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エメラダ Vision to Values

EMERADA
February 19, 2025

エメラダ Vision to Values

エメラダは「あまねく人に金融の自由を」をビジョンとして掲げ、日本が抱える深刻な構造(社会課題)の解決に取り組むSaaS+Fintechスタートアップです。
採用サイト:https://emerada.notion.site/Career-Jobs-193dca2f861b8135889ef2b6928536b4

提供サービス一覧
・金融機関の顧客向け統合プラットフォーム「エメラダ・キャッシュマネージャー」
・金融機関向け与信Copilot AI「エメラダ・アナリティクス」
・金融機関向けBaaS(Banking as a Service)促進クラウド「エメラダ・スマートバンク・アシスタント」
・BtoBキャッシュコンバージョンサイクル(CCC)改善決済サービス「エメラダ・ペイメント」

EMERADA

February 19, 2025
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  1. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 目次 1. Vision, Mission, Strategy -

    目的、使命、戦略 a. Problem - Visionに対する問題設定 b. Solution - 達成しなければならないMission c. How it works - 中長期的Strategy d. Product - 実際の売り出し中プロダクト e. Key Differentiators - 伸ばしていくべき強み f. Teams - エメラダを取り巻く人々 2. 企業文化が大切という話 3. Value - 価値観 4. エメラダPrinciple - エメラダの原則 Agenda
  2. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL エメラダが未来を創るストーリー 資金管理を起点に、総合的な「お金」のプラットフォームへ 目的 Vision, 使命 Mission,

    戦略 Strategy ユートピアでありディストピアな、エメラダの夢 あまねく人に金融の自由を エメラダの社会的役割 オープンな金融システムの構築
  3. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 2023年に日本政策金融公庫が発表した「中小 企業景況調査」では、40%以上の中小企業が資 金繰りを「窮屈」と回答している一方、金融機関は 70%以上の先に対し、貸出態度を「厳しい」とし ている。 経済産業省「スタートアップの力で社会課題解決

    と経済成長を加速する」によると、スタートアップ は年間約20兆円の経済効果をもち、大きな成 長ポテンシャルを持っているとされている。 経済産業省「スターアップについて」によると、ス タートアップへのエクイティによる資金流入額は 米国に比べて1/33であり、銀行による伝統的な 融資はさらに低位で推移していることが考えら れる。 チャレンジャーの 成長ポテンシャルは大きい 海外のプレイヤーと比べても 資金供給量が限定的 6 誰でもチャレンジできる時代。資金需要は潜在的に大きい。 Problem 中小企業の資金ニーズは大きいが金融 機関の貸出態度は厳しい
  4. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 7 Problem 拡大するマネタリーベース。しかし市場の流通量は横ばい。 ※中央銀行が直接供給する通貨の総量を指す。具体的には、市中に流通する現金 (紙幣と硬貨)と、金融機関が日本銀行に預けている当座預金の合計。金融政策の 操作対象となる。

    日本銀行「マネタリーベース」によれば、2004年 10月のマネタリーベース平均残高は約110兆 円。これに対し、2024年10月の平均残高は約 670兆円であり、20年間で約510%の増加。 ※経済全体で流通している通貨の総量を示す。現金通貨に加え、預金通貨や準通 貨など、一般法人や個人が保有する通貨の合計。経済活動の活発さや資金の流れ を把握する指標として用いられる。 日本銀行「マネーストック」によれば、2004年10 月のマネーストック(M2)は約670兆円。 2024年10月には約1,200兆円となり、20年 間で約80%の増加に止まる。 マネーストック(M2)※は過去20年で 80%の増加に止まる 名目GDPは過去20年で 12%の増加に止まる マネタリーベース※は過去20年で 510%の増加 ※一定期間内に国内で生産された財やサービスの総価値を、当時の市場価格で評 価したもの。物価変動の影響を含むため、経済規模の把握に用いられる。 内閣府「GDP速報」によれば、2004年の名目 GDPは約529兆円。2023年でも約593兆 円となり、20年間で約12%の増加に止まる。
  5. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 日本の金融機関は、中小企業やスタートアップへ の融資審査に必要なノウハウが不足しており、信 用力の評価が難しいため、融資を控える傾向が あります。その結果、日本の中小企業向け融資比 率は約30%にとどまっています。一方、米国で は約50%、欧州では約40%と、日本より高い

    水準です。この差は、金融機関の審査能力やリス ク評価の違いによるものと考えられます。 日本の銀行は、不良債権比率を0.9%と低水準 に抑えています。これは、過去の不良債権問題の 影響で、リスク管理を徹底し、特に中小企業やス タートアップへの融資を慎重に行っているためで す。一方、米国の銀行の不良債権比率は約1.5 %、欧州では約2.5%と、日本より高い水準です が、これらの地域ではリスクを取って融資を行 い、経済成長を促進しています。 日本の地方銀行の約60%が、デジタル化やデー タ活用が十分に進んでいないと回答しています。 これにより、融資審査が効率的に行えず、資金供 給が遅延しています。一方、米国や欧州の金融機 関は、デジタル化を積極的に進め、融資プロセス の効率化を図っています。この差が、資金の市場 流通に影響を及ぼしています。 8 Problem チャレンジする人は資本やリソースをもっと集めたい。 なのに/だからこそお金に不自由。 - 背景にある資金供給側の課題 ミドルリスク先への 審査ノウハウ不足 リスク回避姿勢 リソース不足
  6. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Financial Freedom For All 9 Problem

    Vision あまねく人に金融の自由を “お金をもっと、借りやすく、動かしやすく、増やしやすく” 金融の起源は、紀元前3,000年まで遡ります。 価値を表現する形態はモノから"お金"に代わり標準化がなされ ましたが、価値を預け、価値を借り、価値を交換し、価値を増やす という金融が持つシステムの本質は、起源から今に至るまで変 わっていません。 金融を世界の成長のためにいかに活用できるかという人類の努 力が、金融システムの歴史です。 私たちは、過去数千年人類が挑み続けてきた挑戦に、テクノロ ジーで人々の体験を激変することで挑みます。
  7. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 14 Solution 誰でも、いつでも、どこでも。 お金を借りる、動かす、増やす機会を最大化するシステム デファクトスタンダードとは、市場で事実上の標 準となる規格や基準を指します。金融業界におい

    て、審査基準のデファクトスタンダードを構築す ることは、金融機関間での一貫性を確保し、顧客 に対して公平で透明性の高いサービスを提供す るために重要です。これを進化させるメカニズム として、データ分析の活用、フィードバックループ の確立、業界間の連携が重要です。 リスクの最適化と配分を実現するエコシステムを 構築するためには、多様なパートナーシップの形 成、デジタルプラットフォームの活用、データの相 互運用性の確保が重要です。これにより、エコシ ステム全体でリスクを最適に管理・配分し、各参 加者が持続可能な成長を遂げることが可能とな ります。 デジタルトランスフォーメーション(DX)は、金融 業務の効率化と顧客体験の向上に不可欠です。 このためには、クラウド導入による業務刷新・コ スト削減、AIの導入による定型業務の効率化、ブ ロックチェーン等を活用した新たなネットワーク の構築が重要です。 審査のデファクトスタンダードの構築・ 進化するメカニズムの醸成 リスクの最適化・最適配分可能なエコシ ステムの構築 金融業務のデジタル化・DXによる 業務効率化
  8. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Create an Open Financial System 15

