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あうもんと学ぶGenAIOps

 あうもんと学ぶGenAIOps

GREE Tech Conference 2025で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2025/session/TrackA-4

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October 17, 2025
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  1. 目次・アジェンダ • GenAIOpsってなに? • GenAIOpsにおける7つの要素 ◦ アプリケーション開発 ◦ 外部データの管理 ◦

    インプットの前処理 ◦ プロンプトのデザイン ◦ 外部リソースの接続管理 ◦ アウトプットの評価 ◦ フィードバックループ • まとめ 4
  2. LLMOps GenAIOps 対象 モデル運用 (MLOpsの延長) 体験全体 要素 データ モデル プロンプト

    ツール接続 UX 指標 モデル指標 体験品質(SLO/コスト/安全性) GenAIOpsってなに? GenAIOps = モデル運用の外側まで含めた「生成体験の運用」 6 諸説あるもん。まだ新しい概念だもん!
  3. アプリケーション開発 • 非同期化: APIは 202+jobId 返却/SQSでキュー管理 • 冪等・再実行: 自動リトライ/DLQ •

    観測性: jobId で横断追跡 jobの種類ごとにコストを可視化 9 あうもんはGoでできてるもん LLMは遅い&揺れる 非同期・冪等・見える化で包む
  4. 外部リソースの接続 13 現実世界とつながるもん! • 目的:LLM経由でDB操作や自社データの 分析を実行 • 手段:アダプタとしてAWS Lambdaを呼び 出す

    • 利用形態:Amazon Q Developer × Slack 連携で、社員がSlackからあうもんを操作 LLM単体はテキスト生成 ツール接続で“できること”を増やす