2022/11/19 ひとよしくま熱中小学校での一時限目の資料です。
人口少ない? 地元に何もない?ないない尽くしでも、仲間を集め遠くへ行くためのコミュニティの作り方2022/11/19Hideki Ojima | Parallel Marketer / Evangelist@hide69oz http://stilldayone.hatenablog.jp/
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お招きいただきありがとうございます!
小島 英揮パラレルマーケターStill Day One 合同会社 代表社員
移動を苦にしないタイプです
昨日は鹿児島に前入り!!
今日も楽しみです!!
パラレルマーケターとは?
正・副の「副」業ではなく、同時並行(パラレル)での「複」業https://www.tech-street.jp/entry/2020/02/18/120847
パラレルマーケターとしての実績
プラン + 実行主体プラン + 実行支援(マネジメント支援)既にあるプランと実行へのアドバイス代走伴走コーチパラレルマーケターとしてのかかわり方
就「社」ではなく、就「職」でキャリアスタートhttps://www.onecareer.jp/articles/2599
ココ
これまでのキャリアと技術トレンドの変遷C/SシステムRDBERPインターネットWebOSSRIAクラウド モバイル(スマホ)アプリSaaSAIVR/AR/MRFinTech1991 1999 2002 2009 2017XML
これまでのキャリアとカバー領域、スキルの変遷C/SシステムRDBERPインターネットWebOSSRIAクラウド モバイル(スマホ)アプリSaaSAIVR/AR/MR電子決済1991 1999 2002 2009 2017XMLマーケティング英語・異文化コミュニケーションIT/B2Bチーム/コミュニティ/会社マネジメントプレゼンテーション非IT/B2C
マーケティングとは?ターゲットに行動変容を促すあらゆる活動
アマゾン(AWS)時代に影響を受けた考え:10年後も変わらないことを考えよう"『今後10年で何が変わるか』という質問はしょっちゅう受けますが、『今後10年で変わらないものは何か』という質問を受けたことはほとんどありません。私が思うに、実際には二番目の質問のほうが重要です。なぜなら時を経ても変わらないものを柱にして事業戦略を立てることができるからです。"By Jeff Bezos
コミュニティマーケティングの効果や進め方についての書籍発刊2009 - 20162017 ~2019コミュニティマーケティングの進め方や事例共有のためのコミュニティ。過去4年半で50回以上開催、メンバー3,200名以上AWS日本法人一人目の社員としてJoin。マーケティング統括としてクラウド市場開拓をコミュニティ構築(JAWS-UG)を通じて実施。アマゾン(AWS)時代から“コミュニティマーケティング”が一つの軸に
コミュニティマーケティングの手法は地域活性化にも有効
コミュニティリーダーズサミット in 高知(CLS高知)• ワーケーション→前夜祭→本編→後夜祭→大人の遠足、の最長5Days!!• 県内外から約100名の参加者(オフライン)• 期間中、1,300を超えるツイート高知に年2回(初鰹編/戻り鰹編)コミュニティリーダーな人が集まる、Connecting Dotsな場。2018年~2022年で10回開催
鮎の友釣り テントサウナ SUP体験ワーケーションプランでは仁淀川を満喫
CLS高知 次回は5月20日開催Save the Date!!
本日のキーワード:・遠くに行きたければみんなで行け・コミュニティマーケティング・想起の重要性
遠くへ行きたければみんなで行け!
会場の皆さんに質問です
皆さんの地域で解決したい課題や、ご自身がやりたいことはありますか?そしてそれは、一人でもできることですか?それとも仲間が必要ですか?
仲間が必要な場合、既に十分な仲間がいますか?もっと仲間が必要ですか?
