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260512 SDD導入して3ヶ月の所管とチームナレッジをSkillやAgentにしたい

260512 SDD導入して3ヶ月の所管とチームナレッジをSkillやAgentにしたい

2026/05/12(木) 第3回 Fukuoka MCP Community ~エージェントスキルの回~ にて発表した登壇資料。
https://fukuoka-mcp.connpass.com/event/390271/

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Takumi Abe

May 14, 2026

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Transcript

  1. 1 KDDI Agile Development Center Corporation $ whoami あべたく @east_takumi

    {  "普段" : {   "会社": "KDDIアジャイル開発センター株式会社(KAG)",   "職種": "Webバックエンドエンジニア",   "最近": "クロードコード...ワカンナイ...タスケテ..."    },  "コミュニティ活動": [   "JAWS-UG おおいた&福岡",   "福岡クラウドUG",   "AWS Community Builder(Serverless)"  ] } #lydmeet #kagile.fukuoka
  2. 3 KDDI Agile Development Center Corporation アジェンダ 1 2 3

    4 リポジトリの脆弱性対応から始まったモノガタr.... SDDとは何か? SDDがチーム開発で効いたところ 展望(SkillやCustom Agent)
  3. 6 KDDI Agile Development Center Corporation 1. リポジトリの脆弱性対応から始まったモノガタr.... #lydmeet #kagile.fukuoka

    状況整理(エッ...チョマッt... • 改修頻度が少なく、試験書などが4年以上更新がない(知見がない ◦ →古いドキュメントを逐次確認 && 当時の担当者にヒアリング && コードを読んで逆引き • アサインされたのはメンバーはこのリポジトリ初見 • ライブラリの脆弱性対応だったのが... ◦ Node.jsがv16だった... ◦ UTがない... ◦ リグレッションテストが手動&&具体的なスクショ等なし... →「脆弱性対応のPBIです」のつもりで開けたら、想像以上の状態だったw
  4. 8 KDDI Agile Development Center Corporation 2. SDDとは何か? #lydmeet #kagile.fukuoka

    SDDって? Spec-Driven Development コードを書く前に仕様を明文化し、その仕様を基準点として設計・実装・検証を進 める考え方 「仕様」→開発の基準点になるストーリーライン • 何を作るか • なぜ作るか • どこまでを対象にする • どう実現するか • どの順番で進めるか
  5. 9 KDDI Agile Development Center Corporation 2. SDDとは何か? #lydmeet #kagile.fukuoka

    Planモードでもできないことはない...が... 観点 Planモード SDD(今回はSpecKit) 成果物 チャット内の計画になりやすい Spec / Plan / Tasksとして残しやすい 前提の扱い 会話の文脈に依存しやすい ドキュメントとして確認しやすい 計画の永続性 コンテキスト内で完結しやすい ファイルとして後から見返せる 実装中の整合性 AI任せになりやすい 仕様・設計・タスクとのズレを確認しやすい 向いている場面 シンプルな修正、局所的な変更 複雑な機能、継続的な開発、チームで確認したい変更 ※ Planモードが不要ではない、使い分けが重要
  6. 10 KDDI Agile Development Center Corporation 2. SDDとは何か? #lydmeet #kagile.fukuoka

    つまりSDDがなぜ嬉しかった? • 整理の型になる ◦ 今から作るものの解像度をあげていける • 要件→設計→タスクと段階的に詳細化 ◦ 今のストーリーラインが元々想定してたものに沿っているかの検証がで き、作り直しリスクの低減 →ドキュメントを残していくことが重要なのがポイント!
  7. 11 KDDI Agile Development Center Corporation 3. SDDがチーム開発で効いたところ #lydmeet #kagile.fukuoka

    改修影響が大きすぎた • コンテキストが肥大化しすぎる予感 ◦ →前提知識の読み込ませにコードの逆引きの可能性もあるが、読み込み を徹底させたかった ◦ →段階的なアウトプット&インプットを兼ねる場所が必要 • チームメンバーへの引き継ぎがしやすくなった ◦ 作業順が決まっているし、判断経緯がDocsになるので追いやすい →複雑なタスクや判断が求められる現場にはあっている(トオモッテル...
  8. 12 KDDI Agile Development Center Corporation 3. SDDがチーム開発で効いたところ #lydmeet #kagile.fukuoka

    ただ問題も.... • Specのレビューが膨大になりやすい(SpecKitならでは説) ◦ 膨大なコンテキストになるものが、mdファイルになっただけ ◦ →小さい変更でもかなり多くのmdファイルを生成する • ブランチ戦略などを考える必要もあるかも(ツールによる • できたSpecをどう資産化するか? ◦ 既存のConfluenceページとの統合や更新をどう組んでいくか... →Spec Kitを使えば、良いSpecが自動で出てくるわけではない!!
  9. 13 KDDI Agile Development Center Corporation 4. 展望(SkillやCustom Agent) #lydmeet

    #kagile.fukuoka チームの観点を毎回伝えてられない Spec / Plan / Tasksにはチームの観点が表れる • 何を先に確認したか       → このリポジトリではまずここを見る • どこまでを対象にしたか     → 仕様書と実装がズレたら実装を起点に確認する • 何をやらないと決めたか     → テストが薄い箇所は変更前に観測点を作る • どのリスクを重く見たか     → 影響範囲が広がる変更は一度止める • どんな粒度でタスクにしたか   → Tasksはレビュー可能な粒度まで分ける
  10. 14 KDDI Agile Development Center Corporation 4. 展望(SkillやCustom Agent) #lydmeet

    #kagile.fukuoka ざっくりできるんじゃないか?と思うこと 手順 • 既存コード調査の進め方 • 仕様把握の流れ • テスト追加の判断手順 チェックリスト • Planレビュー観点 • Tasks分解の観点 • PRレビュー観点 チームルール • 変更範囲の考え方 • 既存仕様との向き合い方 • やらないことの決め方 他サービス利用や制約 • GitHub CLI使ったGit管理 • テスト戦略やコーディング規約 • できたSpecを元にDocs更新
  11. 15 KDDI Agile Development Center Corporation 4. 展望(SkillやCustom Agent) #lydmeet

    #kagile.fukuoka Skillを育てるためのログ集めSkill
  12. 16 KDDI Agile Development Center Corporation 4. 展望(SkillやCustom Agent) #lydmeet

    #kagile.fukuoka Docsレビュー用のCustom Agent specify / clarify / plan などで生成されたmdファイルをreviewするAgent →ConfluenceやReadmeなどを探索してドメイン知識/制約とのズレがないか?をチェッ クさせてる
  13. 17 KDDI Agile Development Center Corporation まとめ 1. SDDはコードを書く前に基準点として設計・実装・検証を進める考え 方

    2. チームの動き方やタスク粒度でPlanモード/SDDを使い分よう 3. AIとの会話をログに残しつつ、Skillを作っていきたい!!! SDDはいいぞ〜〜(沼) #lydmeet #kagile.fukuoka