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知識共有ツール scrapbox チーム導入のススメ
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がーこ
March 20, 2019
Business
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知識共有ツール scrapbox チーム導入のススメ
・自己紹介
・Scrapboxとは
・Scrapboxの魅力
・導入してみた効果
・ほかのツールとの比較
・効果的な導入方法
がーこ
March 20, 2019
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Transcript
2018.7.27 pixiv Inc. 知識共有ツール チーム導入のススメ
・自己紹介 ・Scrapboxとは ・Scrapboxの魅力 ・導入してみた効果 ・ほかのツールとの比較 ・効果的な導入方法 目次
自己紹介 がーこ(古賀和樹) Twitter:@ga_ko0718 Sketch部・福岡オフィス マネージャー
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Scrapboxとは? 人数が増えて、コミュニケーションに必要な時間も 増えてきたチームの情報共有を効率化したい 8-10人以下のアジャイルなチームに、特に力を発揮する 複数人でリアルタイムに同時編集が可能なフロー型のwikiです。 ユーザーは箇条書きを中心にした便利な記法でカンタンにメモでき 一度書いたカードは、自動で紐づけされて、後から見返す事ができ、 高い検索性と即時同時編集に加え、自動的に整理される仕組みによって 情報の鮮度が保たれる仕組みが備わっている事が特徴です。
• ピクシブ株式会社も大分人が増えた (ここ3年で人数が約2倍に) • Sketchプロジェクトも人が増えた (エンジニア、営業、運用、混成型のチーム) • ペアに分けて、コミュニケーションの効率化を図った。 一定の効果はあったが、他のチーム同士でのコミュニケーションが減った 背景
チームサイズの課題 経路数=(n*(n-1))/2 チームのサイズが大きくなるとコミュニケー ションをするパスが増え、情報の同期や会議 の設定などにコストが大きくなる。 そのためタスクに合ったチームのサイズの選 択をすることが重要である。 たとえば、以下は3,6,9人のチームの場合に 必要になるコミュニケーションの経路の数で ある。
経路の数は、経路数 =(n*(n-1))/2で計算で き、チームのメンバーが増えるごとに加速度 的に経路の数も増える。 チームワーク、努力、勝利 / スタートアップのチームワークとコミュニケーション P.51 Takaaki Umada
• 人数が複数になると、情報共有の時間が増えてくるし、暗黙知が増えてくる • それぞれの暗黙知の割合が増えていき、明文化するためのコストが高くなる(バス の数と人の多様性によって) • それを共有するために必要な労力は人が増えれば増えるほど、増大していく 加えて、情報の鮮度は大体落ちていく なぜやるのか?
• 情報共有の時間のコストを下げたい、しかも楽しく • 一人一人が明文化するコストを低くしながら、コラボレーション を行いやすい仕組みをつくりたい • 情報の鮮度を継続的に保つ仕組みをつくりたい かなえたい事
None
• 箇条書きをコアにした記法で、簡単で楽しく書ける • 複数人でリアルタイムの編集が可能 • 情報の関連付けが自動で行われ、高い一覧性・検索性がある どんなソフトか
• MTGの効率化・slack上での議論が減った • 異業種メンバー同士の会話が活発化した • 福岡オフィスとのリモートワークにも利用 導入した結果
・気軽にノートを使えるので、 slack上での議論がそのまま scrapboxに移行する事が増えた 議論がslackの延長線上ですすみ、情報がプールされる ・MTG中で司会一人がしゃべっていると、議論がスタックする事が多い scrapbox上で、複数の議題を同時にこなすことができる 同時編集機能たのしい アイコンつけるとみんなでやっている感がある ・一度作った議事録で関連する議事録がでるので、過去の文章にアクセスしやすい
後から検索しやすい。しかも、挙動が軽い ①MTGの効率化
scrapboxの記事が更新されたら、 slackに通知が飛ぶようになっているので、 今他のチームメンバーがどういう議論や商談をしているのかが理解しやすくなり、 フィードバックを返しやすくなりました。 営業メンバー「自社サービスの魅力をカンタンに説明するトークスクリプトを作った」 開発メンバー「すごい …!こういう風に相手に伝えるのか …」 Scrapboxで一度コメントでフィードバックすると、 口頭での話を明らかに、増えるようになりました。
②異業種メンバー同士の会話が活発化した
福岡オフィスと共同で進めているプロジェクトに も、Scrapboxを利用しています。 音声通話を繋げながら、福岡チームも一緒にメ モの編集を進めると、 通信の遅延などに影響さ れず、スムーズに議論が可能です。 ③福岡オフィスとの リモートワークにも活用 東京 福岡
他のツールとの比較 • scrapboxは、主体は情報・知識 ◦ リアルタイムな集合知が蓄積される ◦ 連想が連想を呼ぶ、ネットワーク型 • Google docsは、ドキュメント共有
◦ リアルタイム編集できるけど、紐づけされないので後から探しにくい! ◦ そして少し重い • esa / Github wiki は、人が主体 ◦ esaのwipはwipでも、テキスト1行は残しにくい ◦ 「だれが」「なにを」「考えているか」を主体としたストック型
リアルタイム 編集 後からの 検索性 主体は何か? 1日での生産数 それぞれのサービスを一言で × リアルタイム編集 機能はない
△ 横断検索&階層型 人 少 自律的なチームのための 情報共有サービス scrapbox 〇 リアルタイム編集 が可能 〇 横断検索& 関連リンクが 自動で生成 情報 多 チームのための 新しい共有ノート Google docs 〇 リアルタイム編集 が可能 △ 横断検索&階層型 ドキュメン ト 中 オンラインで ドキュメントを作成、編集でき る無料サービス
• 会議の議事録に利用してみましょう ◦ 3回位試してみると、癖になってくる ◦ 過去に行った議事録を見返すという体験 ◦ 他のチームがやっている会議の議事録がプールされる体験は大変良い • 自分のアイデアメモを数個登録してみましょう
◦ チームの窓にslackにシェアするとよいです ◦ 一番いいのはコメントをもらう事なので、 3分だけ見てもらってコメントをもらう ◦ アイコンがつくのかわいいし、良い 効果的な導入方法