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2_双葉町復興まちづくり計画_第三次_の進捗状況について.pdf

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  1. 前回の振り返り(第1回復興町民委員会(2月3日)) 進捗管理について/今後に向けて ⚫ 第三次計画の検証について、本日は資料1枚での説明であったが、反省や課題について詳しく確認したい。 ⚫ 計画を策定して終わりではなく、定期的に開催し、進捗を適宜報告しながら進捗管理していくとよいのでは。 ⚫ 進捗管理であれば数値目標を持って管理していけるとよい。関連して、PDCAサイクルが行政の予算・執行に閉じていて、 町民が関わる形になっていないことが課題では。 ⚫

    第四次計画では、計画をつくって終わりにせず、実行や見直しにつなげていくことが重要である。 町との関わり方について ⚫ 帰還する方だけでなく、避難先で生活を続ける方も含め、それぞれの立場に応じて関わり方を考えていくことが大切である。 ⚫ スポーツや地域活動、イベントなどを通じて、無理なく関われるコミュニティづくりも重要ではないか。 ⚫ アンケートだけでは拾いきれない声もあるため、関心の低い層や声を上げにくい方の意見も丁寧に受け止める必要がある。 暮らしの基盤づくりについて ⚫ 帰還や移住を進めるには、住まい、仕事、生活環境など、暮らしの基盤を着実に整えていくことが重要。 ⚫ あわせて、若い世代や子育て世代に選ばれる生活環境や教育環境を整えていく視点も重要である。 ⚫ 避難指示が解除されていない地区などもあることから、地域ごとの状況に応じた取組も必要ではないか。 双葉らしさ・魅力づくりについて ⚫ 第四次計画では、双葉町の特色や魅力をどうつくり、どう伝えていくかが重要。 ⚫ 町に暮らす人、関わる人、挑戦する人など、「人」の存在そのものが双葉町の魅力ではないか。 ⚫ 伝統文化や復興の歩みを次世代につないでいくことも、双葉らしさを考えるうえで大切な視点である。 ➢ 次頁以降で対応方針を整理 その他のご意見について ➢ 第四次計画の基本構想で掲げる理念等を実現していく上で重視すべき視点。今後、次年度の基本計画の検 討に反映していきます。 1
  2. フォローアップの結果について(全体) 4 分 野 事 業 数 進捗状況等 A B

    C 将来像達成に寄与 しており、その進捗 も想定通りである 将来像達成には寄与 しているが、進捗が想 定より進んでいない 今後、効果検証又 は事業の位置付 けの整理が必要 なもの Ⅰ. 生活環境 38 18 (47%) 18 (47%) 2 (6%) Ⅱ. 産業・エネルギー 19 10 (53%) 6 (32%) 3 (15%) Ⅲ. 医療・健康・福祉・介護 10 6 (60%) 4 (40%) 0 (0%) Ⅳ. 教育・子育て・歴史・伝統・文化 26 23 (89%) 3 (11%) 0 (0%) Ⅴ. きずな・結びつき 19 5 (27%) 12 (63%) 2 (10%) ⚫ 復興まちづくり計画(第三次)の実施計画に掲げる112事業について、計画内容の推移(令和 4~8年)および事業評価(A~C)を、各課ヒアリングによりフォローアップしました。 ⚫ 評価はA・Bが中心(94%)である一方、Cも一定数確認されました。 ⚫ Bは、進捗が想定を下回る事業であり、担当課と状況を共有しながら、役場全体で必要なフォ ローを行います。 ⚫ Cは、新規事業等で今後の効果検証が必要なものや、当初の役割を一定程度果たし、制度環 境等の変化を踏まえて役割整理が必要なものです。 ⚫ 第四次計画の検討に向け、施策・事業の整理・見直しの材料として活用していきます。
  3. フォローアップの結果について(個別:Ⅰ. 生活環境) 6 ⚫ 本頁以降、第三次計画に掲げる5つの柱ごとに、町の主要事業を中心として、個別事業の フォローアップ結果をご報告します。 事業名 住宅再建支援事業 双葉駅東地区第二期商業施設整備事業 事業概要

    ⚫ 長期にわたる避難生活により、維持管 理が出来ず損壊等の被害が生じた町 内の住宅で、住宅を再建し、再び当該 住宅に居住しようとする町民の方に対 して、予算の範囲内で補助金を交付す る。 ⚫ 避難指示解除後に帰還した住民等を対 象した生活インフラ整備の一環として 双葉駅東地区に商業施設を整備する。 事業評価 B B 評価の理由 ⚫ 本事業は将来像に沿うものであり、今 後、町内の居住環境整備の進展や特定 帰還居住区域の避難指示が解除され 町民の帰還が進むことで本事業への一 定の需要があるものと考えられるが、 事業の拡充を図ってから1年に満たな いこと、令和6年度の補助実績が当初 の見込みを下回ったこと、申請数が今 後の建築コストの上昇幅に左右される 側面があることなどを考慮し、「B」とし た。 ⚫ 本事業は、駅東地区における生活利便 性の確保に向けて必要性が高い一方、 事業化に向けた条件整理と需要把握 がなお途上にある(→秋に町民を中心 に商業機能ニーズのアンケートを実施)。 ⚫ 居住人口の増加が想定を下回る中で 商圏が形成途上であり、民間事業者が 採算性を見いだしにくい状況にある。 今後は、住環境整備の進捗を踏まえつ つ、需要を踏まえた必要となる機能の 深掘りと事業スキームの検討を進める 必要があることから、評価は「B」とし た。
  4. フォローアップの結果について(個別:Ⅱ.産業・エネルギー) 7 事業名 養液栽培施設整備事業 企業誘致推進事業 事業概要 ⚫ 農業再生拠点としてのトマト養液栽培 施設の整備を行う。 ⚫

