Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アドホックテストから探索的テストへ
Search
だいみょー
August 30, 2023
Technology
0
250
アドホックテストから探索的テストへ
2023/08/31アジャイルひよこクラブ
だいみょー
August 30, 2023
Tweet
Share
More Decks by だいみょー
See All by だいみょー
透明性ってなんだろうと見える化のためのTips
daimyo404
0
380
クロスファンクショナルを続けて、長い目で変化に強いチームをつくる
daimyo404
0
140
Other Decks in Technology
See All in Technology
Swift6.2時代のconcurrencyを考える会
yuukiw00w
0
280
PyCon JP 2025 DAY1 「Hello, satellite data! ~Pythonではじめる衛星データ解析~」
ra0kley
0
370
C# 14 / .NET 10 の新機能 (RC 1 時点)
nenonaninu
1
820
施策が均質化する採用市場で何を捨て 何を大事にしていくかを考える
akyun
0
210
App Clip 5年史: 萌動と停滞のクロニクル
judau
0
200
あなたのWebサービスはAIに自動テストしてもらえる?アクセシビリティツリーで読み解く、AIの『視点』
yusukeiwaki
1
1.4k
今改めてServiceクラスについて考える 〜あるRails開発者の10年〜
joker1007
14
6.6k
RailsのPostgreSQL 18対応
yahonda
0
680
AIを導⼊しても、 開発⽣産性は"爆増"していない なぜ?
kinosuke01
4
3.3k
入門 FormObject / An Introduction to FormObject #kaigionrails
expajp
2
770
非同期処理実行基盤 Delayed脱出 → Solid Queue完全移行への旅路。
srockstyle
2
580
Создание мультиагентной системы на базе AI Studio
shwars
0
170
Featured
See All Featured
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.8k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
40k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
36
2.5k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
850
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
4k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
23
1.5k
Designing for Performance
lara
610
69k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
53
7.8k
Being A Developer After 40
akosma
90
590k
Transcript
アドホックテストから 探索的テストへ だいみょー
⾃⼰紹介 名前 だいみょー ロール 主に開発者(と⾔いつつなんでもやる⼈) 所属 某⾦融系事業会社 好きなもの アジャイル、スクラム、組織開発、 Azure、Terraform、React
とか
テストってどんな種類があるだろう🤔
Janet Gregory, Lisa Crispin, and Yuya Kazama.『Agile Testing Condensed Japanese
Edition』. leanpub.2020年,44p アジャイルテストの四象限
Janet Gregory, Lisa Crispin, and Yuya Kazama.『Agile Testing Condensed Japanese
Edition』. leanpub.2020年,44p アジャイルテストの四象限
探索的テストとは ・経験ベースのテスト技法 ・ ⇔ スクリプトテスト ・テスト対象の振る舞いのフィードバックを活⽤して 次のテストの設計・実施をする ・≠ アドホックテスト
探索的テストとは ・経験ベースのテスト技法 ・ ⇔ スクリプトテスト ・テスト対象の振る舞いのフィードバックを活⽤して 次のテストの設計・実施をする ・≠ アドホックテスト なぜかアドホックテストが探索的テストと
呼ばれてるケースをよく観測する、、(⾃分調べ) それはぼくらのチームも同じく、、
Ingo Philipp.『Exploratory Testing Rediscover the art of exploratory testing』. 2017年.
https://assets.ctfassets.net/ut4a3ciohj8i/4ukPUn6tfiig8S4ASuaeoQ/670bba8e5498239a7fbbf404952beb08/In go_Philipp_Rediscover_Exploratory_Testing.pdf,(2023年8⽉30⽇)
アドホックなテストの場合(今までのぼくたち) 今改修しているここの テストを今⽇はやろう
アドホックなテストの場合(今までのぼくたち) はーい はーい
アドホックなテストの場合(今までのぼくたち) (打鍵中) (打鍵中)
アドホックなテストの場合(今までのぼくたち) ここのボタンが 押しづらいわ ブラウザ変えると デザイン崩れるなあ
アドホックなテストの場合(今までのぼくたち) (再び打鍵中) (再び打鍵中)
アドホックなテストの場合(今までのぼくたち) ここの⾊が ⾒づらいかも ボタン連打すると 挙動がおかしい、、
何が問題なのか ・毎回同じような観点 ・闇雲に網を振っている状態 ・費⽤対効果低 ・学びが少ない(ドメイン知識、QAスキル)
Ingo Philipp.『Exploratory Testing Rediscover the art of exploratory testing』. 2017年.
https://assets.ctfassets.net/ut4a3ciohj8i/4ukPUn6tfiig8S4ASuaeoQ/670bba8e5498239a7fbbf404952beb08/In go_Philipp_Rediscover_Exploratory_Testing.pdf,(2023年8⽉30⽇)
変えたこと ・探索的テストの認識を揃える ・探索的テストのやり⽅を⾒直す
変えたこと ・探索的テストの認識を揃える ・探索的テストのやり⽅を⾒直す
輪読会
変えたこと ・探索的テストの認識を揃える ・探索的テストのやり⽅を⾒直す
探索的テストのやり⽅を⾒直す ・チャーターを作ることにした ・セッションベースでやる (10分×2ターム) JaSST Hokkaido 実⾏委員会 中岫 信(TEF道)、根本 紀之(TEF道)、⼩楠
聡美(TEF道).『JaSSTʼ18東京 E2) 全国JaSST実⾏委員 セッション1やってみよう︕探索的テスト 〜ハイクオリティな妄想の⾼速ループ〜』. 2018年. https://www.jasst.jp/symposium/jasst18tokyo/pdf/E2.pdf,(2023年8⽉30⽇)
新しくはじめた探索的テストの流れ 1. チャーター考える 2. セッション①開始 3. フィードバックタイム 4. チャーターの⾒直し 5.
セッション②開始 6. フィードバックタイム 7. バグレポートの起票
チャーターを考える ・チャーター考えようぜ︕って⾔ってもむずいので、、 作り⽅①︓今回のスプリントで発⾒されたバグから作ってみる 作り⽅②︓品質特性を念頭に考えてみる 作り⽅③︓ペルソナの帽⼦をかぶってみる
良かったこと ・チャーターを修正することで経験のサイクルがちゃんと回る ・バグを起点にした新しいドメイン知識の獲得 ・観点が増えたので未知のバグの発⾒
おわり