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toBのWebエンジニアからDeNAのコーポレートエンジニアへ【DeNA TechCon 20...

DeNA_Tech
September 29, 2021

toBのWebエンジニアからDeNAのコーポレートエンジニアへ【DeNA TechCon 2021 Autumn】/techcon2021autumn_10

身近な人に使ってもらいFeedbackをもらうのが好きなWebエンジニアにマッチする、コーポレートエンジニアというキャリアがあるのはご存知でしょうか?
toB向けプロダクトを開発していたWebエンジニアがDeNAのコーポレートエンジニアに転職し、感じたことを率直にお話します。
また、特に課題と感じた入社当時のチーム状況や新規エンジニアの受け入れ体制について、スクラムなどを活用しチームメンバーと、この半年で行ってきた取り組みを紹介します。

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September 29, 2021
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Transcript

  1. 自己紹介 株式会社ディー・エヌ・エー システム本部IT統括部IT戦略部システム開発グループ 小山 達也|Tatsuya Koyama • 2013/4 ~ 会計システムを開発する会社に就職(アーキテクト)

    • 2021/5 ~ 株式会社ディー・エヌ・エー  IT戦略部システム開発グループ コーポレートエンジニアとして、会計業務の効率化を目的とする システム開発チーム『Rome』にJoin
  2. システム開発Gのアプリケーションとチーム規模 • 作業時間集計(工数管理) • 経理業務サポート ◦ 一括登録 ◦ 原価計算 ◦

    費用振替ツール ◦ NetSuite用のアドオン ...etc • マッサージ予約システム • 携帯電話の管理システム などなど 約60システム 8人
  3. システム開発チーム『ROME』 • 作業時間集計(工数管理) • 経理業務サポート ◦ 一括登録 ◦ 原価計算 ◦

    費用振替ツール ◦ NetSuite用のアドオン ...etc • マッサージ予約システム • 携帯電話の管理システム などなど メンバー • システム開発 ⇒ 4名(ココ!) • 業務改革推進 ⇒ 4名
  4. 入社してから感じた良い点 1. 良い意味で、前職のtoB向けWebアプリ開発と同じレベルの開発体験 CI/CD • 自動テスト(カバレッジ70%) • GitHubにマージされたら自動Deploy • モニタリング(エラー発生時に自動でメール・Slack通知)

    ⇒社内システムだが、昨今の一般的なWebアプリと同レベルの開発体験 コスト意識 • ストレージやインスタンスタイプは運用可能な最低限にカスタマイ ズ • ユーザー要望であっても対応効果をしっかり吟味する(場合によっ ては「対応しない」選択も)
  5. 開発環境構築の改善 Visual Studio Code Remote - Containers Extension Docker Compose

    - Develop - Database - Batch 3. 新規メンバーの受け入れ体制 A. 開発環境のDockerコンテナ化
  6. スクラム定着までの流れ 2. チーム意識の醸成(そして自己組織化へ...) 5月 7月 9月 6月 8月 スクラムスタート A

    B C A. ソースレビューの時間を毎日確保。全員でレビュー。 B. レトロスペクティブでベロシティ向上を本気で議論。 C. デイリースクラムで各自の進捗を全員が把握している。
  7. スクラム定着までの流れ 2. チーム意識の醸成(そして自己組織化へ...) 5月 7月 9月 6月 8月 スクラムスタート A

    B C A. ソースレビューの時間を毎日確保。全員でレビュー。 B. レトロスペクティブでベロシティ向上を本気で議論。 C. 朝のデイリースクラムで各自の進捗を全員が把握している。 D. ペアプロ・モブプロの導入 (毎スプリントで最低1案件とルール化。平均3件くらい) D
  8. スクラム定着までの流れ 2. チーム意識の醸成(そして自己組織化へ...) 5月 7月 9月 6月 8月 スクラムスタート A

    B C A. ソースレビューの時間を毎日確保。全員でレビュー。 B. レトロスペクティブでベロシティ向上を本気で議論。 C. 朝のデイリースクラムで各自の進捗を全員が把握している。 D. ペアプロ・モブプロの導入 (毎スプリントで最低1案件とルール化。平均3件くらい) E. タスクのアサインを徐々に各自に委ねる。 D E
  9. スクラム定着までの流れ 2. チーム意識の醸成(そして自己組織化へ...) 5月 7月 9月 6月 8月 スクラムスタート A

    B C A. ソースレビューの時間を毎日確保。全員でレビュー。 B. レトロスペクティブでベロシティ向上を本気で議論。 C. 朝のデイリースクラムで各自の進捗を全員が把握している。 D. ペアプロ・モブプロの導入 (毎スプリントで最低1案件とルール化。平均3件くらい) E. タスクのアサインを徐々に各自に委ねる。 D E
  10. スクラム導入の結果(導入5ヶ月) 1. 属人化の解消 どうしても複雑なドメイン知識が必要なので、システム全体は 難しい。⇒ 引き続き取り組む ただ、新規案件については、全員が保守できる状態! 2. 明確な優先順位 これは完全に達成された。

    今は優先順位が高いものをチーム全員で取り組む体制になって いる。 3. Romeシステム全体に対する当事者意識 「このシステムは〇〇さん担当」という認識は完全になくなっ た。各自がより効率的にタスクを消化するために声をかけあ い、融通しあっている。 4. 開発が楽しい やっぱりチームで、あーだこーだ言いながら開発は楽しい