    町内への企業誘致を推進するとともに、 立地企業の課題やニーズを把握しなが ら操業環境の充実化を図る。 事業評価 A A 評価の理由 ⚫ 本事業は、農業再生の拠点となる養液 栽培施設の整備を進めるものであり、 令和6年度に用地取得を行い、令和7 年度には敷地造成工事に着手し、竣工 する見込みとなっている。 ⚫ また、令和8年度には施設の建設に着 手し、令和9年度内の稼働を目指すこ ととしており、事業は概ね想定どおり 進捗している。以上を踏まえ、評価は 「A」とした。 ⚫ 中野地区復興産業拠点において、これ までに25件の企業と立地協定を締結 し、地元事業者の再開に加え、新規参 入企業を含む20社が操業を開始する など、企業立地の促進に着実な成果が 見られる。 ⚫ 今後は、新たな産業団地の整備と一体 で、立地需要の喚起や誘致活動の再強 化につなげていく必要があることから、 評価は「A」とした。
  5. フォローアップの結果について(個別:Ⅲ.医療・健康・福祉・介護) 8 事業名 健診受診体制確保事業 保健師等の専門職人材確保事業 事業概要 ⚫ 双葉町診療所や健診委託事業者によ る巡回健診等を活用し、町内で健康診 断が受診できる体制を整備する。

    ⚫ また、町外避難者が適切に健診が受診 できるよう情報提供を行うとともに、 避難先自治体等と連携し、避難者が何 処に住んでいても健診を受診できる体 制を確保する。 ⚫ 保健師等の専門職人材を適切に確保 できるよう国や県と連携し採用活動を 行うとともに、積極的に大学等と連携 しインターンや研修受入等を行う。 事業評価 B B 評価の理由 ⚫ 本事業は、町内で健診を受診できる体 制の整備を目指すものであるが、現時 点では町内での受診体制は十分には 整っていない。 ⚫ 一方で、町外避難者に対して適切な情 報提供を行うとともに、避難先自治体 等との連携により、避難先において健 診を受診できる体制の確保が図られて いる。 ⚫ このように一定の対応は進んでいるも のの、町内での受診環境整備はなお途 上にあることから、評価は「B」とした。 ⚫ 本事業は、保健師等の専門職人材を安 定的に確保し、保健・福祉サービスの提 供体制を支えるために実施するもので あり、国・県と連携した採用活動に加え、 大学等と連携したインターンや研修受 入れ等にも取り組んでいる。 ⚫ 一方で、こうした取組を進めているも のの、現時点では人材の確保に十分結 びついておらず、必要な体制の確保に はなお課題がある。 ⚫ このため、取組自体は継続しているも のの、成果が十分に現れている段階に は至っていないことから、評価は「B」 とした。
  6. フォローアップの結果について(個別:Ⅳ.教育・子育て・歴史・伝統・文化) 9 事業名 町内教育施設整備事業 町内における解体施設等からの文化 財レスキュー事業 事業概要 ⚫ 町内に在住する子どもたちの動向を見 据えながら、町内における学校の再開

    を目指し、義務教育学校及び認定こど も園、学童などの整備に向け検討を進 める。 ⚫ 町の再開発の進展に伴い家屋等の施 設の解体が進められていることから、 個人宅・公共施設等に残存している町 の歴史・文化等に係る文化財等のレス キューを進める。 事業評価 A A 評価の理由 ⚫ 本事業は、「次世代の双葉町を担い世 界に貢献する人材を育てるまち」およ び「町民のきずなを繋げるまち」の実現 に向け、学校に加え「0歳~100歳」の 生涯学習の場としての整備も予定して おり、一定の効果が期待される。 ⚫ 一方、教育カリキュラムや利用者を呼 び込む仕組など、ソフト面の検討が必 要。全体として方向性は適切で、令和6 年度策定の新学校施設整備基本計画 に基づき令和10年4月開校に向けた 設計・各種調査は想定通り進捗してい るため、評価は「A」とした。 ⚫ 本事業は、東日本大震災および原子力災害に より町内に残された文化財や歴史資料を救 出・保全するものであり、「ふるさと双葉町の 記憶を次世代に引き継ぐまち」の実現に向け た基盤となる取組である。 ⚫ 資料館収蔵資料の搬出や整理を進め、町の歴 史・文化を保存するための取組が着実に進め られている。 ⚫ また、現在は分散保管されている文化財等に ついて、文化財等収蔵庫の整備を進めること で、将来的な集約保管と適切な管理・活用が 可能となる見込みである。 ⚫ こうした取組は、町の歴史文化の継承や震災 の記憶の保存に寄与するものと評価できるこ とから、評価は「A」とした。
  7. フォローアップの結果について(個別:Ⅴ.きずな・結びつき) 10 事業名 町民交流施設・コミュニティ形成支援 事業 双葉町ダルマ市実行委員会補助事業 事業概要 ⚫ 避難生活を余儀なくされている町民の 生活環境の改善と自発的な活動を促

