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MoQTフルスクラッチ実装

 MoQTフルスクラッチ実装

2026/8/27 社内LTで発表した内容

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Hakkadaikon

August 27, 2026

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Transcript

  1. MoQT (Media over QUIC Transport)の特徴 他の配信プロトコルと比較 (配信遅延と大規模配信のいいとこ取り) プロトコル 配信遅延 大規模配信

    主な用途 MoQT 数百ms〜1秒 高い インタラクティブ配信、ライブス ポーツ、クラウドゲーム (MoQリレー対応の基盤が必要) WebRTC 0.5秒未満 中〜高 (SFU/専用CDNが必要・コスト高) LL-HLS 2-5秒 非常に高い (既存HTTP CDNをそのまま利用) HLS / DASH 6-30秒 非常に高い (既存HTTP CDNをそのまま利用) ビデオ会議、双方向通話、低遅延 1対多配信 低遅延ライブ配信(スポーツ、オー クション) VOD(ビデオオンデマンド )、 大規模ライブ配信
  2. MoQT (Media over QUIC Transport)の特徴 ネットワークレイヤー MoQT WebTransport HTTP/3 QUIC

    (+ TLS1.3) UDP IP ハンドシェイク 確立後データ通信 ネイティブアプリ
  3. 実装した仕様 種類 件数 RFC 40 FIPS (NIST) 4 SP (NIST)

    1 IETF draft 2 合計: 47種類の仕様を実装
  4. 実装方法 - ほぼ全てclaude - RFCなど、必要な仕様をかき集める - 実装した仕様とテストコードをセットにした台帳を用意、TDDで実装 - 基本はbypass モードで放置実装

    - 1日30分 - 1時間ほどかけて、指示を与え直したりテスト確認したり これを2ヶ月続けました。(現在、2050 commit over)
  5. 苦労したところ - bypassモードで放置実装・テストがしにくい所は手動でテストした - ループバックではなく、ネットワーク外から実行するテスト - AF_XDP - カーネル側の制御を行うためsudoが必要 -

    RFC等の仕様からトップダウンでTDDしたはずだが、 e2eで失敗しまくる - 実際のクライアントと対向させないと分からない部分もある
  6. なぜ? - openssl - - 1999 - 2026年 (27年間) で280件以上のCVEあり

    https://openssl-library.org/news/secjson/index.html nginx - 2009 - 2026年(17年間)で45件程度のCVEあり https://nginx.org/en/security_advisories.html 過去の様々な運用の中で、これだけの脆弱性を乗り越えてきている
  7. ただ... 強みとして、 - 依存がほぼない - 他のOSSに縛られない - 脆弱性の修正には、完全に自分の意思とタイミングで反映可能 - 別のWebサーバーがCVE発行

    -> AIが検知 -> 自動で水平展開チェック -> 反映 の流れを作れたら強いかも? 将来的に、今回作った実装の方がセキュアになる可能性も?
  8. ありがとうございました! EDムービー : 私のダンス動画 (AI) 動画: Seedance 2.5 / 人物画:

    実写をgrokでデフォルメ / 背景: フリー素材 / ダンス: 別動画 (フリー素材 )