    Mission オープンな金融システムの構築 “誰でも、いつでも、どこでも。もっとシンプルに金融を扱えるシステム” これまで、「お金」に関するサービスは、利用するために、高い信用力や、 多大なフローが求められてきました。 「オープンな金融システム」とは、あまねく人々が、いつでも、どこでも自 由に「お金」を扱えるようになった金融経済そのものであり、安く・早く・ シンプルな金融サービスを用いて「お金」が高速で循環する、新たな金融 の中心地のことです。 対面からネットワークへ、さまざまな市場が変化しようとしています。 世界的に、金融の破壊的イノベーションが広まる時代であるからこそ、私 たちは、いち早く日本の金融をネットワークの領域に全面移行し、世界へ とステップアップするためにプロダクトを創造します。 Solution
  9. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL EMERADAシリーズ: データアグリゲーション・データ分析・金融業務のDX・デジタル バンキングシステムを通して、新しい金融プラットフォームを構築 17 Product 事業会社向け

    金融SaaS 一度のログインで複数金融機関の口座情報を一画面 に集約表示。 入出金の予定~実績による日々のお金の流れや財務 指標を簡単・ビジュアルに確認いただけます。 金融機関とのオンライン連携で素早い資金調達/決済 を実現しながら、電帳法とインボイス制度対応まで完 了します。 Cash Manager (ECM) 金融サービス向け データ分析AI 企業財務情報(B/S、P/L)に加えて最新リアルタイム 口座情報を独自のAIロジックで分析し貸出審査や与 信管理の精度UPや自動化を実現します。 結果はダッシュボード画面で直感的に表現~変化に 応じてアラートや対応アクションが通知されます。 (定期的なモデル検証も準備されます) Analytics (EA) 金融機関向け DXシステム 事業会社⇔金融機関⇔信用保証協会間で発生する融 資申し込み手続きを電子化~一気通貫します。貸出 にまつわる事務作業の低減、経費削減、スピードUP を実現。 法人ポータルサイトの優良コンテンツになりえます。 (連携対象システムの拡張も計画中です) Smart Bank Assistant (ESBA) 事業会社向け デジタル決済システム 紙による手形廃止をひかえ動向変化が注目されます が、資金繰り改善の手段の一つとして法人カードを利 用した新たな決済手段をご準備しました。 関連する経理業務そのもののデジタル化により法人 ポータルからのワンストップ活用も可能になります。 (金融機関さまでも収益UPが見込めます) Payment (EP) 金融機関向け データ連携プラットフォーム エメラダ・リンクは、銀行口座データや財務データをは じめとした、あらゆる金融データをセキュアかつ簡単 に収集することを可能にする、金融機関向けのデータ 連携プラットフォームです。金融機関のビジネスに完 全に溶け込むパートナーとして、迅速な与信判断や審 査業務効率化、顧客のUX向上を可能にします。 Link (EL)
  10. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL デジタル化に遅れを取る中小事業者の 金融業務をデジタル化する 行員と顧客の 接点をデジタル化する • 日々の経理業務や資金繰り把握をデジタル化して業

    務効率化したい • 取引銀行や税理士との経理関連書類やデータのやり とりをデジタル化/効率化したい • 金融機関から、必要な資金供給をタイミング良く受け たい • 融資・決済業務の業務効率化により収益性を向上さ せたい • 既存ITベンダーによる業務システム開発は、費用が 高い、開発時間がかかる、柔軟性がない、UI/UXへ の考慮が足りない • 金融機関に閉じたシステムではなく、顧客との連携 や外部クラウドシステムと自由に繋がれるオープン なシステムを構築したい • データを活用して伴走支援したい • 金融サービス以外での収益源を確保したい 当社が解決する顧客の課題 地域金融機関 中小事業者 中小事業者と金融機関の間の 価値創造を最大化する 18 Product
  11. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Enabler Platformer Financial Hub オープンな金融システムを構築するために。 人々には”なにが必要か”を常に考え、徹底した実行を。

    20 How it works 金融の変革は私たちだけではなし得ませ ん。私たちが構築するプラットフォーム に、多くの金融サービスの提供者が参入 することで、金融サービスの爆発的成長 を可能にします。 いつでも、どこでも。ほしい時に、ほしい 金融機能を。既存のシステムでは手が届 かなかった新しいクレジットや支払いの 手段を、新しいテクノロジーと業界の専 門性で創造します。 長きに渡って変わらない金融の本質的な 機能に対して、いつ、どこで、何をしたい のか。「安く」「早く」「シンプルに」顧客の UXを激変することで、金融と顧客の接 点を増やします。 3 year〜 10 year〜 1 year〜 金融エコシステムを成長させる ネットワークを提供 自由な貯蓄、与信、決済、投資 の手段を提供 優れたUIと、金融システムとシーム レスに連携するバックエンドを提供 Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  12. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 金融のためのHMI(UI)の シェア拡大 ユニークなバックエンドの バリューを構築 金融エコシステムの 構築

    ・バックエンドを数多の事業者へ解放 ・金融ネイティブとのパートナーシップ KPI: 「エメラダ経済圏」の取引金額 ・金融機関とのパートナーシップの強化 ・新しい金融の体験を構築  KPI: 金融機能の取引件数/金額 ・ユーザーの獲得(マーケティング) ・利用時品質の追求  KPI: 提携金融機関数/ID数 3 year〜 10 year〜 1 year〜 金融エコシステムを成長させる ネットワークを提供 自由な貯蓄、与信、決済、投資 の手段を提供 優れたUIと、金融システムとシーム レスに連携するバックエンドを提供 Key activityとKPI ユーザー獲得の成功から、ユーザーフィードバックの深掘りとサービスの改善を通じて新規価値創造 21 How it works Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  13. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Open API Web 3.0 Platform Enabler,

    Platformer, Financial Hub 支払う 借りる 受け取る 資金管理 アカウント アグリゲーション ・資金繰り分析 ・A/R管理・A/P管理  ・ファイル保存 貯める 備える 節約する 増やす 22 How it works Strategy 資金管理を起点に、 総合的な「お金」のプラットフォームへ 人々は、自身の状態を観測した後に、計画を行い、行動します。 資金を管理した人々は、借りる、支払う、受け取る等の金融機 能を、自らにパーソナライズされた形で利用することができる 未来が来ています。 エメラダは「資金管理」を入り口に、あらゆる「お金」の課題解決 ができるサービスを展開します。 取引・財務データから、人々が課題を見つけ、すぐに意思決定 ができるダッシュボードを備え、あらゆる「お金」のアクション を、いつでも・どこでも・誰でもできるようにすることが、私た ちのサービスが目指す世界です。
  14. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL オペレーティングモデル改革 一連の業務フローをテクノロジー で整理 23 金融業務において、顧客との接点をDX化するためのステップ エメラダは、金融機関による

