2015年ソフト講義資料04 ～色々な技術その１～

北海道科学大学 電子計算機研究部のソフトチームで行っているUnity講座の資料です。
電算部Webページ URL:http://densan.info/index.php
旧Webページ URL:http://www1.hus.ac.jp/~densan/index.htm

Transcript

1. Unity講座 第４回 色々な技術その１
2. 前回やったこと  クリアの要素を作った。  簡単に出来る技術でよりゲームらしくして いく。 今回やること
3. Assets、再び。  CharactersのAssetsのように、他のものにも 様々な有用な素材が入っているぞ。今回は 「Cameras」をインポートしてみよう。やり 方は同じだぞ。  インポート出来たら、フォルダ内の 「prefabs」フォルダを開いてみるべし。
4. たかがメインカメラを(以下略。  「prefabs」は後に説明するが、完成形のも のが収録されている。Assetsを入れたら、探 してみるべし。  今回は、「FreeLookCameraRig」というの をドラッグして使ってみよう。この際、最 初からある「MainCamera」は名前を変更で きるとこの左にあるチェックを消して切っ ておこう。
5. カ、カメラが動いたー！？  入れてみたら、取りあえずゲームを再生し てみよう。画像のようにプレイヤーの背後 について来たら成功だ。  フォルダ内には、他に３つのカメラがある が内２つのアイコンが違うのは、初めから 表示が切られているのでメイン カメラとは逆にチェックを入れ て使えるようにしよう。
6. このカメラ、挙動不審だよ？  いくら完成品と言っても限界があります。 設定を弄ったり、自分で組んでみたらそれ ぞれのゲーム毎に理想のカメラが出来るで しょうが、今回は置いておきます。  しかし、プログラムなどが分からなくても 簡単に設定を弄れる部分が右側に集まって います。弄ろう。
7. プレイヤーくんで実験だ。  プレイヤーくんにも、様々な項目がありま すが今回は「Third Person Character(Script)」内の項目を弄ってみよう。  様々な数値があるが、英語があまり分から なくても意味が理解できるものもあるだろ う。そこから弄ってみよう。プレイヤーく んが高速移動したり驚異的な跳躍力を見せ てくれるかも。  元の数値が分からなくなった時は一度削除 して、再度フォルダから配置しなおそう。
8. マテリアルを装備。  マテリアルを装備するとキャラクターが強 化…される訳ではなく、簡単に色などを付け られるぞ。  C#と同様に右クリックから「Create」→ 「Material」で作れるぞ。  今回は「Albedo」の色を弄ってプレイヤー くんにドラッグしてみよう。緑にすれば、 ◦イ・ス◦ーリーの兵士のおもちゃっぽい 感じに。
9. 重力、そして透明な判定。  落ちてくるものに当たったらやられる。そん なのもUnityなら朝飯前。空中にCubeでもな んでも物体を浮かしておいて、 「Component」→「Physics」→「Rigidbody」 で重力の概念を付与してあげよう。項目内の 「Use Gravity」でオン・オフできるぞ。  このまま「Is Trigger」をオンにすると…すり 抜けます。先ほどと同様に今度は「Mesh Collider」を入れて「Convex」と「Is Trigger」にチェックだ。
10. あら、可愛い。  落ちてくる物体の下にプレイヤーくんを移 動させてぶつけてみると、ちょっと可愛い。  確認のために前回作ったクリアかゲーム オーバーのスクリプトを入れてぶつけてみ よう。無事に画面が切り替われば成功だ。
11. Prefabと分身の術。 ドラッグする  親子にすると、親に子は位置など追従する ようになります。  子を動かしても親は動きません。  プログラムで子の状態を確認できたりするので、 有効に使いましょう。  左側ヒエラルキーから、下側プロジェクトタブに ドラッグすると「Prefab」として登録され、Asset の中身にあったものの様に幾つもコピーが 簡単にできます。
12. 色々と注意。  Prefabは誤って編集画面で削除しても直ぐ に復元できるように出来るようにしておけ るなどの利点がありますが、Prefabそのも のを弄ると編集画面のコピー全てが弄られ るので、数パターン用意したい人は注意。  それでも、プログラムで簡単にゲーム内で コピーできるのは心強い(その際、Clone(ク ローン)と呼ばれる)。雑魚やアイテムなど、 定期的に出たり消えたりするものに使える ぞ。
13. 次回もやるぞ。  次回もUnityのお手軽な機能を駆使していく ぞ。  そろそろ１本、何かしらゲーム(全体もしく は１面３～５分で出来る簡単な物)を作って みてもらう予定（伝統）でいるので、何か アイディアなどを閃いたらメモしたり、 着々と準備しておこう。