    進し、町民同士のきずなの維持するこ とを目的とした町民交流施設を運営し、 避難先住民との交流の場を提供する。 ⚫ 双葉町の伝統行事「双葉町ダルマ市」 の実行委員会に補助金を交付する。 事業評価 B A 評価の理由 ⚫ 本事業は、町民交流拠点の運営を通じ て、双葉町の将来像である「町民のき ずなを繋げるまち」の実現に寄与する もの。 ⚫ 一方で、埼玉県加須市の交流施設は利 用者減少等により令和6年度で閉鎖と なり、活動団体については公共施設の 提供により継続を図っているものの、 拠点機能の維持・代替運用には課題が 残る。 ⚫ また、町民のコミュニティ形成を継続・ 発展させるための企画発案支援等が 十分とはいえず、あわせて町民の帰町 意向の醸成につながる働きかけを強 化していく必要があることから、評価 は「B」とした。 ⚫ 本事業は、双葉町の伝統的行事である 「双葉町ダルマ市」の開催を支援するも のであり、令和5年度は約3,300人、 令和6年度は約3,400人が来場する など、参加者は例年増加傾向にある。 ⚫ 本行事は、「町民のきずなを繋げるま ち」や「ふるさと双葉町の記憶を次世代 に引き継ぐまち」の実現に資する取組 であり、町民や町外避難者がふるさと とつながる機会の創出に寄与している。 ⚫ また、復興のシンボルである「双葉ダル マ」をはじめ、町の復興の取組を広く発 信する機会ともなっていることから、 評価は「A」とした。
  8. フォローアップで見えてきた主な課題 11 ⚫ 各課の個別事業の進捗確認(フォローアップ)を通じて、町単独だけでは完結しない課題や、 今後の具体化が必要な論点が明らかになった。 ⚫ 学校施設が避難所として活用できるまでの間の近隣自治体との避 難者受入体制の確保。 ⚫ 新学校開校に向けた通学路の整備

    生活・教育環境の整備 ⚫ 避難指示解除区域の営農再開に向けた帰還困難区域のため池・ 農業水利施設の除染 ⚫ 特定帰還居住区域における営農再開に向けた国との調整 営農再開に向けた環境整備 ⚫ 介護施設等に従事する専門人材の広域的な確保 ⚫ 避難先自治体と連携した介護・福祉サービスの確保 福祉サービスの確保
  9. 来年度以降の進捗管理について 12 管理シートのアップデート ⚫ 来年度は、①管理シートのアップデート、②進捗の見える化 を以下のとおり試行的に実施し、 運用を通じて関係者の意見も踏まえながらより良い進捗管理のあり方を整理する。 ⚫ これらを踏まえ、第四次復興まちづくり計画が開始する令和9年度から本格的に運用していく。 進捗の見える化

    これまで 来年度 以降 ⚫ 各事業について、以下の項目を記載 ✓ 事業概要 ✓ 事業費の推移 ✓ 進捗の評価(A~C) ⚫ 各事業について、以下の項目を記載 ✓ 事業概要 ✓ 事業費の推移 ✓ 進捗の評価(A~C) ✓ 重要成果指標(定量評価可能なもの) ✓ 今後の取組方針 等 ⚫ これまでの記載項目に加え、事業の進捗を適切に評 価し、効果的な事業の実施につなぐべく、 重要成果指標や今後の取組方針などを盛り込んでい く予定。 これまで 来年度 以降 ⚫ 以下の流れで進捗を確認 ① 管理シートへの記入【各課】 ② 各課へのヒアリング【復興推進課】 ③ 翌年度当初予算査定での確認【復興 推進課】 ⚫ これまでは復興推進課にて各課と進捗の確認を行っ ていたところ、今後は庁議等役場全体で進捗をフォ ローするとともに、復興町民委員会でも報告しなが ら、町民に対してその結果をお示ししていく予定。 ⚫ 以下の流れで進捗を確認 ① 管理シートへの記入【各課】 ② 各課へのヒアリング【復興推進課】 ③ 翌年度当初予算査定での確認【復興推進課】 ④ ヒアリング結果を庁議等で報告・確認 ⑤ 復興町民委員会にヒアリング結果と、 主要事業の進捗を報告し、意見等をい ただく ⑥ 事業の進捗結果を町のホームページ等 で年度末に公表