    1ID All Service の提供 (ハブ/経済圏の構築)に向けた 支援を行なっています。 デジタイゼーション Goal Dynamic Operations Digital Native Disruptive Innovator デジタルトランスフォーメーション 業務効率化 特定の業務をテクノロジーで代替 ビジネスモデル改革 アンバンドリングを経て、テクノロ ジーによる1対1のチャネル拡大・ 囲い込み マーケット改革 リバンドリングを経て、プラット フォーマーによる統合的サービス 市場の醸成 How it works 顧客流出させな いコンテンツ提供 金融機関の業務 デジタル化支援 銀行認証を中心としたプ ラットフォームへの客寄せ/ 囲い込みのための価値創造 Confidential ※面談で紹介いたします Confidential ※詳細は面談でご紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  15. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL プロダクトと機能:Financial Services powered by “Emerada” 金融機能の提供(金融機関の業務)に必要不可欠な機能をマイクロサービス化して提供していく

    24 How it works 1 year〜 優れたUIと、金融システムとシーム レスに連携するバックエンドを提供 ・保証融資デジタル申込 … ・顧客資金繰り分析 ・ファイル共有 ・インボイス発行/保存 ・チャット ・オンライン融資手続 ECM利用金融機関 + 碧海信用 金庫 … 金融機関向け ・信用金庫業界法人ポータル「ケイ エール」 ・へきしんビジネスポータル「ス マート管理Biz」 … ・複数口座まとめて管理 ・資金繰り把握・分析 ・インボイス発行/受取/保存 ・入金消込/支払い管理 ・銀行/会計ソフトとデータ共有 信金中央金庫, 阿波銀行, 碧海信 用金庫, 京都中央信用金庫, 岐阜 商工信用組合 … 中小事業者向け 10 year〜 金融エコシステムを成長させる ネットワークを提供 ・CF分析データ連携 ・決済システム連携 … ・オープンAPI 構想段階 金融サービス提供者向け ・新たな決済用HMI/UI … ・決済HMI/UI 構想段階 消費者向け EMERADA Terminal EMERADA Network ・データレンディング 「アセンブリ / SWIFT」 ・融資先モニタリング ・ファクタリング … ・CFアナリティクス ・審査Copilot 城北信用金庫, 永和信用金庫, 静 岡中央銀行, 愛知銀行, GMOグ ループ, クレディセゾン, JTB … 金融機関向け 3 year〜 自由な貯蓄、与信、決済、投資 の手段を提供 ・決済代行 ・クレジットカード発行 … ・スマート請求書カード払い ・〇〇銀行エメラダカード 京都中央信用金庫 … 中小事業者向け ・「セゾン・リンク」 ・「JTBリンク」 … ・アカウントアグリゲーション クレディセゾン, JTB … 金融サービス提供者向け Confidential ※面談で紹介いたします Confidential Confidential ※詳細は面談でご紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  16. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL VISION MISSION STRATEGY 金融のデファクトスタンダードが生まれ続ける、熱狂的な金融市場を。 Vision, Mission,

    Strategy 1. “Enabler”  優れたUIと、金融システムとシーム  レスに連携するバックエンドを提供 2. “Platformer”  自由な貯蓄、与信、決済、投資  の手段を提供 3. “Financial Hub”  金融エコシステムを成長させる  ネットワークを提供 あまねく人に 金融の自由を “Financial Freedom For All” オープンな金融システムを構 築する “Create an Open Financial System” 25 How it works Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談で ご紹介いたします
  17. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Product Road Map 2023 2024 2025

    2026〜 プロダクトの展開方針 26 How it works キャッシュマネージャー リファクタリング CFアナリティクス/審査Copilot /顧客資金繰り分析/スマート決済の オープンAPI Fintech アプリ Fintech アプリ EMERADA Network 保証融資デジタル申込 〇〇銀行エメラダカードの発行 与信領域の自社PoC ファクタリング アカウントアグリゲーション 請求書カード払い スマート決済の 新たなHMI/UI ? EMERADA Terminal Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  18. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL エメラダの実績について 28 銀行格付けモデルの予測精度を大きく上回 る独自の倒産予測モデルを、融資・決済・ ファクタリング商品向けに提供 全国の銀行口座とワンストップでつながる

    データアグリゲーションPF & データ分析 インターフェイスの提供 決済・与信へのデータ連携が容易な、 AR/AP管理 + Cash Managementを 搭載した法人バンキングアプリの提供 • 全国80以上の地域金融機関(地銀・信金・信組)に対して、AR/AP管理 + Cash Management機能を搭載した法人バンキングアプリの商品企画・ 開発・運営を行ってきた実績を有する • 全国約1,100の銀行口座データを銀行APIを通じてシームレスに取得できる データアグリゲーションプラットフォーム及び、同データの分析・可視化インター フェイスを与信・決済事業者むけに提供 • 全国の地域金融機関の取引先事業者を中心とした数十万社以上の財務/口座 ・デフォルトデータを学習した倒産予測モデル(平均AR 0.8〜)をベースに、 銀行独自の融資商品やノンバンク事業者のファクタリング商品向けのスコアリ ングロジックの提供実績を有する ① 法人向け AR/AP & 資金管理 app + ② 銀行口座データアグリゲーションPF + ③ AI与信・スコアリングモデル 1 2 3 Key Differentiators Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  19. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 29 Key Differentiators 金融機関にフレンドリーな技術選定と信頼性、 ユニークな提携の実績を基に、”使える”ソリューションを選定 金融機関と連携したアジャイル開発実績を通じ

    て、金融機関の開発効率と生産性を向上し、高い パフォーマンスを示しています。 ※DevOps Research and Assessment(DORA)チームが実施した 6 年 間の研究から確立された、ソフトウェア開発チームのパフォーマンスを示す4つの 指標 開発のFour Keys※ 上位20% 高い開発能力 全国80以上の地域金融機関(地銀・信金・信組) との提携実績を通して、DX/IT戦略コンサルお よび実働サポートの実績を有しています。 ※ SaaSベンダー等顧客接点のデジタル化/DX業界における実績。エメラダ調べ 提携金融機関数 国内No.1※ 豊富なコンサルティング実績 金融機能と連携するインフラや、高度なデータ分 析、金融事業者同士のパートナーシップを繋ぐこ とで、伝統的または単一的な金融サービスよりも 高付加価値なサービスを創出した実績を有して います。 ※ 国内金融機関とのCM/AI領域におけるパートナーシップによる金融事業の提 供実績。エメラダ調べ 新規金融事業創出実績 国内No.1※ 多様なパートナーシップ Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  20. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL テクニカルアドバイザー ピーター フランケン (Pieter Franken) シティバンクIT部門のトップ、新生

