Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テストことはじめ
Search
はない
July 10, 2016
Technology
0
450
テストことはじめ
Symfony Meetup#13 LT資料
はない
July 10, 2016
Tweet
Share
More Decks by はない
See All by はない
2018年目標を達成できなかった私が 今年こそ達成するためにしていること
hanahiroaze
3
490
組み合わせテストを簡単にするgemを作った話
hanahiroaze
0
220
MySQLとデッドロックの話
hanahiroaze
1
1.3k
ここが変だよ。このテスト〜テストケース爆発と戦う〜
hanahiroaze
1
1.5k
Symfony Best Practiceを読もう!(ついでに翻訳した話)
hanahiroaze
2
880
E2E Test Tips
hanahiroaze
0
160
Symfony2のi18n対応
hanahiroaze
0
760
開発合宿に行ってきました
hanahiroaze
0
130
GitHubよちよち会#3
hanahiroaze
0
160
Other Decks in Technology
See All in Technology
Amazon Q Developer for GitHubとAmplify Hosting でサクッとデジタル名刺を作ってみた
kmiya84377
0
3.5k
(非公式) AWS Summit Japan と 海浜幕張 の歩き方 2025年版
coosuke
PRO
1
310
AWS全冠したので振りかえってみる
tajimon
0
150
Devin(Deep) Wiki/Searchの活用で変わる開発の世界観/devin-wiki-search-impact
tomoki10
0
750
CSS、JSをHTMLテンプレートにまとめるフロントエンド戦略
d120145
0
160
DroidKnights 2025 - Jetpack XR 살펴보기: XR 개발은 어떻게 이루어지는가?
heesung6701
1
150
OCI Oracle Database Services新機能アップデート(2025/03-2025/05)
oracle4engineer
PRO
1
190
VISITS_AIIoTビジネス共創ラボ登壇資料.pdf
iotcomjpadmin
0
130
Azure AI Foundryでマルチエージェントワークフロー
seosoft
0
130
Snowflake Intelligenceで実現できるノーコードAI活用
takumimukaiyama
1
280
25分で解説する「最小権限の原則」を実現するための AWS「ポリシー」大全 / 20250625-aws-summit-aws-policy
opelab
2
130
SFTPコンテナからファイルをダウンロードする
dip
0
500
Featured
See All Featured
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
46
14k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
245
12k
The Language of Interfaces
destraynor
158
25k
The Invisible Side of Design
smashingmag
299
51k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.8k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
233
140k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
55
5.6k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
337
57k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
45
7.4k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
14k
Transcript
ςετ͜ͱ͡Ί !IBOBIJSP@B[F
ͳ·͑ɿՖҪɹߦ UXJUUFSɿ!IBOBIJSP@B[F ॴଐɿIJUPNFEJB 4ZNGPOZྺɿ̍ 99
テスト書いてない人 テスト書くの面倒くさい人
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wakare_re/20151127/20151127221321.png
None
俺はテスト書くけど、 みんなが書いてくれない。。。 カバレッジ上がらない。。。 つらたん(´・ω・`)
手をあげなかった方は、 テストコードを書く文化が 浸透しているっぽいので、 後ほど詳しく お話を聞かせたいただきたい と思います
書いたほうがいいっていろんな人が 言っているからには、 何か気づけていない価値があるはず
では、 なぜ面倒くさいと感じるか。 なぜなくても良いと思ってしまうか。 テストを書くと何が嬉しいのか。
可能性[0] 「そもそも書き方がわからないですー」 説
とりあえず書いてみよう
Q.どこまでの範囲のテストを 書くべき? A.テストコード/テスト自動化で 解決できる テストの種類は限られる。
継続的デリバリー p129 技術視点 ビジネス視点 支 援 評 価 機能の受け入れ テスト ユニットテスト
