日本には数多くの体験価値が存在し、その中でも希少性が高い体験を楽しむ「トキ消費」や、社会貢献的側面を重視する「イミ消費」に、世界的な注目が集まっています。これらの希少体験価値への需要が高まる中、提供者はどのような値付けが最適であるか、大いに悩むところです。そこには、本当に欲しい人たちが、本当に払ってもいいと思う値段で、公平に購入できる仕組みが必要です。AI Lab経済学社会実装チームは慶應義塾大学経済学部 河合啓一研究室と共同で「イイ値(ね)決めチャレンジ」という仕組みを開発しました。本セッションでは、この仕組みの概要と、前年比で約2.7倍の収益を得られたフィールド実験の内容とその示唆を紹介いたします。今後この仕組みを、様々なイベントや商品の販売にも応用していく予定です。
https://cadc.cyberagent.co.jp/2024/sessions/ai-analyze-economics/