    銀行IT移行を指揮、マネックス証 券CTOを経て、現在MITメディア ラボと慶應義塾大学において客員 教授、シンガポール金融管理局 (MAS)のアドバイザー等を務め る。その他、暗号通貨やFinTech など多くの分野で活躍。 監査役 河原 正幸 (Kawahara Masayuki) 監査役 黒田 亨 (Kuroda Toru) 1992年4月のジャフコ入社から 現在までスタートアップへの投資 活動を行っている。2022年4月 チーフキャピタリストに就任、 2024年4月よりパートナー。 主な投資領域はFintech、 SaaS、Market place、 Robotics、Age Tech。主な投 資実績は、バリューコマース、マ ネーフォワード、Chatwork、 Finatextホールディングス等。 関与した投資先のIPOは22社、 M&Aは13社。Forbes Japan が選ぶ日本で最も影響力のあるベ ンチャー投資家 BEST10 2017 年10位 2019年3位 2022年 4位。 慶應義塾大学理工学研究科後期博 士課程単位取得退学。 株式会社エイチアイ取締役、HI Corporation America, Inc. CEO、株式会社U'eyes Design 取締役を経て、2015年にエス ディーテック株式会社の立ち上げ に参画し、取締役副社長兼CTOに 就任。 「世の中の全ての製品の利用時品 質を向上する」ことを目指し、「人 とコンピュータのコミュニケーショ ン」に関するデザインと技術の研究 開発に取り組んでいる。 社外取締役 鈴木 啓高 (Suzuki Hirotaka) 2016年、当社を共同創業。 当社創業前は、Goldman Sachs証券の証券アナリストとし て新興成長企業を幅広く担当。そ れ以前は、General Electric社 のFMP(フィナンシャル・マネジメ ント・プログラム)にて同社の金融 事業における財務・経営管理業務 に従事。 早稲田大学 政治経済学部 取締役COO 共同創業者 古川 直樹 (Furukawa Naoki) EMERADA マネジメント チーム 役員紹介 31 Team 代表取締役CEO 猪野 慎太郎 (Ino Shintaro) 2019年 エメラダへ参画。プロダ クトオーナーとして当社のエメラダ ・キャッシュマネージャーやエメラ ダ・アナリティクスの開発を率いた 後、 当社代表取締役に就任。 当社参画前は、野村證券のリテー ル部門にて法人、オーナーの財務/ 運用コンサルタントとして中小事 業者〜上場企業を幅広く担当。在 籍4年で5度の役員表彰を受ける。 一族は代々起業家であり、曽祖父 は銀行の創業者。幼少期から経営 者になることを前提として育っ た。ユートピア思想でものづくりを することを好む。 慶應義塾大学 経済学部卒業 社外取締役 小沼 晴義 (Onuma Haruyoshi) 当社参画前は長くKDDI㈱および その子会社・関連会社にて、人事労 務部門において業務に従事後、au フィナンシャルホールディングス㈱ 設立時より常勤監査役を経験。 北海道大学法学部卒業。 ハドソン・ジャパン及び、ゴールド マン・サックス証券にてコンプライ アンス業務や法務業務に従事後、 司法書士事務所 株式会社イントリ ムを設立し、代表取締役に就任。 国内証券会社等の監査役経験を有 する。 同志社大学およびワシントン大学 ロー・スクール卒業。
  21. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL システムベンダー 生命保険 EMERADA 投資家陣 機関投資家一覧 32

    Team VC 金融機関CVC 経営陣・その他個人投資家・その他事業会社
  22. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL EMERADA 投資家陣 個人投資家一覧 33 Team パビリオン・キャピタル

    代表取締役 島内 雄治 アイフル創業者兼 代表取締役会長 福田 吉孝 元インテグラル 代表取締役 佐山 展生 元ゴールドマン・サックス 副会長 キャシー 松井 家庭教師のトライ創業者兼 代表取締役会長 平田 修 ニューリアルプロパティ 代表取締役 永岡 幸憲 元クレディスイス日本 CEO ポール クオ ベインキャピタル パートナー 菊田 知裕 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント 代表取締役社長 堤 健朗 あいざわアセットマネジメント 取締役会長 平尾 俊裕 Confidential ※面談で紹介いたします ※詳細は面談でご紹介いたします
  23. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL DEV Guild Business Development Group Sales

    Tribe Customer Relationships Tribe Engineering Group AI Tribe DEV Squad Developer PdM Squad Product Manager BaaS Tribe SaaS/R&D Tribe AM Squad Account Manager DEV Squad Developer 現在の事業フェーズにおいては、やるべきことややらないべきことは日々入れ替わります。したがって、柔軟性を損ねないように、私たちはファンクションご とのグループという枠を維持し、プロジェクトやテーマに合わせてフレキシブルにメンバーを振り分けます。 一方で、私たちは、より高い成果を出すために、有能な少人数でチームを構成します。全員が自らの責任領域に対して強烈なビジョンを持ち、そのビジョンを 明確に表現し、コンセンサスを得る精神と能力=リーダーシップを持つべきです。チームを自律させるため、人材のリーダーシップや執行能力を基にチーム を組成し、チームのオーナーシップ、リーダーシップ、ミッションを定めます。 Board AE Squad Account Exective UXD Tribe UX Dedsigner 柔軟な組織構造を追求しつつ自律的なチームを目指す CS Squad Customer Success Corporate Group プロダクト/サービス 全社横断業務 新規事業 … TL Tribe Tech Lead PMM Guild Product Marketing Manager 34 PdM Squad Product Manager PdM Squad Product Manager DEV Squad Developer PMM Tribe Product Marketing Manager Platform Tribe Platform PdM Guild Team Corp Tribe Corporate HR Tribe Human Resource
  24. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 私たちは、全員がより良いプロダクトを生むために、自分のチームの責任範囲を超えて協力します。少人数で最大の価値を生み、大企業と戦うためには、過 度な分業/責任範囲の分割は悪です。適切に業務範囲と責任範囲を配置する必要があります。 プロダクトの意思決定は、将来投資と現在のビジネスとの両端を持つスペクトラムになります。スキルセットに合わせて適切な責任範囲を設定します。しか し、それぞれに持つべきスキルセットや常識が異なるため、隣接領域の知識を持つもの以外とのコミュニケーションにおいて、自らの責任範囲を超えて業務 や共通言語に気を配るオーナーシップが必要です。責任範囲は明確にしつつも、オーナーシップは領域を超えてグラデーションで発揮します。 エンタープライズマーケットの拡大

    ビジュアル/UXデザイン プロダクトの設計・開発・運用 エンタープライズマーケットの維持/導入効果最大化 SMBマーケットの維持/拡大 技術戦略 skill spectrum: rector,inc を参考に作成 We are ALL INの精神:責任領域を超えたオーナーシップ P/L Current B/S Future Sales Tribe CS Squad DEV Squad Corp Group 事業戦略 取締役会(Board) 組織/人事/採用・事務/経理/財務 UXD Tribe プロダクト/開発戦略 AM Squad TL Tribe マーケティングでマーケットのニーズに応える テクノロジーでマーケットのニーズに応える PdM Squad PMM Guild プロダクト/マーケティング戦略 35 PMM Tribe Platform Tribe インフラ/環境/セキュリティ Team
  25. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 私たちは、より良いプロダクトとプロセスを生むために、必要な情報の所在をよく知る必要があります。組織全体としてお客様のことをリアルに理解し、約束 を守るために、バックサイドとフロントサイドが齟齬なくコミュニケーションすることが必要です。それぞれの情報について、最もビジョンを持つメンバーが オーナーシップを持ち、グルーとなるメンバーに伝え、コンセンサスを得ていきます。 そして、プラン(何を/なぜ/いつまでに)を計画し、全員が共通の認識を持った上でチームとしてプロセスを進めることで定量的な実績を作り、アウトプット やプロセスを可視化、実績から未来を予測します。実績と予測の差異を見直し、精度をあげる(学習する)ことで、将来の不確実性を下げ、継続的にプロセス を改善します。将来の不確実性が下がれば下がるほど、フォーカスすることができます。

