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『自分で判断できるか』を基準に、プロダクトのハンズオン研修でAI利用の線を引いてみた / Wh...

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August 27, 2026

『自分で判断できるか』を基準に、プロダクトのハンズオン研修でAI利用の線を引いてみた / Where We Drew the Line on AI in Hands-on Training

エンジニア育成に向き合う ~先輩たちの悩みと知見共有会~ で発表しました。
https://findy.connpass.com/event/402630/

新卒向けプロダクトハンズオン研修で、AI利用を「コードリーディング以外は使わない」と線を引きました。基準は『AIの出力が正しいかを自分で判断できるか』
AI・MCPで見れる中、あえて線を引いた理由と、それが良かったかはまだわからない、という現時点の正直な話です。

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August 27, 2026

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Transcript

  1. About Us 伝統と⾰新が融合する、あたらしい集合体へ。 伝統は⾰新へ。 ⻑年培ってきた知識や技術を常に変化させることで、 伝統的でありながら⾰新的なサービス・プロダクトに昇華させます。 アフィリエイト=古い、時代遅れ。 そんな概念を覆し、新しい価値を創造します。 Delight Exciting

    Eager Exceed 喜び わくわく 熱⼼ 超える この4つが私たちDEEEをカタチづくる⾔葉です。 そして、私たちの熱量はステークホルダーの 想像を超えた、喜びやわくわくを⽣み出します。 ADWAYS DEEE Copyright © ADWAYS DEEE Inc. All Rights Reserved. 2
  2. SELF-INTRODUCTION 自己紹介 名前: Matsutani Yuki ほにゃにゃ / まっちゃん X: @honyanyas(yuki

    / ほにゃにゃ) 所属: 株式会社ADWAYS DEEE アドテクノロジーディビジョン 会社テックブログ執筆記事 https://blog.engineer.adway s.net/search?q=%E3%81%B E%E3%81%A3%E3%81%A1 %E3%82%83%E3%82%93 登壇資料 Speaker Deck https://speakerdeck.com/ honyanya/ ソーシャルの姿 趣味: YouTube|お酒|麻雀 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. Xアカウント @honyanyas https://x.com/honyanyas 44
  3. CHAPTER 1| 研修内容 技術職(エンジニア)の新卒教育 • • • 毎年教育内容を更新 2026年の実績 ◦

    オンボーディング ▪ 組織・技術研修 ◦ 技術研修 ▪ アジャイル基礎(スクラム・XP) ワークフローツール(n8n) ▪ バックエンド(Go/TDD/API開発) ▪ DB(SQL/BigQuery) ▪ インフラ(AWS) ◦ プロダクト研修(※後述) ◦ 輪読会 約1ヶ月実施後、チーム配属へ Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. アドテクノロジーDivの新卒エンジニア研修 をご紹介 https://blog.engineer.adways.net/entry/ 2021/07/02/120000 ※2021年 全研修内容 「来たくなるオフィス」を創造:レゴスクラ ム研修の舞台裏 https://blog.engineer.adways.net/entry/ 2023/07/14/120000 ※2023年 スクラム研修 2024年新卒研修:レゴスクラムで技術力に依 存せずスクラムを学ぶ! https://blog.engineer.adways.net/entry/ 2024/08/29/120000 ※2024年 スクラム研修 はじめての新卒教育設計 https://blog.engineer.adways.net/entry /2024/07/05/120000 ※2024年 教育設計 7
  4. CHAPTER 1| 研修内容 プロダクト研修 はじめての新卒教育設計 https://blog.engineer.adways.net/entry /2024/07/05/120000 ※2024年 研修設計 •