インテグレーションテスト システムテスト ショーケース(デモなど) ユーザビリティテスト 探索的テスト 非機能の受け入れテスト (キャパシティ/セキュリティなど) リグレッション テスト 自動化の対象
Q.どれくらいの量のテストを 書かないといけない? A.包括的なテストのためには (自動化可能なテスト全てにおいて) 80%以上のカバレッジが必要。 「継続的デリバリー」 P131-132
継続的デリバリー p129 技術視点 ビジネス視点 支 援 評 価 機能の受け入れ テスト ユニットテスト
インテグレーションテスト システムテスト ショーケース(デモなど) ユーザビリティテスト 探索的テスト 非機能の受け入れテスト (キャパシティ/セキュリティなど) リグレッション テスト 60% 20% 80% 80%
継続的デリバリー p129 技術視点 ビジネス視点 支 援 評 価 機能の受け入れ テスト ユニットテスト
インテグレーションテスト システムテスト ショーケース(デモなど) ユーザビリティテスト 探索的テスト 非機能の受け入れテスト (キャパシティ/セキュリティなど) リグレッション テスト 60% 20% 80% 80%
とはいえ、 いきなり理想像を目指すのは 大変なので、
継続的デリバリー p129より 技術視点 ビジネス視点 支 援 評 価 機能の受け入れ テスト ユニットテスト
インテグレーションテスト システムテスト ショーケース(デモなど) ユーザビリティテスト 探索的テスト 非機能の受け入れテスト (キャパシティ/セキュリティなど) リグレッション テスト ここから始めるのが よさそう。
可能性[1] 「開発中に画面ぽちぽち is enough」 説
「短気なプログラマのためのPHPUnitクックブック」 はじめに 下線は @hanahiro_aze 「自動化されたテストの価値は、 コードの作成や変更を行うときに 明瞭かつ迅速なフィードバックループを 構築するための優れたツールになる。」 「生産的にソフトウェアを開発していく上で、 『前進しているという感覚』は 必要不可欠なんだ。」
画面をぽちぽち触ることで、 「明瞭かつ迅速なフィードバックループ」 が回って、 「前進しているという感覚」 を得ているのではないか。
継続的デリバリー p129 技術視点 ビジネス視点 支 援 評 価 機能の受け入れ テスト ユニットテスト
インテグレーションテスト システムテスト ショーケース(デモなど) ユーザビリティテスト 探索的テスト 非機能の受け入れテスト (キャパシティ/セキュリティなど) リグレッション テスト ここの範囲のみ。
http://livedoor.blogimg.jp/hatima/imgs/d/1/d1f50872.jpg 1/3もカバーしてない♫
・画面からでないと、テストできない項目もある。 ・APIの受け入れテスト、ServiceClassのテスト を書くことで、「画面から確認する」+αの 安全性を担保しませんか? 「1/3もカバーしてない」けれど
「同じ機能に対して手動テストを2回以上 行っていることに気づいたら、 その機能がこの先変更されるかどうか 確かめてみる。」 変更がなさそうなら自動化する。 よく変更されるなら自動化から外す。 継続的デリバリー p139-140
可能性[2] 「納期・締め切り・時間無い」 説
hitomedia 開発合宿での一コマ テスト書くの面倒ですか? だって仕様きてから1週間後にリリースとかあるんだよ。 テスト書く時間無いじゃん。 Aさん 確かに。(泣)
テストする機能を絞ろう! 「自動テストを導入するための 最善の方法は、最も一般的で価値が高く 重要なユースケースから始めることだ。 そのためには顧客と会話して、 本当のビジネス価値がどこにあるのかを 明確に特定し、その上で、 テストを使ってその機能を リグレッションから守るのだ。」 継続的デリバリー p139
テストする機能を絞ろう! (例) ・ViewModel/帳票出力のデータ取得 ・バリデーション 継続的デリバリー p139
設計の正しさを確認するためのテスト テストしづらいコードは設計がイケてな い可能性を疑う。 (例) ・条件分岐の一方はarrayが返るけど、 他方はModelObjectが返ってくる。。。
可能性[3] 「I am ドメインエキスパート」 説
hitomedia 開発合宿での一コマ そういえば、なんでテスト書かないで いままでやってきたんですか? ずっと一人で作ってたし、 仕様がわかりきってるから、書く意味ないと思うんだ。 Aさん 大変でしたね。。泣
http://bit.ly/29qgkTr ひとりじゃない〜♫
継続的デリバリー p129 技術視点 ビジネス視点 支 援 評 価 機能の受け入れ テスト ユニットテスト
インテグレーションテスト システムテスト ショーケース(デモなど) ユーザビリティテスト 探索的テスト 非機能の受け入れテスト (キャパシティ/セキュリティなど) リグレッション テスト ここは顧客も 巻き込む。
昨日の自分は他人 ・テストケース=仕様書に寄せていく。 ・設計の正しさの検証をする。
実際に書いてみた
実際に書いてみた
ͰɺԿ͕خ͍͠ͷʁ ・フィードバックループ ・リグレッション防止 ・書いてみると、実はそんなに難しくない (辛いところもあるけど。。。) ・イケてない設計に気づく。
͝੩ௌ ͋Γ͕ͱ͏͍͟͝·ͨ͠ɻ
参考 ・短気なプログラマのためのPHPUnitクックブック https://leanpub.com/grumpy-phpunit-jp ・継続的デリバリー http://amzn.to/29CHQzq ・アジャイルソフトウェア開発の奥義 http://amzn.to/29wm3M7