    アイデアを共有する流れ プロダクト/開発 Frontside Backside プロダクト/マーケティング デリバリーの流れ エメラダのニーズ(Vision, Mission, Strategy, Value, Principle) エンタープライズ のニーズ SMBのニーズ パートナーのニーズ Board ニーズ共有の流れ Sales AM CS PMM 36 UXD DEV PdM TL Platform Team
  26. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL プロジェクト(目的)ごとに、フレキシブルにメンバーを配置します。メンバーはそれぞれが持つ専門性にプライドとビジョンを持ちます。自らの責任領域にお いて、意思決定者としてきちんとした形でプロジェクトに参加し、自らのイメージ(アイデア)と、他のチームのプロセス、アウトプットが一致しているか?を頻 繁に確認し、アウトプットとプロセスの品質を自らのイメージに近づけるよう促します。ただし、他のチームのアイデアが自らのアイデアよりも優れていると 考えた場合は、喜んで自らの間違いを認めます。そして、全てのメンバーは、誰がどの領域に責任を持っているか?プロジェクトは誰のニーズに応えようと しているか?について必ず共通認識を持ち、意思決定者との透明な情報共有を促します。 プロダクト開発における意思決定権

    抽象的なアイデア 具体的なアイデア 全員がそれぞれの責任領域につ いて、最もビジョンを持ち、伝え る義務を持つ意思決定者とな る。 全ての意思決定者による認識齟 齬の撲滅と、全てのメンバーによ る透明な情報共有が必要。 プロセス 意思決定権を持つ領域 Board 事業戦略 Sales AM CS エンタープライズマーケットの拡大戦略 エンタープライズマーケットの維持/導入効果最大化戦略 SMBマーケットの維持/拡大戦略 Corp 組織/人事/採用・事務/経理/財務戦略 プロダクト/マーケティング戦略 PMM/PMM 37 AI BaaS SaaS/R&D プロダクト/開発戦略 PdM プロダクト/開発戦略 PdM プロダクト/開発戦略 PdM 技術戦略 TL ビジュアル/UXデザイン UXD インフラ/環境/セキュリティ Platform プロダクトの設計・開発・運用 DEV プロダクトの設計・開発・運用 DEV プロダクトの設計・開発・運用 DEV プロジェクト プロジェクト プロジェクト プロジェクト プロジェクト Team
  27. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 人の価値観、行動指針が行動に表れ、成果を生む。 全社的な目的、使命、戦略 Vision, Mission, Strategy 行動、運用

    Execution チームビジョン プロダクト ビジネス/オペレーション 原則 Principle 価値観 Value 事業や、企業の存在意義。 行動によってプロダクトやビジネス/オペレーションを推し進め、ビジョン ・ミッションを実現していく。 日々の行動に無意識に表れる風土 具体的な行動をする上での原理原則 (具体的なシーンを想定した価値基準) 共通の価値観(抽象的・広義の価値基準) 企業の文化(=企業にとっての当たり前の基準)に基づいた行動の アウトプットとしてのプロダクト・ビジネス/オペレーション 企業文化 多様性 日々の行動を形作る個人個人の考え 39 企業文化が大切という話
  28. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL エメラダにおける、”戦場を生きるための戦略”に隠れた価値観 ストラテジーセクションに記載された戦略は、今後10-20年かけて実現すべき長期的なストーリーです。 エメラダにおける、”戦場を生きるための戦略”とは、エメラダが世の中への影響力を得るための、事業上のフォーカスすべき優先 度を指します。 数多ある選択肢、やりたいことの中から、苦しみながら絞った、今やるべき渾身の3つのことをエメラダでは”戦場を生きるため の戦略”と言います。

    戦略を決める上で重要なのは「現場」です。現場のリアルな情報を拾い、そこから仮説をたて、情報が足りない時は迅速に検証し て、切り開いていく。その繰り返しが、ユニークかつ実行可能な戦略になります。 戦略はトップが決めるものではなく、日々の仕事から得られる現場感覚を言語化し、共有するものです。 (もちろん最終意思決定はトップが行い、その責任を全面的に負います。) 事業の戦略とは自分達が作り、実行していくものという意識(価値観)を持ちましょう。 41 Value
  29. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL なぜ共通の価値観や行動指針を言語化するのか 人が多く集まると必ず認識の齟齬が生まれます。ある行動に対して「それはエメラダらしくないよ」と言われても、人によっての「エ メラダらしさ」は微妙にずれているので意図が正確に伝わりません。 具体的に共通言語化された言葉を繰り返し伝えることで、実際の行動と、理想の行動(=共通の価値観)のズレを初めて認識できま す。 思ったままの(心地よい)行動をすれば成功が約束された天才の集団であれば良いかもしれませんが、現実、私たちは皆が天才と

    いうわけではありません。よって、事業に推進力を持たせる(迷わない、間違えない)ための共通の価値観を持つ必要があります。 それって エメラダらしくないよ (わかったような、 わからないような... でもマネージャーが言っている から従おう) 理想の行動 実際の行動 「顧客中心に考える」 っていう原理原則とずれてな い? 確かに顧客の”Win”のデザイン がないまま進めてしまってい た。 次からは行動を変えよう。 ある企業が共通の価値観との ずれを感じたのでFBしたい時... 言語化されてない組織 言語化されている組織 43 Value
  30. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL エメラダの共通の価値観 エメラダの価値観は、成長企業が陥る罠、こうなったら”だめ”を言語化したものです。 Think Big, Act Beyond

    Ownership, Trust, Teamwork Move Fast, Dive Deep 「大きく考え、従来を超えよ」 エメラダは、長期的な視点で社会の発展に寄与する存在であり続けたい。その結果、エメラダは新たな 文化を作るだろう。 短期的な売上至上主義に走らず、社会から信頼を得られる組織であろう。 「オーナーシップと信頼、チームワーク」 各自がプロフェッショナルとして、時にはシビアな判断も含め、実行するチームを目指す。そのために も、お互いのオーナーシップを信頼し、透明性のあるコミュニケーションでチームワークを作ろう。 「迅速に行動し、深く掘り下げよ」 外部環境が変わり続ける中で、勘や社内政治に頼らず意思決定をするために。数字や事象など真実に 従って行動しよう。 ただし、不確実な状況において、経験を元に直感的に動き、新たな真実を獲得する。まずはやってみる ことから始め、難しいことをシンプルにしよう。 44 Value
  31. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL ・社会や顧客の長期発展よりも、短期的な売上や業績達成を重視する ・「価値創造を行うのはあのチームの仕事」と自らの仕事を限定する エメラダの共通の価値観 エメラダの価値観は、成長企業が陥る罠、こうなったら”だめ”を言語化したものです。 ・「あのチームも頑張っているから」「突っ込むと自分も突っ込まれるのが野暮」といった事なかれ主義 が生まれる

    ・チーム内で情報を握りつぶして他のチームから干渉されるのを防ぐ ・「事実」をベースにした意思決定よりも、「勘」や「社内政治」で物事が動くようになる ・慣習が優先され、変化に不寛容になっていく (成長企業が無意識に陥る罠) Think Big, Act Beyond Ownership, Trust, Teamwork Move Fast, Dive Deep 45 Value
  32. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Ownership 属人性 Trust 任せる Ownership 自分がやる

