにチャレンジするのか?
shinichiro_joya
2
740
コロプラのオンボーディングを採用から語りたい
colopl
5
1.4k
Git scrapingで始める継続的なデータ追跡 / Git Scraping
ohbarye
5
530
When Windows Meets Kubernetes…
pichuang
0
320
ドメイン駆動設計の実践により事業の成長スピードと保守性を両立するショッピングクーポン
lycorptech_jp
PRO
14
2.6k
Featured
See All Featured
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
7
580
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
250
12k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
229
18k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
366
19k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
38k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
49k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
4
190
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
335
57k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
174
51k
Transcript
re:Invent開催直前! AWS Observability関連のアップデート 2024.11.27 #しむそく Radio Special KDDIアジャイル開発センター株式会社 須田 一也
1 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation 自己紹介 KDDIアジャイル開発センター株式会社(KAG) プラットフォームエンジニアリング部長
須田 一也(すだ かずや) 主な経歴 2016~ auでんきアプリ開発スクラムオブスクラムマスター(AWS×スクラム) 2019~ MaaSアプリ開発スクラムマスター(AWS×GCP×スクラム) 2021~ Scrum Inc. Japanスクラムコーチ兼務 202207~ KDDIアジャイル開発センター株式会社兼務出向 202404~ KAGプラットフォームエンジニアリング部長
2 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation 趣味など ランニング、サッカー、日本酒、猫、コーヒーなど Observability:犬派
X: @curanosuke
3 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation AWS での Observability
4 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation AWS Observability Best
Practices AWS での Observability 戦略を実装するプロセスを簡素化するためのベストプラクティスガイド
5 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation 5 つの主要なベストプラクティス オブザーバビリティ戦略に関する意思決定プロセスに役立つ
5 つの主要なベストプラクティス 1. 重要なものをモニタリングする オブザーバビリティでは、自分のビジネスやプロジェクトにとって最も重要な指標を特定し、それを時系列で測 定・追跡することが重要です。その指標が成功基準を反映し、インフラやアプリケーションの影響を理解する基盤 となります。 2. コンテキスト伝播とツール選択 ログ、メトリクス、トレースを統合できるツールを選び、既存のツールやプロセスとの統合を重視することが推奨 されています。これにより、効率的で一貫性のあるオブザーバビリティ運用が可能になります。 3. ワークロードのすべての層からテレメトリを収集する オブザーバビリティを高めるためには、ワークロードの全層からテレメトリデータを収集し、特にコンポーネント 間の統合部分や、エンドユーザ体験を計測することが重要です。 4. データは力なりですが、細かいことにこだわりすぎないでください データは重要ですが、細部に過度にこだわると全体像を見失う可能性があります。全体的なパフォーマンスや主要 な指標に焦点を当て、バランスの取れたデータ活用を心がけましょう。 5. Day One からオブザーバビリティを組み込む オブザーバビリティは、開発初期から組み込むことで、アプリケーションの透明性を高め、迅速な問題解決を可能 にします。
6 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation Amazon CloudWatch Application
Signals OpenTelemetry (ADOT)による自動計装を CloudWatch を介して実装する方法(APM)
7 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation Observability関連アップデート
8 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation Application Signals が
SLOのバーンレートをサポート サービスレベル目標(SLO)に対するエラーバジェットの消費指標のバーンレートをサポート
9 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation Application SignalsでのLambdaのAPMをサポート X-Rayでのトレース情報の取得に比べて、SDK不要でADOTを活用して自動計測が可能に
10 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation Applications Signals が
Java、Pythonアプリケーションをサポート ガベージコレクション、メモリ使用量、CPU 使用量などのランタイムメトリクス可視化し原因調査
11 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation BedrockのApplication Signalsも対応済(AUG 2024)
モデルのパフォーマンスやエラーの原因を特定し、生成AIアプリのユースケースに最適なLLMを選択
12 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation CloudWatchオブザーバビリティソリューション AWSサービス、カスタムアプリケーション、サードパーティのワークロード向けのObservability環境を構築
13 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation CloudWatchオブザーバビリティソリューション AWSサービス、カスタムアプリケーション、サードパーティのワークロード向けのObservability環境を構築
14 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation CloudWatchのビジュアルエディタと Logs Insights
クエリの強化 分散トレースの構成要素であるトランザクションスパン(個々の処理ステップ)を詳細に分析できる
15 ©️2024 KDDI Agile Development Center Corporation CloudWatchのビジュアルエディタと Logs Insights
クエリの強化 分散トレースの構成要素であるトランザクションスパン(個々の処理ステップ)を詳細に分析できる
Be a Change Leader. アジャイルに力を与え 共に成長し続ける社会を創る