Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
トライ キャッチの闇
Search
HANACCHI
December 26, 2023
Technology
0
67
トライ キャッチの闇
INVOKEされた先で、THROWされた例外を、上位XAMLのトライ キャッチで捕捉!
その時、INVOKEされた先で設定された値は戻ってこない!
さてどうするか!
HANACCHI
December 26, 2023
Tweet
Share
More Decks by HANACCHI
See All by HANACCHI
メール本文をどうやっつけるか
hanacchi
0
220
2024年のローコード界隈最新事情~業務担当者でもAI・生成AIを活用できる!~
hanacchi
0
330
AI JIMY - 登壇(インストール編)
hanacchi
0
390
AI JIMY - 登壇(設定編)
hanacchi
0
360
AI JIMY - 登壇(実行編)
hanacchi
0
360
パスワードを保存しますか?
hanacchi
0
380
テスト系アクティビティを使ってみる
hanacchi
0
400
君も小説家になろう!
hanacchi
0
180
マンション理事長、動く!
hanacchi
0
52
Other Decks in Technology
See All in Technology
【インフラエンジニアbooks】30分でわかる「AWS継続的セキュリティ実践ガイド」
hssh2_bin
1
420
Pythonを活用したLLMによる構造的データ生成の手法と実践
brainpadpr
2
200
OPENLOGI Company Profile for engineer
hr01
1
12k
成果のためのコミュニケーション - 語彙を育てよう -/communication-for-good-outcome-developing-vocabulary
hassaku63
3
130
分析者起点の企画を成功させた連携面の工夫
lycorptech_jp
PRO
0
220
映像・音声伝送システム
jtes
0
190
OPENLOGI Company Profile
hr01
0
53k
My Generation 年配者がこの先生きのこるには/My Generation How elder engineers can survive
kwappa
3
5k
HashHub会社案内「なぜ今、パブリックブロックチェーンに賭けるのか」
hashhub
3
75k
トークナイザー入門
payanotty
2
220
DenoでもViteしたい!インポートパスのエイリアスを指定してラクラクアプリ開発
bengo4com
0
1.7k
LINEヤフー新卒採用 コーディングテスト解説 アルゴリズム問題編
lycorp_recruit_jp
0
12k
Featured
See All Featured
Done Done
chrislema
180
16k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
326
38k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
31
2.8k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
From Idea to $5000 a Month in 5 Months
shpigford
380
46k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
49
4.7k
Statistics for Hackers
jakevdp
796
220k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
786
250k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
225
22k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
23
1.7k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
124
18k
Transcript
トライ キャッチの闇
はなっち!とは… 2020年11月 定年退職 同 年 同 月 有期契約社員
2022年7月 個人事業主化 2023年12月 相変わらず 2024年1月~ またお仕事いただけました! はなっち!の最近 在宅で、チャーハン、焼きそば三昧! ⇒冷蔵庫の最終処分役(^^♪ ⇒自己責任飯!! ! Twitter:hjmkzk Qiita:@HANACCHI FaceBook:hajime.kozaki
トライ キャッチ
例外 • 条件分岐アクティビティを使って、事象を判定すれば回避できる例外 • 通常の使い方では発生しないけど、設定次第では発生する例外 • 何時、どのようなタイミングで発生するか分からない例外 ➢ データテーブルに列を追加する時に、DT.Columns.Contains(“列名”)で既に存在しているかどうか判 断できるが、「データ列を追加」だけで実装したい。
➢ 所定フォルダ中にある、固定ファイル名のEXCELを読込み、特定シート中の、特定範囲を読み込む。 しかし、いつの間にか特定シートがなくなってしまった。 ➢ 特定シート中の、特定範囲を読み込むが、指定方法が悪い場合は、シート全体を読み込む仕様が提示 された。 ➢ 外部Webサーバからデータスクレイピングしているのだが、ネットワークが輻輳、遅延していて タイムアウトしてしまった。
例外拾わなくても分かる • 異常終了したら、そのダイアログが出るから、対策しなくてもいいぢゃん!! • UnAttended ライセンスによるタイムトリガー起動だと、そう言う訳にはいかない ➢ 異常終了した情報を収集し、例えば、スクリーンショットを取得するとか、異常をメールで通知 する仕組み、仕掛けを作成する。
こんな感じ(NORMAL) String.Join(String.Empty, 設定番号 .ToCharArray.Reverse.ToArray)
こんな感じ(ABNORMAL) String.Join(String.Empty, 設定番号 .ToCharArray.Reverse.ToArray) New BusinessRuleException ("DEMO EXCEPTION") 到達しない
こんな感じ(Try~Catch) String.Join(String.Empty, 設定番号 .ToCharArray.Reverse.ToArray) New BusinessRuleException ("DEMO EXCEPTION") 取得番号が渡されない
取得番号が渡されない String.Join(String.Empty, 設定番号 .ToCharArray.Reverse.ToArray) New BusinessRuleException ("DEMO EXCEPTION") INVOKE側でThrowが発行され、 設定した出力引数への返却処理が
行われていない!
設定した情報は返したい! • Throwする際のメッセージに、情報を載せてあげる • 出力引数のString型を止め、Dictionary型にする ➢ 例外として見せたくない情報だと、Catchした中で加工する必要がある ➢ コンストラクタを呼び出した時に、領域が確保され、データ設定が確定する(?)
やってみよう! String.Join(String.Empty, 設定番号 .ToCharArray.Reverse.ToArray) New BusinessRuleException ("DEMO EXCEPTION") 設定番号 &
"->" & 取得番号 & "=" & 取得辞書("V").ToString
まとめ • Try~Catchは、 想定している例外、想定していない例外を捕捉し、 ロボットとして異常終了させない事ができる! • 親のTry~Catchで括られた子の例外も捕捉できるが、 子からの情報を戻すことは簡単ではなく、工夫が必要である ⇒Dictionary型とか、DataRow型とか... •
やってやれない事はない! それが「UiPath」の楽しさよ UiPath
一生UiPathします How Do You Like "UiPath"?