Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Snowflake Intelligenceにはこうやって立ち向かう!クラシルが考えるAI R...

Sponsored · Ship Features Fearlessly Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.
Avatar for harry harry
September 12, 2025

Snowflake Intelligenceにはこうやって立ち向かう!クラシルが考えるAI Readyなデータ基盤と活用のためのDataOps

Snowflake World Tour Tokyo 2025のシアターセッション Day2 15:50 - 16:05での発表スライドです。

https://snowflake-event.jp/world-tour-25/theater-timetable/

Avatar for harry

harry

September 12, 2025
Tweet

More Decks by harry

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 2 開発BU クラシル Division Backend Section Section Manager データエンジニア dely株式会社

    Snowflake Data Superheroes 2022~2025 Yuya Harigae as known as harry
  2. 6 Cortexファミリーの統合 3つのAIコンポーネント - Cortex Analyst - 自然言語→SQL(構造化データ) - Cortex

    Search - 文書QA(RAG/ハイブリッド検索) - Cortex Agents - オーケストレーション(構造化・非構造の横断)
  3. 28 2024年:構想と基盤構築 - Snowflake × dbt × Lightdashの選定 - サイロ化の解消(マルチプロダクト化するビジネスに追従)

    - データライフサイクルの設計・DataOpsの開発 - 組織全体で回せる体制の構想 2025年:実装と運用 - 各チームにData Owner制度の導入 - 15名のデータオーナーが誕生 - 全員でデータライフサイクルを回す体制 直近1年データ基盤を再設計していた
  4. 29 データオーナーが主体となるデータモデル開発 データオーナーとは? - 各チームの意思決定責任者(多くはPdM) - ビジネス理解が最も深い - データの利用目的を理解 -

    品質への責任を持つ データオーナーとその配下の開発メンバーがdbtでモデル開発 - SQLの知識を活かしてdbtモデル作成 - メタデータとメトリクス定義まで実施 - ビジネスやファクトへの解像度が一番高い - LightdashでのBI構築
  5. 33 データモデルにTierをつける Tier 用途 dbtメタデータ dbtテスト AI利用 TTL Tier 1

    監査・外部公表 👑 👑 ✅ - Tier 2 経営KPI 👑 👑 ✅ - Tier 3 部門意思決定 👑 ✅ ✅ - Tier 4 アドホック可視化 ⚠ ❌ ❌ 90日 Tier 5 書きっぱなしSQL ⚠ ❌ ❌ 30日
  6. 34 アジリティと品質の両立 Tier 4-5はアジリティ - 素早く試せて自由度が高い - 昨日リリースした機能の速報値から爆速な意思決定をする - TTLで自動削除

    Tier 1-3は品質 - メタデータ、テスト完備し中長期的な意思決定の質を高める - ここに向き合えるとSnowflake Intelligenceを利用可能に Tier管理も含めたDataOpsの実装で 段階的な品質向上アプローチを実現
  7. 35 役割の再定義 Data Owner - dbtモデル作成、メタデータ管理 - Lightdashでメトリクス定義 - チーム内のデータ活用推進

    データエンジニア - 基盤の整備・改善 - Tier 2以上の品質保証 - ベストプラクティス共有、モデリング支援
  8. 39 Tierを上げるためのインセンティブ設計(ムチ) Tier5と4はアジリティを担保 - 我々のこれまでの競争力は最低限担保 - 一方、定常的にみるべき数値やレポートはTier 3以上に上がってほしい アジリティ重視のモデルやチャートの自動削除 -

    一定期間が立つとデータオーナーに警告→削除 メタデータや品質を保証するモデルはTier 3以上 - 削除されると困る場合はTier3へ - そのタイミングでdbtのテストとメタデータの入力を必須 組織の力学を理解したDataOpsの実装と運用が肝
  9. 40 Tierを上げるためのインセンティブ設計(アメ) Tier 5 → Tier 4 - AIを活用しながらSQLを書いてdbtモデル化 Tier

    4 → Tier 3 - AIエージェントが伴走してメタデータとテストを追加 Tier 3達成 - 🎉🎉🎉Snowflake Intelligenceが使える🎉🎉🎉 品質向上が自分の業務や組織の競争力を高める
  10. 41 AI/LLMツールの活用 - Devin - データパイプライン自動生成 - テスト、メタデータ作成支援のAIエージェント - Claude

    Code - dbtモデル/テスト作成をインタビュー形式で支援 - 開発環境構築含めたサポート データライフサイクルの高速化
  11. 42 Snowflake Intelligenceにセマンティクスを連携させる - Tier4からLightdashとdbtでメタデータとセマンティクスを一元管理 - ドメイン知識、意思決定の質にこだわるデータオーナーが育てていく - Tier 3到達前にテストを追加する

    - テストが100%埋まると裏側でSemantic Viewsに自動変換 - Semantic Autopilotにも今後期待 - Snowflake Cortex Agents/Snowflake Intelligenceに自動同期する - いつの間にかSnowflake Intelligenceでも利用可能になる!!! データライフサイクルの高速化
  12. 44 導入効果 定量的成果 - 車輪の再発明がなくなり工数削減 - 数値の不一致が解消 定性的成果 - SQLを書けない人も段階的に分析可能へ

    - Single Source of Truthの実現に前進 - AI Readyへ移行する組織文化の醸成 品質とメタデータにみんなで向き合って いつの間にかAI Readyになってた!の状態へ!!!
  13. 46 Snowflake Intelligenceを最大限活用するには 組織の力学を理解したDataOpsの実装と運用が肝 我々の場合は - データライフサイクルを意識したDataOpsの実装 - Data Owner制度の導入

    - AIを活用したデータエンジニアリングの民主化 - dbtでデータモデルの管理 - Lightdashを入口としたメタデータ/セマンティクスの管理 - Tierによるアジリティと品質向上の両立