「もっと仲間が必要」な人に役立つのがコミュニティ×マーケティングの方法
今日お話する「コミュニティ」の意味の確認
元は「地域軸」に根ざした共同体の意味コミュニティとは?↓現在では目的・理念等の「関心軸」を共有する人の集まり
「関心軸」が同じ→異なる立場、視点でもコミュニケーション、相互理解が成立しやすい
「関心軸」が同じで、立場、視点が異なる人の集まり→俯瞰した視点、尺度=「外のモノサシ」が得られやすい
コミュニティの4分類賛同者・理解者が増え続けるコミュニティの領域関心軸所属組織・地域軸クローズド オープン町内会などの領域今日お話する領域
コミュニティ×マーケティングの概要
「製品・サービス」や「考え方」のファン=賛同者からスタートするマーケティング施策= コミュ二ティマーケティング
既存のマーケティングファネル コミュニティマーケティングのファネルMALMQLSQLPOCMRRYoYGrowth20%20%30%50%ファンスケーラブル!!減少増加
コミュニティで成功している企業B2B / B2C の垣根なく存在
アマゾン: JAWS-UG
2010年2月23日初回エントリー:120名JAWS-UGの成長:2010 → 20202020年6月各支部の総登録数*:約40,000人* 重複あり
JAWS DAYS 2021(2021/03/20 開催)オンライン対応することで、過去最高の4,000名近いエントリーを記録コロナ禍でのオンライン環境でも更に成長
ちなみに、2009年当時のAWSを取り巻く状況
ネガティブキャンペーン認知度不足・誤解地理・言語の壁パトリオット法黒船セキュリティ本屋のアマゾン本屋のサーバー日本スタッフ不在日本語でググれないドキュメント、webが英語東京にDCがない「日本品質」「日本は違う」「安かろう、悪かろう」四面楚歌
2009年当時のクラウド戦場ココ
いつ、誰と、どこに向かって走り出すかがカギ
成長するコミュニティの作り方Sell Through The Community
Sell Through The Community直接「売り込む」方法ではスケールしないコミュニティを通じてスケールさせるベンダー コミュニティベンダー コミュニティ
満足度 = おススメ度
コミュニティの中で見つけられるためにはコミュニティに「売る」のではなくコミュニティに「満足」してもらう
コミュニティの成長要因は?
• コンテキスト ファースト• トラストファースト• アウトプットファーストコミュニティ成長のための3つのファースト
コンテキストファースト
どちらの状態を目指すべきか?
共感できる「旗」を立てる!→共通のコンテキストに
ピザとビールはコンテキストではない
とりあえず人数を集めてから「旗」は後回し・・ダメ!絶対!
アウトプットファースト
アウトプットがないと広がらないコミュニティ
発見系コンテンツ確認系コンテンツ×「同じ立場」の情報発信者(スピーカー)「共感」を産むアウトプット
アウトプットがインプットを呼び、再びアウトプットにつながる
アウトプットはどのように伝わるか?
ボーリングピン
Efficient!!既存のマーケティングに必要なコンテンツと結果コミュニティマーケティングに必要なコンテンツと結果
トラストファースト
トラストファースト=つまり、心理的安全性が担保されている場であることが重要安心できる場の提供アウトプット(情報流通)が増える反応しやすい拡散しやすい参加者が増える興味を持つ人が増える
コミュニティ成長に必要のは参加者の「数」ではなくて「選択」
=ファーストピンリーダーフォロワーワナビーズ20%80%コミュニティ参加者の3レイヤー
コミュニティ参加者の3レイヤー= 商品、サービスのファン、かつ「アウトプット」ができている人= ロールモデルの「アウトプット」を「フォロー」(追随)できる人= 興味はあるが、インプットのみを要求「アウトプット」も「フォロー」もしない人リーダーフォロワーワナビーズ初期はここにフォーカス
フォロワーがリーダーを作るhttps://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement?language=ja
リーダーフォロワー※リーダーの数をフォロワーが超えたところで、拡大がスタート
人が集まっている状態や、集まるスピードが「可視化」されている※皆が集まってる様が丸見え=いつ参加しようか、と考えやすい
想起の重要性
認知 想起“知っている、聞いたことがある”状態“考えたり行動するときに思い出される”状態マーケティングではコチラが重要
想起とは、行動との紐付けである
すぐ欲しい!連絡したい!売りたい!〇〇したい! YourBrand
「コミュニティ」を創る際も、ターゲットになる人が、どんな行動をするときに想起されたいのかを設計するのが超重要!!
コミュニティ成長を阻害する3つのNG
コミュニティ成長のための3つのNG• ヒト軸主体の集まり• インフルエンサー偏重• 知識マウンティング
インフルエンサーマーケティングとは根本的に異なることに注意
参考:日本では「インフルエンサー」はリーチはできたとしても、購買行動への寄与は低い
明日からの行動が変わりそうですか?・遠くに行きたければみんなで行け・コミュニティマーケティング・想起の重要性
おさらいはコチラでも!
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