    エメラダの価値観の循環 エメラダの価値観はそれぞれが表裏/循環になっています。ORでなくAND、対立ではなく循環と捉えます。 一見相反する価値観を振り子のように行き来し、循環させ、両立することを大切にしています。 Think Big 長期目線でじっくり Act Beyond ビジョン志向 長期的に影響を及ぼすものを作るために、よく考察して行動します。しかし、正しい考察と行動を継続す るため、迅速に行動し、事業を継続させ、ナレッジとリソースを集めます。 理想の体験を実現するため、将来にフルベットします。しかし、現実の制約条件や事実を深く理解し、で きること/できないことを現実的に意思決定します。 徹底的な仕組み化、再現性にこだわります。しかし、既存の仕組みを飛び越えた属人性(あの人はxxが すごい)によって、仕組みを疑い、領域横断的に突出した成果を上げ、その属人性を仕組み化します。 Move Fast 短期目線で迅速に Dive Deep 追究/現実主義 尊敬と信頼をもってチームに仕事を任せます。しかし、自らもオーナーシップを手放さず、全力でサポー トします。チャレンジを推奨しますが、成果が出るまでやり遂げます。 Teamwork 仕組み化、再現性 Move Fast 行動しながら探求 行動しながら新しい事実を集めます。しかし、集まった事実と真摯に向き合い、自分達を冷静に修正し ます。そのサイクルの中でより良いプロダクトやプロセスを作ります。 Dive Deep じっくり検証 Trust プロフェッショナリズム Teamwork 思いやり 強いプロフェッショナリズムでお互い率直にフィードバックし、時には摩擦を生みながらも、高め合いま す。しかし、その原動力は全て顧客やチームへの思いやりから来ます。 (価値観の循環の例) 46 Value
  33. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL • Principleは、エメラダの共通の価値観から派生する、具体的な行動をイメージした原理原則です。 • 伝えたいことが多いのですが、なんとか12個にまとめました。(過去に発表したものを数えたら48個あった)12個に入って いないから大事ではないという話ではないが、多すぎても覚えられない。ただし12個だけでも覚えてください。(参考 :Apple:12個、Google:10個、AMAZON:16個、Uber:8個)

    • 定性的な感覚も踏まえ、今の事業及び組織のフェーズに合わせ、普段の行動・コミュニケーションで多用されるものを重要と 捉え、その基準で絞っています。 • 今後も入れ替えを行い、フェーズや時々にあった12個を選んでいきたいと思っています。 • 主要な事業には顧客がついていて、一定のマーケットフィットができている。スケール期にエメラダのフェーズが変化し、グ ループ間での独立性も高まっています。 • エメラダPrincipleは、エメラダ全体として大事にしたい方向性を伝えるカルチャーブックです。どうするとエメラダのやり 方で再現性を持って顧客に価値を届けられるか、事業として成立するか、ビジネスマンとして成長できるか、”エメラダらし さ”を定義できるものにしていきたいと考えています。 エメラダPrincipleとは 48 Principle
  34. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 1 エメラダPrinciple Customer Obsession | 顧客中心主義

    Do More with Less | より多くの成果をより少ないリソースで Invent for Tomorrow | 未来のために革新と創造を We are ALL IN | 全員でやる Learn on the Highest Standards | 学習し、最高の水準を求めよ Frank and Honest | 率直かつ誠実 Develop the Best | チームの能力を開花させよ Share the Idea | アイデアを共有せよ Bias for Action | まず行動せよ Deliver Results | やりきれ Think Simple | 原理を追究せよ Focus | フォーカスせよ Think Big, Act Beyond 「大きく考え、従来を超えよ」 Ownership, Trust, Teamwork 「オーナーシップと信頼、チームワーク」 Move Fast, Dive Deep 「迅速に行動し、深く掘り下げよ」 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 49 Principle
  35. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Think Big,

    Act Beyond 「大きく考え、従来を超えよ」 エメラダは、長期的な視点で社会の発展に寄与する 存在であり続けたい。その結果、エメラダは新たな 文化を作るだろう。 短期的な売上至上主義に走らず、社会から信頼を得 られる組織であろう。 50 Principle
  36. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 私たちは、顧客が望むものを作るためにここにいます。それがすべてです。 エメラダはまず顧客を起点に考え、顧客のニーズに基づき行動します。 顧客から信頼を得て、維持していくために全力を尽くします。 競合にも注意は払いますが、何よりも顧客を中心に考えることにこだわります。 Customer Obsession

    | 顧客中心主義 Think Big, Act Beyond “Listen to the Customer” - 顧客のことを知り、イメージせよ ◦ データ、経験、市況、環境、顧客の声を基に、顧客の心情、行動、顧客を取り巻く環境、それによって生まれる課題と期待を理解します × 環境/市況が変わったらなくなる課題を解決するための努力をする/顧客にさせてはいけません × 顧客の課題の根本原因や影響がわからないまま開発してはいけません “Customers don't know what they want" - 顧客が何を望んでいるかを考えることは、顧客自身の仕事ではない ◦ エメラダが影響力を持ち続け、将来の長い期間に渡って顧客に感動を届けることを優先します ◦ エメラダと顧客のWin-Winの関係をデザインします × 説明を求められた時に、社内の権力者(猪野など)が言ったからということを理由にしてはいけません × 目の前の顧客に売れるからという理由で提案をしてはいけません × 声の大きい顧客が言っているからという理由で開発してはいけません 51 Principle
  37. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 狭い視野で思考すると、自分が想像する以上の大きな結果を得ることはできません。 私たちは大胆な方針と方向性を示すことによって、今までにない成果を出します。 “Success and Scale Bring

    Broad Responsibility” - エメラダの成長は社会をより良くする ◦ 持続可能で影響力を持つプロダクトを、多くの顧客に長期間に渡って届けることによって社会的意義を生みます ◦ 社会、地球、そして未来の世代のために、日々成長し続けます ◦ 明日はもっと良くできると信じて一日を終えます ◦ 消費する以上に創造し、常に物事をより良い方向へと導きます × 昨日できなかったことや失敗したことをそのままにしてはいけません “Long-term Thinking” - 長距離を走れ ◦ 短期的な利益ではなく、長期的に価値を産むことを選択します ◦ すぐに収益に繋がらなくとも、世の中が必要とすると信じられるものに、早期にかつ継続的に投資をします × 短期的な結果のために長期的な価値を犠牲にしてはいけません × すぐ売れるからと、スケーラビリティがないSIer的開発案件を受注してはいけません Invent for Tomorrow | 未来のために革新と創造を Think Big, Act Beyond “Do the Impossible” - 型を破れ ◦ 他社や歴代の企業の取り組みを呼吸をするようにインプットします ◦ 従来と異なる新しい視点を持ち、あらゆる可能性を模索します × 一見不可能なことも、できないと言ってはいけません 52 Principle
  38. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Do More with Less | より多くの成果をより少ないリソースで

