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生成AIを開発組織にインストールするために: REALITYにおけるガバナンス・技術・文化への...
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gree_tech
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October 17, 2025
Technology
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130
生成AIを開発組織にインストールするために: REALITYにおけるガバナンス・技術・文化へのアプローチ
GREE Tech Conference 2025で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2025/session/TrackA-1
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October 17, 2025
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Transcript
生成AIを開発組織に インストールするために: REALITYにおける ガバナンス・技術・文化へのアプローチ REALITY株式会社 Engineering部長 増住 啓吾
増住 啓吾 / Keigo Masuzumi 2017年にGlossom株式会社(現:グリーエックス 株式会社)へ入社。2019年にグリーグループの社 内公募でREALITYへジョインし、ライブ配信・ビ デオ通話のリアルタイム通信基盤の構築などを経 て、現在は技術責任者を務めている。
REALITY株式会社 Engineering部長 2
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 3
REALITYについて 4
5 自分好みのアバターで ライブ配信 • 2018年8月リリースの バーチャルライブ配信アプリ • 今年の8月で7周年を 迎えました🎉
6
7
8
9
主な技術領域とキーワード • Server ◦ Golang, Node.js • Android ◦ Kotlin,
Java • iOS ◦ Swift, Objective-c • Unity ◦ C# • Web Frontend ◦ TypeScript • Infra ◦ Google Cloud, k8s 10
REALITYにおけるAI Agent活用 • Coding Agent ◦ 2025年3月から本格導入 ◦ 全エンジニアに解放 ▪
Claude Code ▪ Cline ▪ GitHub Copilot ▪ Junie • Agentic Workflow ◦ コードレビュー・分析等で導入 ▪ Claude Code ▪ Gemini CLI 11
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 12
直面した3つの課題 13
現状のおさらい • リリースから7年超 • 活発な機能追加 • 海外展開 • 技術領域の多様さ 14
直面した3つの課題 1. セキュリティ・コストのガバナンス ◦ 何をリスクと捉えるべきか、どう評価するか 2. 多様な技術領域への導入 ◦ 技術領域ごとの特性と制約 3.
自律的活用の文化 ◦ ツールを提供しただけでは継続的に使われない 15
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 16
課題1: セキュリティ・コストのガバナンス 17
リスクの例 • セキュリティ ◦ 想定外の処理の実行 ◦ 機密情報が学習に利用される ◦ 管理外のユースケース ◦
etc • コスト ◦ 過剰なコストの発生 ◦ 使われていないサービスへの費用発生 ◦ etc 18
リスクがボトルネックになってはいけない 19
モデルへのアクセスで ガバナンスを効かせる 20
モデルへのアクセスでガバナンスを効かせる • Google Cloud -> Vertex AI ◦ モデルアクセスをGoogle Cloud
Project経由で一元管理 ▪ アクセス権限管理 ▪ モデルのオプトイン ▪ 利用可能モデルの管理 ▪ 利用状況のモニタリング ▪ 監査ログ ▪ 従量課金 ◦ 利用環境の柔軟性 ▪ 複数の環境(エディタ等)への導入が容易 21
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 22
課題2: 多様な技術領域への導入 23
現状のおさらい • Server ◦ Golang, Node.js • Android ◦ Kotlin,
Java • iOS ◦ Swift, Objective-c • Unity ◦ C# • Web Frontend ◦ TypeScript • Infra ◦ Google Cloud, k8s 24
技術領域ごとの特性と制約 • 特性と制約 ◦ Server ◦ Unity ◦ iOS ◦
Android • 導入アプローチの多様性 ◦ すべて同じツールで統一 vs 領域ごとに最適化 • 横展開の難しさ ◦ 領域間での知見共有の障壁 25
利用環境の柔軟性を最大限に担保する 26
再掲: モデルへのアクセスでガバナンスを効かせる • Google Cloud -> Vertex AI ◦ モデルアクセスをGoogle
Cloud Project経由で一元管理 ▪ アクセス権限管理 ▪ モデルのオプトイン ▪ 利用可能モデルの管理 ▪ 利用状況のモニタリング ▪ 監査ログ ▪ 従量課金 ◦ 利用環境の柔軟性 ▪ 複数の環境(エディタ等)の導入 27
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 28
課題3: 自律的活用の文化 29
自律的活用の文化 • 心理的障壁 ◦ どこまで使っていいか ◦ 効果に懐疑的 • 組織的取り組みの必要性 ◦
Vibe Codingイベント ◦ 社内Sandbox環境の整備 30
自律的活用の文化 • 心理的障壁 ◦ どこまで使っていいか ◦ 効果に懐疑的 • 組織的取り組みの必要性 ◦
Vibe Codingイベント ◦ 社内Sandbox環境の整備 31
自律的活用の文化 • 心理的障壁 ◦ どこまで使っていいか ◦ 効果への懐疑 • 組織的取り組みの必要性 ◦
Vibe Codingイベント ◦ 社内Sandbox環境の整備 32
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 33
成果 34
成果 • 開発生産性への影響 ◦ フィットする領域とそうでない領域 ◦ パッチサイズが小さいほど効果的 • 定性的な成果 ◦
エンジニアの働き方の変化 ◦ 組織全体への波及効果 35
成果 • 開発生産性への影響 ◦ フィットする領域とそうでない領域 ◦ パッチサイズが小さいほど効果的 • 定性的な成果 ◦
エンジニアの働き方の変化 ◦ 組織全体への波及効果 36
アジェンダ • REALITYについて • 直面した3つの課題 • 課題1: セキュリティ・コストのガバナンス • 課題2:
多様な技術領域への導入 • 課題3: 自律的活用の文化 • 成果 • まとめ 37
まとめ 38
まとめ • ガバナンスは「守り」ではなく「攻めの基盤」 • 技術は「一律」ではなく「多様性」を前提に • 文化は「待つ」のではなく「作る」もの 39
ご清聴ありがとうございました 40
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