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Development Productivity and DevEx - 開発生産性と開発者体験

Development Productivity and DevEx - 開発生産性と開発者体験

Takeshi "George" Matsuda

March 06, 2025
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  1. © CADDi Inc. CADDi は今まさに“第2創業期” 8 2017 2018 2019 2020

    2021 2022 2023 2024 関⻄⽀社開設 本社拡⼤移転 明治維新からちょうど 150周年の⽇に創業 CADDi Drawer 開始 タイ法⼈設⽴ ベトナム法⼈設⽴ 本社 拡⼤移転 “製造業AIデータプラット フォーム”として 第⼆章を始めたばかり シリーズB 80.3億円調達 アメリカ法⼈設⽴ シリーズC 118億円調達 事業統合
  2. 9 図⾯ 仕様書 不具合 情報 ⾒積 やり取り 記録 不良写真 発注⾦額

    データソース CADDi データ基盤 情報を統合‧解析 3D CAD ERP PLM / PDM ファイルサーバー 紙ファイル データ探索‧分析 製造業データ活⽤クラウド 調達業務の⾼度化 製造業AI⾒積クラウド アプリケーション データ活⽤ 製造業AIデータ プラットフォーム CADDi ⽣産性向上 / 脱属⼈化 / QCD最適化 … AI System of CADDi データを統合し、データを活かして価値を⽣む
  3. © CADDi Inc. 10 Tech issues 1 アーキテクチャ改善 ‧マルチプロダクト化する中での境界設定 ‧分散システム、マイクロサービス/モジュラーモノリスの設計

    ‧DDD導⼊、マルチリージョン/マルチテナント対応の設計 2 価値検証のアジリティ向上 ‧新規プロダクトのPMFに向けた⽴ち上げ ‧個別課題の抽象化とプラットフォームへの技術的な織り込み ‧組織/プロダクトのスケールとアジリティ向上の両⽴ 3 MLモデルの改善&デリバリー ‧初期検証から実装までのリードタイム⼤幅短縮 ‧データドリフトが起きる環境下でのモデル性能維持‧精度改善 ‧データ種類が増加する中での、データマネジメントのToBe定義 5 プロダクト品質の定義 ‧ミッションクリティカルなシステムの品質保証 ‧コア価値に紐づく品質定義と計測体制の構築 ‧解析/AI系ソリューションの正しさと価値の定量化 4 DevEx向上 ‧プラットフォームエンジニアリング ‧トレーサビリティや認証認可等の共通基盤/共通ライブラリ化 ‧開発ガイドラインの策定 7 UI/UXのあるべき定義 ‧類似プロダクトがない中でのデザイン ‧複数プロダクトを跨る体験の設計、デザインシステムの構築 ‧多種多様なステークホルダー×ユースケースへの対応/表現 6 組織のスケーラビリティ担保 ‧倍増する開発組織のマネジメント、中間リーダー層の育成 ‧複数プロジェクトの開発マネジメント ‧グローバル化/異⽂化異⾔語の課題、ベトナムとの共同開発 技術的な課題も多く残っており、発展途上のフェーズ
  4. リリースサイクルを 2W→1Wに短縮した話 キャディのリリースサイクル(イメージ) Stream-aligned teams による開発〜リリース、QA team によるテスト 開発 &

    テスト QA環境へ deploy QA test (regression +α) bug fix リリース 作業 ★ リリース 開発 & テ スト QA環境 へ deploy QA test (regress ion +α) bug fix リリース 作業 ★ リリース 開発 & テ スト QA環境 へ deploy QA test (regress ion +α) bug fix リリース 作業 ★ リリース
  5. リリースサイクルを 2W→1Wに短縮した話 キャディのリリースサイクル(イメージ) Stream-aligned teams による開発〜リリース、QA team によるテスト 開発 &

    テスト QA環境へ deploy QA test (regression +α) bug fix リリース 作業 ★ リリース 開発 & テ スト QA環境 へ deploy QA test (regress ion +α) bug fix リリース 作業 ★ リリース 開発 & テ スト QA環境 へ deploy QA test (regress ion +α) bug fix リリース 作業 ★ リリース 特にQAテストを見直し、機会を2倍に • Regression test のスリム化 • 残ったテストの自動化(現在約20%)
  6. 🤔 別のボトルネックの気配 • 2倍の機会を活かしきれない • regression test 多すぎ (テストレベルのアンバランス) •

    共同所有物のリリース生産性 定性的な変化 ✅ ポジティブな声 • 「2週間前のことを思い出さなくて良くな り、頭が楽になった」 • 「プロジェクトのスケジューリングが容 易に」 サーベイで深堀り
  7. Engineer Survey 課題領域は様々… オンボーディング • ローカル環境のセットアップ • 周辺コンポーネントへの理解 • ドキュメンテーション

    開発サイクル • ローカル環境 • slow CICD • 古くからのコンポーネント • 共同所有物 • チーム間連携 • テスト自動化 • poor isolation • release arrangement • 計画作業 ドキュメント • 統制のなさ • 探しにくさ • 日本語・英語の混在 プラットフォームの必要性 • 車輪の再発明・統一されていない処理 • 不十分なメンテナンス
  8. 直近の取り組み(生産性・体験以外も考慮) オンボーディング • ローカル環境のセットアップ • 周辺コンポーネントへの理解 • ドキュメンテーション 開発サイクル •

    ローカル環境 • slow CICD • 古くからのコンポーネント • 共同所有物 • チーム間連携 • テスト自動化 • poor isolation • release arrangement • 計画作業 ドキュメント • 統制のなさ • 探しにくさ • 日本語・英語の混在 プラットフォームの必要性 • 車輪の再発明・統一されていない処理 • 不十分なメンテナンス ドキュメントポリシー , index page 整備(組織拡大) ローカル環境整備(品質) リアーキテクチャ(事業拡大、組織拡大) お金(AI活用等)でも 開発者体験を上げていくぞ!