    2024年から追加 ◦ 開発しているプロダクトについての知識と理解を深めるため • 研修内容 ◦ 広告ドメイン研修(担当:プロダクトマネージャー・プロダクトエンジニア) ▪ インターネット広告・計測の仕組み ◦ プロダクト世界観(担当:プロダクトマネージャー) ▪ プロダクトの方向性・戦略 ◦ ハンズオン研修(担当:アプリケーションエンジニア) ▪ 画面/処理/データ・模擬お問い合わせ Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 8
  5. CHAPTER 2| 教育におけるAI使用をどこまで許容するか? 教育に対するAIポリシーもあり、利活用を推奨 技術研修オンボーディングでAIポリシーを説明 • 狙い ◦ 業務中のAIの使い方について理解する ◦

    技術教育とバッティングしない形でのAI活用を奨励する • ポリシー ◦ 開発工数を削減するために活用、開発品質を下げることはNG ▪ 基本文法の理解や思考を必要とする箇所では避ける ▪ 文法学習を目的としない研修については活用を推奨 他にも活用シーン・避けるべきシーンが記載 Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 10
  6. CHAPTER 2| 教育におけるAI使用をどこまで許容するか? ハンズオン研修はどうするか 自社サービスのDBのMCP化は、Toolboxを 使えば簡単でした https://blog.engineer.adways.net/entry /2026/08/26/120000 ポリシーではどの研修にも利活用を推奨していた それでも自分が担当するハンズオン研修は線を引きました

    • コードと違い、プロダクトやドメインはAIから期待する回答は 得られない ◦ MCPでデータは取得可能な状況ではある ◦ 画面でどう操作した結果(処理)を知らないと、 正しい判断はできない ◦ 講師への質問・新卒同士の相互確認を大事にしたい • テスト環境ではあるが、コマンドやSQLを叩く ◦ 内容とふるまいを理解していないまま叩くクセは本番でも出る ▪ システム障害や事故へ Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 12
  7. CHAPTER 2| 教育におけるAI使用をどこまで許容するか? 担当する研修で決めた線引き コードリーディング以外は使用を禁止した • プロダクトに関わることは、AIから期待する回答は基本得られない ◦ 基本わからないことばかり、質問をして解決をしていきましょう •

    プロダクト開発・運用に関わる基礎力をつける ◦ サーバーのコマンド、SQLなどを実際に叩いて欲しい ▪ 本番環境における障害・インシデント対応があった場合、生 成AIが生成されたものをそのまま打ちますか? • コードリーディングは概要を掴むのに良い Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 13
  8. CHAPTER 2| 教育におけるAI使用をどこまで許容するか? 実際の研修でのトピック • ログの確認 ◦ SSH接続 ◦ ディレクトリ・ログファイルの場所

    • データの確認 ◦ 接続方法 ◦ テーブル確認 ◦ EXPLAIN • 処理 ◦ コードリーディングを元にした内容確認 他研修で触れなかった部分の補足もできた Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 14
  9. CHAPTER 3|まとめ 何もわからない状況ではAIの出力が正しいかを判断できない まだ入ったばかりの状況 (構文やコードの読み方は技術研修で押さえている前提) • ドメイン知識・プロダクトの仕様 ◦ 画面・処理・データの関係をまだ知らない ◦

    →研修や相互確認を通して理解をまずはする • コード・コマンド・SQL ◦ 何をしている処理か、実行したことによる影響がわからない ◦ →コードの概要はAIで掴む(理解の補助) ◦ →ローカルやテスト環境で実際に調べてみる ◦ →構文やコマンド・クエリを調べる AIの出力が正しいかを、自分で判断できるまでの基礎力・知識は一定必要 判断できないことは自分の手で確認を、判断できることはAIで Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 16
  10. CHAPTER 3|まとめ 愚直にやった経験の恩恵は、すぐには見えない • これが良かったかはわからない ◦ AIで基本できる ▪ MCP経由でのデータ確認 ▪

    AIにサーバー接続を許可すれば、ログ確認も • ここ数ヶ月で答えは出ないが、長期的にみたときに「良かった」とい う体験が来るといいな AIで速くやることもいいが、時には遠回りが近道になる そう信じて、AI利用の線を引いてみました Copyright © Adways DEEE Inc. All Rights Reserved. 17