    継続可能であり、大きな社会的意義を果たす良いプロダクトを生むために、私たちは少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工 夫、自立心、発明を育む源になります。メンバーの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。 Think Big, Act Beyond “Frugality” - 考えうる限り最低のコストで最高のパフォーマンスを生め ◦ 低いコストで高いパフォーマンスを生むための新しい方法を生み出します ◦ 顧客は、金銭的対価だけでなく、時間、新規刺激や学習による精神的疲労を負担していると理解します ◦ 事業の成功のために、社員一人一人の貴重な時間と投資家の貴重な資本を使っていることを理解します ◦ 意思決定、勤務時間の使い方、経費の使い方に、無駄がないことを確認します ◦ タスクの優先度が正しく、最小のコストで最大の成果を挙げられるように努めます × 販売価格を上回るコストを払ってはいけません × アウトプットの価値と原価のバランスを考えずに行動してはいけません 53 Principle
  39. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Ownership, Trust,

    Teamwork 「オーナーシップと信頼、チームワーク」 各自がプロフェッショナルとして、時にはシビアな判 断も含め、実行するチームを目指す。そのためにも、 お互いのオーナーシップを信頼し、透明性のあるコ ミュニケーションでチームワークを作ろう。 54 Principle
  40. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL We are ALL IN | 全員でやる

    全員がビジネスを成長させるために稼働します。メンバーの才能やスキルによってビジネスの利益を最大化するために、チームワークによってシナジーを 生みます。メンバーは、すばやく学習する能力と厳しい仕事を厭わない姿勢、誠実さ、度胸、復元力、自発性、執念、共感力、そしてチーム・ファーストの姿勢 を持って、利益に貢献します。 Ownership, Trust, Teamwork “Leadership” - 全員がリーダーであれ ◦ ビジョン※を持ち、それを明確に表現して、周囲の人々がそれを理解できるようにします ◦ 常に共通のビジョンについてコンセンサスを得ます × 仕事の進め方について、他者に主導されたり管理されたりすることを期待してはいけません × 重大な意思決定を、他者に委任してはいけません ※ エメラダにおける「ビジョン」: 誰もが持つ、”違いない”(MUST)/”べき”(SHOULD)/”したい”(WANT)/”かもしれない”(MAY)という意見、発想やアイデアそのものを指す “Ownership” - 全員で床掃除をせよ ◦ 自分のチームだけでなく、組織全体のために行動します ◦ 常にすべての階層の業務に気を配り、詳細な点についても把握します ◦ どのような”くだらないこと”や”厳しいこと”であっても、必ず主体性を持って反応します ◦ アイデアやアクションの責任者を明らかにします ◦ 周囲は責任者に対して、自発性をもってプロセスとアウトプットの品質を高めることに協力します ◦ 関係者は全員が意思決定者として、プロジェクトにきちんとした形で参加します × 「それは私の仕事ではありません」と口にしてはいけません × オーナーシップを持たない者(意思決定しない者)がグループやミーティングに参加してはいけません “All for the Product” - プロダクトが全てに優先する ◦ 会社の存在意義は、プロダクトのビジョンに命を吹き込むことであり、それ以外のすべてのグループは、プロダクトのためにあると考えます 55 Principle
  41. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL “Insist on the Highest Standards” -

    世界最高のチームならどうするか考えよ ◦ 常に自らを、そしてチームを最高水準のもの(例:GAFAM)と比較し、高みを目指します × 自分やチームを市場と比較して過大評価してはいけません × 自分やチームを社内で相対的に比較してはいけません Learn on the Highest Standards | 学習し、最高の水準を求めよ Ownership, Trust, Teamwork 私たちは常に高い水準を追求することにこだわります。この水準が必要以上に高いと感じる人も少なくはありません。 私たちは継続的に求める水準を引き上げ、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるように推進します。 私たちは水準を満たさないものは実行せず、見逃さず、問題が起こった際は確実に解決し、徹底的な再発防止策を講じます。 “Learn or Die” - 継続的に成長せよ ◦ 誰もやっていないことをするために、死ぬ気で学びます ◦ 何事も分からなければ、調べ、聞きます ◦ 情報へのアクセスは無限にあり、足りないのは学ぶ意思だけと理解します ◦ 常に、人材の評価の基準を引き上げます ◦ 他者や自身の持つ優れた才能を見極め、組織全体のために積極的に開花させます × 「知りません」「わかりません」で会話や思考を終えてはいけません 56 Principle
  42. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL “Honest” - 問題に対して誠実であれ ◦ 目的やアイデアを共有するために、客観的事実または自らの主観を用いて真実を証明します ◦

    悪いことや疑問ほど早く共有し、真実を正しく伝え、正しく動くことに全力を注ぎます ◦ 常に最大の問題を探して、真っ先に潰します ◦ 早々とネガティブな問題をすべて明らかにし、しかしそれにかかりきりにならず、可能なかぎり早く前へ進みます × 非生産的な不満大会を長引かせてはいけません × 問題があるのにアクションが生まれない状況を看過してはいけません Frank and Honest | 率直かつ誠実 Ownership, Trust, Teamwork 私たちは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えます。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。 私たちは、信念を持ち、容易にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。 しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。 “Frank” - 率直なコミュニケーションをとれ ◦ 正直になります ◦ 自分のチームに最高の結果をもたらすために、ただ言うべきことを言います ◦ 良い内容でも悪い内容でも正直な意思疎通と情報開示を基本とすれば、貴重な時間とエネルギーをムダにしないですむと考えます × 意見を出し渋ってはいけません × 人を操ることに長けたり、意地悪になってはいけません 57 Principle
  43. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Develop the Best | チームの能力を開花させよ エメラダは最良の人材の能力に最適な責任と権限を与えます。

    そして、チームは人材の能力を開花するために、メンバーの能力、思想、キャラクターを理解し、相手が結果を出すまでフォローし、時には行動で示し、メン バーの成功体験に責任を持ちます。 Ownership, Trust, Teamwork “Think Like the Employer” - 周囲の能力を開花させよ ◦ 職場環境をより安全に、より生産的に、より実力が発揮しやすく、より多様かつ公正にするべく、日々取り組みます ◦ 全員が共感を持ち、自ら仕事を楽しみ、そして誰もが仕事を楽しめるようにします ◦ チームは成長を楽しみとします ◦ 他のメンバーに十分な裁量を与えます ◦ チームはアイデアを共有します ◦ 全員が、他のメンバーの成功に対し(それがエメラダであっても、他の場所であっても)、ビジョンと責任を持ちます ◦ 全員が、他のメンバーを育成し、コーチングに真剣に取り組み、すべてのチームがさらに成長するための新しいメカニズムを創り出します × 他のメンバーの得意なことやキャリアパス、モチベーションを知らない状況を看過してはいけません “Be a Doer” - 行動で示せ ◦ 言葉ではなく、問題を解決するために行動します ◦ 傍観者ではなく、当事者として顧客と話し、問題を解決し、プロダクトを作ります ◦ パートナーが動いてくれないのであれば、自らパートナーと折衝します ◦ チームの顧客への提案の質に課題を感じているのであれば、自ら提案をします ◦ 資料やプロダクトデザインのクオリティに不満を抱えているのであれば、自分が率先して資料を作り、理想のプロトタイプを作成してフィードバックをもらいます × 現状への批判や問題を指摘するだけで思考やコミュニケーションを終えてはいけません 58 Principle
  44. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Share the Idea | アイデアを共有せよ 私たちはアイデアを体現するために、アイデアを100%の解像度でチームに共有することに余念がありません。情報共有は、チームが協力するために最も

