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Notes的減量サバイバル

 Notes的減量サバイバル

Notesデータベースにはサイズ制限があります。この資料ではNotes/Dominoに実装されてきたデータベースのサイズを抑制できる様々な機能について紹介しています。

2018年月日開催の「のの会 第2回」で使用したスライドです。

Haruyuki Nakano

September 17, 2022
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Transcript

  1. サバイバルの歴史 Ver. 新機能 9 ビューの移動 8.5 添付ファイルの移動 8 設計の圧縮 文書データの圧縮

    7 DB2へ移動 6.5 添付ファイルのLZ1圧縮 6 ビットマップの圧縮 シングルコピーテンプレート 5 文書のアーカイブ
  2. 未読マークを使用しない  アプリケーション内にユーザーごとに未読IDテーブルを保持しなくなります  未読IDテーブルはリソースを節約するために UNID でなく Note ID のリストを格

    納しています  ビューで「未読マークを表示しない」設定にするだけではサイズに影響しません  既存アプリの場合、-c -U オプションを付けて圧縮します
  3. 添付ファイルをLZ1方式で圧縮する  圧縮アルゴリズムが Huffmann から LZ1 に換わります  テキストファイル以外でも高い圧縮率 

    添付ファイルが多いアプリケーションに効果あり  既存アプリの場合、-c -ZU オプションを付けて圧縮します  バージョン 6.5.6, 7.0.1 以降、ODS 43 以降
  4. 文書を移動する (アーカイブ)  文書を別の NSF ファイルへ移します  移した文書は元の NSF ファイルから削除できます

     保存先をデフォルトの /archive から変更できます  –a オプションを付けて圧縮するとアーカイブと削除も行います  バージョン 5 以降
  5. 添付ファイルを移動する (Domino Attachment Object Service:DAOS)  添付ファイルをリポジトリへ移動し、文書上にはチケット(リンクのようなもの)が残ります  サーバー内の NSF

    ファイル間で同一の添付ファイルを共有します  リポジトリを Data ディレクトリの外で運用できます  既存アプリの場合 –C –DAOS on オプションを付けて圧縮します  バージョン Domino 8.5 以降、ODS 51 以降
  6. ビューを移動する  ビュー索引を NSF ファイルからビュー索引ファイル (.NDX ファイル) へ移動します  Data

    ディレクトリ以外の場所を NIFBasePath=path で指定できます  既存アプリの場合、-c –nifnsf on オプションを付けて圧縮します  .NDX ファイルは最大 1TB  バージョン Domino 9.0.1 FP8 以降、ODS 51 以降
  7. RDBへ移動 (IBM Enterprise Integrator:IEI)  IBM Enterprise Integrator は別途入手が必要です 

    外部データソースとしてDB2, Oracle 等がサポートされています  アーカイブや同期のほか、リアルタイムにアクセスするためのアクティビティを 設定できます  Notes クライアントから文書を開いたり、作成、更新、または保存の操作を行う と、これらのイベントへの作用により、Advanced RealTime でサポートされて いる外部データソースに Notes フォームから即時にアクセスできるようになり、 データが即時に取得されます