    重要な要素です。アイデアを持つ人は、メンバーに伝えなければならない要素を考え、自らがアイデアについて深く理解をしているかどうかを自問自答しな がら、あらゆる手段をもって自らのアイデアを表現し、メンバーはアイデアから新たなアイデアを生みます。 Ownership, Trust, Teamwork “Higher Accessibility” - 人や情報へのアクセシビリティを高めよ ◦ カジュアルな打ち合わせを積極的に行い、創造的ですばらしいアイデアを生みます ◦ 情報のアクセシビリティ(検索性、網羅性、知覚可能か、理解可能か、操作可能か、堅牢性は適切か)を考慮して情報を配置します ◦ 見られて困らない情報は全て誰もが見てわかる場所に情報を配置します ◦ 型通りの会議の議事録や設計書に限らず、カジュアルな打ち合わせの会話においても、メンバーのアクセシビリティを考慮してアイデアを残します × 口頭で会話した内容をどこにも残さない状況を看過してはいけません 59 “Professional in Your Speech and Follow-up” - アイデア※を明確に表現し、フォローせよ ◦ 完璧な明快さでアイデアをシンプルに表現します ◦ 目的や背景、結論、悪いこと(リスク)を必ず伝えます ◦ 常に相手が背景、目的、道理を理解していないことに配慮し、コミュニケーションとフォローに気を配り、100%の解像度で共通の理解が得られているかを観測します ◦ 理解が得られていなければ、アイデアを体現するまでフォローを続けます × 多いが、伝わらない言葉を使ってはいけません × 知的だが伝わらない言葉を使ってはいけません × 伝えて終わってはいけません ※ エメラダにおける「アイデア」:”構想”、”意見”、”思想”や”実行結果”等の全てのアウトプットを指し、新しい企画や発想のみに限らない Principle
  45. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL Move Fast,

    Dive Deep 「迅速に行動し、深く掘り下げよ」 外部環境が変わり続ける中で、勘や社内政治に頼ら ず意思決定をするために。数字や事象など真実に 従って行動しよう。 ただし、不確実な状況において、経験を元に直感的 に動き、新たな真実を獲得する。まずはやってみる ことから始め、難しいことをシンプルにしよう。 60 Principle
  46. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL ビジネスではスピードが重要です。多くの意思決定や行動はやり直すことができるため、過剰な調査や検討に時間をかける必要はありません。計算された リスクを取ることに価値があります。 アイデアは実行されなければ何の価値もありません。それらは単なる乗数ですが、実行によって数億円の価値が生まれます。「言うだけ」は簡単です。勇気 を持って決断し、「やってみる」ことが初めの一歩です。 Bias for

    Action | まず行動せよ Move Fast, Dive Deep “Are Right, A Lot” - 決断を間違えるな ◦ データ、経験、歴史などあらゆるインプットを信頼して行動します ◦ 今取ろうとしているリスクは、多くの場合負債となり、いつか問題として表面化することを理解します ◦ 負債がいつどのように私たちを殺そうとするのか予測し、考えうる限りの対策を講じます × 無計画な問題の先送りをしてはいけません “Learn and Be Curious” - やりながら学習せよ ◦ 常に自分自身の向上を目指し続けます ◦ 大量のコンセプトを試行錯誤しながら組み替え、新たな方法で繋ぎ、望みのものを生み出します ◦ 未知の発見や問題が現れるたびに、全体を組み直し、再発防止策を講じます ◦ 手戻りすることを嘆くよりも再発防止策を講じ、問題解決に全力で取り組みます 61 Principle
  47. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL “Invent and Simplify” - プロセスから無駄を省け ◦

    プロセスが良いアイデアを促進するのではなく殺そうとしているとき、それに気づき、迅速に対策と再発防止策を講じます ◦ プロセスに革新と創造を求め、プロセスをシンプルにする方法を常に模索します ◦ 常に他社、歴史やマクロ環境などの外部の状況をインプットし、プロセスを改善します × やりきれなかったことを個人の責任だけにしてはいけません アイデアに価値を生むためには、やったことを然るべきタイミングで必ずアウトプットする必要があります。アウトプット(成果)がない場合、その行動は創造 のない消費です。私たちはビジネス上の重要なインプットにフォーカスし、適正な品質でタイムリーにやり遂げます。どのようなハードルに直面しても、立ち 向かい、決して妥協しません。 Deliver Results | やりきれ Move Fast, Dive Deep Take Pride in What You Do - アイデア※と成果に情熱を持て ◦ 自分の仕事に誇りを持ち、アイデアと成果に情熱を注ぎます ◦ 他人は最初に否定的な反応をすると予想し、他人に反対されても、妥協しません ◦ 自分のアイデアを実行することや、人に実行を求めることについて容赦しません ◦ 「アイデアが機能するかどうか?」という問いに対して、「すべてのアイデアが機能する」ことを証明します × 自分のアイデアの運命がかかっているとき、フェアな戦いをしてはいけません × 自分のアイデアが機能することを証明できないままに物事を進めてはいけません ※ エメラダにおける「アイデア」:”構想”、”意見”、”思想”や”実行結果”等の全てのアウトプットを指し、新しい企画や発想のみに限らない 62 Principle
  48. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL トレンドを追い、類推して推論するのではなく、物事を想像できる最も基本的な真実に要約し、そこから推論します。 根本要因を特定して問題を理解し仕事を遂行するには、第一原理を使用します。 第一原理とは、物事を知るための最初の基礎であり、真実であると絶対に あるいは、可能な限り確信できるもの、証明されているものを指します。 Think Simple

    | 原理を追究せよ Move Fast, Dive Deep Reason from “First Principles” - ”第一原理”で決断せよ ◦ 数字やスプレットシートの向こうを見ます ◦ 原因を深掘りし、根源的原因を追究します ◦ 自分の心に自然か不自然かを問いかけます × 決断に論理の飛躍があってはいけません × 決断の根拠を一から説明できなければいけません 63 Principle
  49. ©EMERADA Inc. STRICTLY CONFIDENTIAL 多くの企業は、全ての機会をとらえ、あらゆる顧客を満足させ、全ての取引を成立させようとする欲求を抑えられません。ただし、二つ以上のことを人に伝 えようとすると、相手は注意が分散してしまいます。 複数のメッセージを伝える必要がある時には、共通項を見つけて強く主張します。大量の選択肢は、選択肢がないのと同じです。 提案は絞れば絞るほど魅力的になります。選択肢をミニマム化することは、顧客、従業員、パートナーにもっとシンプルな道とよりよい価値と、より幸せな 気分を提供することにつながります。 Focus

    | フォーカスせよ Ownership, Trust, Teamwork Plan and Focus - 計画と集中 ◦ やること(やらないこと)を決め、現実的な高い目標を設定し、物事を動かし続けます ◦ 目標には十分すぎない時間を設定します ◦ 常に最小限の選択肢を提案します × 計画すること自体に時間をかけてはいけません × 期限に対するプレッシャーがなくてはいけません × 見直し、手を加え、再考し、よそから意見を求めるような余分な時間があってはいけません × 選択肢を省くことを人に委ねてはいけません 64 Principle